弁理士。(1925年-1992年9月) 浜松市生まれ。1947年東京帝国大学法学部卒、高等試験行政科合格、農林省入省、1950年農林中央金庫に入る。76年ダイキンプラント常務取締役。常任監査役。弁理士。
国文学者。(1911年10月29日-1981年) 1936年東京帝国大学文学部国文科卒、学習院大学文学部教授。定年直前に死去。
2011年のゴールデンウイークは大分、熊本方面に行きました。5月2日の夜に南港からフェリーに乗って翌朝別府港に着きました。そこから最初の目的地の竹田市の佐藤義美記念館に行きました。佐藤義美さんは昭和の童謡詩人、童話作家で代表作は「犬のおまわりさん」と「グッドバイ」です。妻が絵を習っていた奥野北雄先生は若い頃に東京で佐藤義美さんと出会い様々なことを吸収されお世話になった人生の恩人だそうです。 奥野先生の略歴ですが戦後海軍除隊後は舞鶴中学に復学されました。朝鮮戦争の頃に佐世保におられて米兵の似顔絵書きで絵の勉強をする資金を貯められました。その頃、母校の中学の後輩だった二谷英明さんを佐世保に呼び寄せ…
これやこの ゆくもかえるも運動の ゆくへも知らぬ 恋のみちかな(下) 特集 行方しらずの運動論 社会主義人物事典用原稿 村上義博 ▲1930年ごろうまれ▲55年ごろ没▲自由労働者▲学歴未詳▲筆名 沖田▲中央自由労働組合・野蛮人社・黒色青年連盟・AC労働者連盟・自由運動社・日本アナキスト連盟などに所属。村上については2-3の断片的伝聞だけで、ほとんど資料がない
○「開館20周年記念 Colorful 宮本三郎 彩られた世界」(宮本三郎記念美術館) (会期:2024年4月2日(火)~9月1日(日)) ○「[館蔵]春の優品展 王朝文化へのあこがれ」(五島美術館) (会期:2024年4月6日(土)~5月6日(月・休)) ○「収蔵コレクション展「人物を描く」」(長谷川町子美術館) ○「企画展「長谷川町子のデザイン」」(長谷川町子記念館) (会期:2024年4月6日(土)~7月21日(日)) ○「空模様と民家 向井潤吉の民家日和」(向井潤吉アトリエ館) (会期:2024年4月2日(火)~9月1日(日))
平成17年10月から11月にかけて西宮市大谷記念美術館で、「生誕100年 今竹七郎大百科展」 が開催された。南陀楼さんがブログ「朝6時に大阪で、夜10時は神戸だった - ナンダロウアヤシゲな日々」で紹介されていたので、私も観に行ったと思う。図録を見ると、今竹が表紙を描いた京都の吉田忠商店(現吉忠)の商報『京都吉田忠商報 きもの』4冊がカラーで掲載されている。表紙が今竹というだけで注目すべき雑誌だが、寄稿者も超絶であった。 京都の古書店ワキヤ書房の脇清吉が主宰した『プレスアルト』22・24輯(プレスアルト研究会、昭和13年10月・14年1月)に掲載された上田葆(吉田忠商店宣伝部長)「編輯者の手帖…
有給を取ったので今日まで4連休だった。やはり週休は3日からに限る。4日も休んだらすっかり休んだという気になれる。 午前中は新宿に映画を観にいく。『スケアクロウ』という映画。面白かった。不安定で不器用なところのある二人の男が道中で色んな人と出会い、色々と騒動に巻き込まれながら旅するロードムービー。 午後は久々に美術館へ行こうと思ったのだが、そういえば休日の翌日というのは閉めるところが多いのである。案の定、主だったところは大概閉館していた。さしあたって行くところもないが、このまますぐ帰りたくもないので、そのまま新宿から千駄ヶ谷まで歩いた。新宿御苑でもと思ったがここも今日は閉園で入れない。道伝いに歩…
年末なので、当方が今年見に行った463の展覧会の中から個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・「ラテンアメリカの民衆芸術」展(2023.3.9〜5.30、国立民族学博物館) タイトルが如実に示しているように、ラテンアメリカ=中南米諸国において(アーティストに限らない)民衆たちが作った民芸品や、人々の社会運動の中で作られた作品などが並ぶ展覧会だったが、私たちが簡単に「民衆」と言って済ませてしまう諸存在の現在に至るまでの歴史的な形成過程にまで踏みこんだキュレーションがなされることで、中南米諸国において「民衆」という概念それ自体がいかに問題含みであるかも感得できるものと…
○「倉俣史朗のデザイン 記憶のなかの小宇宙」 (会期:2023年11月18日(土)~2024年1月28日(日)) ○「第7回宮本三郎記念デッサン大賞展」 (会期:2023年11月22日(水)~12月10日(日)) (世田谷美術館) ○「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」 (渋谷ヒカリエ 9F ヒカリエホール) (会期:2023年11月25日(土)~12月28日(木)) ○「初公開の仏教美術 如意輪観音菩薩像・二童子像をむかえて」(半蔵門ミュージアム) (会期:2023年11月22日(水)~2024年4月14日(日)) ○「浜口陽三展 3つの…
義父の命日なので縁のある奥多摩に向かう。奥多摩から秩父も義父は絵を描きに訪れていたそうだ。 奥多摩にある青梅美術館には義父の絵が死蔵されている。 独立美術協会創立メンバーである小島善太郎記念館でもある青梅美術館。 以前から観たいと思っていた小島善太郎の「四谷見附」の現物を観れた。眼福。 小島善太郎が娘さんの敦子さんを描いた絵葉書「編み物」を購入。編み物をしている敦子さんの後ろに「四谷見附」が見える作品。敦子さんは日野の自宅兼アトリエ跡にて小島善太郎の遺品を守っておられた方で、のちにそこと遺品を日野市に寄贈された方。 独立美術協会の100年史などへの資料協力もされた方だ。 青梅美術館の書架の資料…
私は四年生の大学に通って初期に一般教養を学んでいないので「教養がない」と、弄られることが同人仲間内ですらあった。 その教養がないの乱発を受けたのは世田谷区の旧制からの私立大学史学の学閥が一番偉い職場だったが、そこ出身のアカデミックな歴史学界な団塊Jr.のガス抜きに私は使われたいたように今は思う。 私を弄ってガス抜きしていた人のうち正規研究職になれたのはごく僅かで、アラフの今も非正規が多いと聞く。ザマァと実は感じた。 ある日、後から入ってきた人に「どこの大学」と問われ高卒と答えたとたん癇癪を起こされた。 「その場所に入りたくて仕方ない仲間が多くいるのに、自分たちが大学と院で努力を重ねている期間に…
○「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈 色彩は踊り、共鳴する(前期)」 (大田区立龍子記念館) (会期:2023年10月21日(土)~12月3日(日)(前期)) ○「PATTERNS AND VARIATIONS 宮本三郎 絵画の変奏曲」(宮本三郎記念美術館) (会期:2023年10月7日(土)~2024年3月10日(日)) ○「[特別展]古伊賀 -破格のやきもの-」(五島美術館) (会期:2023年10月21日(土)~12月3日(日)) ○「向井潤吉の描く民家と自然美 津々浦々のきらめき」(向井潤吉アトリエ館) (会期:2023年10月7日(土)~2024年3月10日(日)) ○「石川真…
1952年5月、新潮社から刊行された張赫宙(1905~1997)の長編小説。装幀は宮本三郎。 目次 第一部 ゴルゴタへの道 第二部 避難民 第三部 絶望の彼方 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
戦前、日本の画家の多くが戦争、戦地、兵士などを記録するため、それぞれ自己の画風を活かした戦争記録画を描いている。これらの絵は、戦前、戦後発刊された美術図鑑や画集に収めれている。それ以外に、実は、戦前発行された軍事郵便絵葉書に多数印刷され、流布していた。 鶴田吾郎と鈴木良三の作品 郵便愛好家たちは、日付、野戦郵便局印、宛先・差出部隊名、検閲印などに関心を持っている。また、戦争の歴史を留めるために、書かれた内容に着目して、分析している歴史研究者もいる。戦地から兵士たちがどのような内容の文面を書いたのか、検閲を擦り抜けて、どこまで心情を吐露しているのかなどに関心を持っている。 私も120枚ほど軍事郵…
5月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)耳傾け小鈴のようなアマドコロ 雅舟 【花】アマドコロ(ユリ科) 【花言葉】心の痛みのわかる人 【短歌】 清楚なる白いみどりの花を垂れアマドコロ咲きひとのやさしき 鳥海昭子 筒状の小さな花を葉の脇から鈴のようにつり下げる アマドコロ。働き者で目もとの涼しい友人は耳が不自 由で、この花が好きだと手話で熱心に言うのでした。 【季語】 郭公 【俳句】 郭公や何処までゆかば人に逢はむ 臼田 亜浪 郭公やサラダのやうな朝がくる 喜納とし子 郭公の声のしづくのいつまでも 草間 時彦 【三行詩】 郭公がカッコウと鳴くのは誰しも認めよう 仏…