作曲家、指揮者。随筆作家。 1924年(大正13年)4月7日、生まれ。2001年(平成13年)5月17日、死去。 『ラジオ体操第二』、童謡『ぞうさん』、管弦楽組曲『シルクロード』、オペラ『夕鶴』の作曲や、雑誌「アサヒグラフ」に36年間1814回もの永きに渡って連載された随筆『パイプのけむり』(1964年(昭和39年)6月5日〜2000年(平成12年)10月13日)等の作家で知られる。 2001年(平成13年)5月17日、公演先の中国江蘇省蘇州市にて心不全のため急逝(享年77歳)
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東京・六本木に「香妃園」という著名中華料理店がある。勤務先の通信社が虎ノ門のアメリカ大使館前にあった当時、昼食のため職場の何人かで10数分歩いて、この店に何度も通った。頼むのは、みんな名物の「鶏煮込みそば」だった。この店の名前は伝説の美女「香妃」にちなんだものらしい。「香妃」に絡む悲話も伝わっており、そばは深い味といえる。
シベリアの旅 私の歌曲の出版について私の名が問題になった。ヘップバーン式(ヘボン式)に綴ると、耕作はkosakuとなる。が、それをそのまま、ドイツ流に発音すると、コォザクゥとなる。 「クゥはドイツでは牝牛だ。日本の作曲者が、はじめてドイツで出版するのに、『コォザの牝牛』では可笑しかないか。最初の出発だ、何とか研究しよう。コォザクゥ。どうも汚いなあ!」 書房の主人は笑いこけた。 私は母校の発音学の教授に相談した。何回となく私の発音に耳を澄ましていた教授は、紙片にkôsçakという6文字を書いて見せた。そして、日本語の S は単なる S ではない。フランス語のCの音と S の結合だ。それに発音しな…
お題「わたしの癒やし」 今日は曇りのち晴れ。 今日昼下がり、チェジュ航空機を目撃した。 その様子は次の写真(3枚)のとおりである。 それにしてもこのところ、なぜかチェジュ航空機を目撃する機会が多いような気もする。 さて今回は、これまで再三取り上げて来た音楽教科書掲載の「花の街」(作詞/江間章子、作曲/團伊玖磨。1947年)の話である。 ネット上では、次の過去記事にも書いたようにその一部歌詞について、いずれが正解なのかを巡って議論があった。 桜の花と昭和の歌声(花の街) - 諦観ブログ日記(3月31日) その一部歌詞とは、1番の歌詞「春よ春よと」or「歌いながら」と、3番の歌詞「(泣いていたよ)…
追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』 表紙 追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』 團伊玖磨 近藤史人(NHK取材班) 著 日本放送出版協会 発行 1992年7月20日 第1刷発行 ムソルグスキーの『展覧会の絵』。クラシックにあまり詳しくない自分でもCDを持っており、最近ではベルリンフィルがコンサートで演奏しているのをテレビで見て録画していました。また以前、ロシアの声の国際放送の開始曲で、この曲を使っていたのも思い出します。この本では、この曲の元になったガルトマンの絵画の探索など、この曲の謎を探究しています。 『展覧会の絵』私見 團伊玖磨 人間の営みの中で生まれ育って来た芸術を、音楽、文学、演劇、舞…
今朝。 予報通り雨。でも、小雨もしくは霧雨っていう感じだった。それにしても雨や曇りの空の写真はつまらんのう。昨日のウェザーニュースの予報では7時まで雨マークだったんだけど、今(10時40分)も降ったりやんだり。今予報を見たら9時以外は全部雨マークで12と13時が雲マーク、14時からやっとお日様マークになってた。お天気の回復が予想よりも遅れてたということね。アサイチのPCの画面に表示された気温は20℃。今日の予想は26℃/20℃。 お散歩。 昨日は午前中にまた鶴見川コースをテクテクテク。いいお天気でそれほど暑くもなくて気持ち良かった~。 カルガモがいたんだけど、この辺りではあまり見た覚えがない。…
(美しい山形の田園風景=板垣光昭氏撮影) 日本でも長い間歌い継がれている「世界の民謡」がある。アイルランド発祥の『ロンドンデリーの歌』もその一つだ。ところが当のアイルランドで、この歌のことを聞いても、自分たちの国の民謡だと知っている人はほとんどいなかったと、作曲家でエッセイストの團伊玖磨(1924―2001)が書いている。團によると、時代の変化とともに世界各地の歌が消えているという。その背景にあるのは何だろうか。
ヒグラシが鳴いている調整池の森 夕方、近所の調整池を回る道を散歩していますと、近くの森から「カナカナカナ」というヒグラシの鳴き声が聞こえてきました。その声は、私の耳には哀調を帯びているように入って来たのです。同じセミでもクマゼミのけたたましさに比べたら段違いなのです。昼間の猛烈な暑さが、少しだけ和らいだ印象を受けました。暑さの中で続いた参院選も終わりました。政権を握る自公が国民の厳しい審判を受け、政治の季節は夏休みとはいかないようです。
かなり以前の話になる。海外に転勤する友人に、一冊の本とトラベルウォッチ( 旅行用の小型目覚まし時計)を記念に贈ったことがある。どんな理由だったのだろう。当時の備忘録を読み返してみた。それは作曲家、團伊玖磨さん(1924—2001)の旅に関するエッセー集を読んだことがきっかけだった。その備忘録には、以下のようなことが書いてあった。
2011年のゴールデンウイークは大分、熊本方面に行きました。5月2日の夜に南港からフェリーに乗って翌朝別府港に着きました。そこから最初の目的地の竹田市の佐藤義美記念館に行きました。佐藤義美さんは昭和の童謡詩人、童話作家で代表作は「犬のおまわりさん」と「グッドバイ」です。妻が絵を習っていた奥野北雄先生は若い頃に東京で佐藤義美さんと出会い様々なことを吸収されお世話になった人生の恩人だそうです。 奥野先生の略歴ですが戦後海軍除隊後は舞鶴中学に復学されました。朝鮮戦争の頃に佐世保におられて米兵の似顔絵書きで絵の勉強をする資金を貯められました。その頃、母校の中学の後輩だった二谷英明さんを佐世保に呼び寄せ…
アスパラガスの和名が阿蘭陀雉子隠しだと教えてくれたのは、團伊玖磨氏のエッセイでした。だんながこどもの頃は白い阿蘭陀雉子隠し、所謂ホワイトアスパラガスが大変に苦手でした。今は生鮮品や美味しい瓶詰なぞ容易く入手できるのでしょうが、当時食べたのは缶詰の白い阿蘭陀雉子隠しでした。なんとも頼りなく情けない歯触り舌触りでありまして,以来食する機会を全力で回避して参りました。 随分と時を経てていますから、改めて克服を試してみましょうか。 蟷螂や白い阿蘭陀雉子隠し