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小松和彦

(読書)
こまつかずひこ

1947年生まれ。国際日本文化研究センター教授。専門は文化人類学・民俗学。

略歴
埼玉大学教養学部教養学科卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。信州大学教養部助教授、大阪大学文学部教授を経て、現職。

*以下、著作リストは暫定版。

単著

  • 2003『異界と日本人 絵物語と想像力』角川選書
  • 2002『京都魔界案内』光文社知恵の森文庫
  • 2002『神なき時代の民俗学』せりか書房
  • 2001『神になった人びと』淡交社
  • 1998『福の神と貧乏神』ちくまプリマーブックス
  • 1998『異界を覗く』洋泉社
  • 1997『酒呑童子の首』せりか書房
  • 1994『妖怪学新考』小学館⇒1998小学館ライブラリー
  • 1992『日本妖怪異聞録』小学館⇒1995小学館ライブラリー
  • 1991『神隠し』弘文堂⇒2002角川文庫
  • 1989『悪霊論』青土社⇒1997ちくま学芸文庫
  • 1988『日本の呪い』光文社カッパ・サイエンス⇒1995光文社文庫
  • 1987『説話の宇宙』人文書院
  • 1986『鬼の玉手箱』青玄社⇒1991(新編)福武文庫
  • 1985『異人論』青土社⇒1995ちくま学芸文庫
  • 1982『憑霊信仰論』伝統と現代社⇒1982(増補)ありな書房⇒1992講談学術文庫
  • 1978『神々の精神史』伝統と現代社⇒1985(増補新版)北斗出版⇒1992福武文庫⇒1997講談社学術文庫

対談・共著

  • 2000『創造学の誕生』ビオシティ(五十嵐敬喜と共著)
  • 1999『死』岩波書店(中村雄二郎と共著)
  • 1997『鬼から聞いた遷都の秘訣』工作舎(荒俣宏と共著)
  • 1990『逸脱の精神誌 小松和彦対話集』青弓社
  • 1988『妖怪草紙』工作舎(荒俣宏と共著)⇒2001学研M文庫
  • 1985『鬼がつくった国・日本』光文社カッパ・サイエンス(内藤正敏と共著)⇒1991光文社文庫
  • 1984『他界をワープする』朝日出版社(立松和平と共著)⇒1993『他界への冒険』光文社文庫
  • 1982『経済の誕生』工作舎(栗本慎一郎と共著)

編著(書籍)

  • 2003『日本妖怪学大全』小学館
  • 2002『新しい民俗学へ』せりか書房(関一敏と共編)
  • 2001-02『怪異の民俗学』河出書房新社(全8巻)
  • 2000『記憶する民俗社会』人文書院
  • 1997『祭りとイベント』小学館(現代の世相5)
  • 1992『憑霊信仰』雄山閣出版(民衆宗教史叢書 第30巻)
  • 1989『これは「民俗学」ではない』福武書店

編著(講座類・事典類)

  • 2004『文化人類学文献事典』弘文堂(田中雅一・谷泰・原毅彦・渡辺公三と連名)
  • 2000『人生儀礼事典』小学館(倉石あつ子・宮田登と連名)
  • 1996-2004『講座 日本の民俗学』雄山閣出版(赤田光男・福田アジオ・香月洋一郎・野本寛一と連名)
  • 1996-98『岩波講座 文化人類学』岩波書店(青木保・内堀基光・梶原景昭・清水昭俊・中林伸浩・福井勝義・船曳建夫・山下晋司と連名)

翻訳

  • 1979コルネリウス・アウエハント『鯰絵:民俗的想像力の世界』せりか書房(中沢新一・飯島吉晴・古家信平と共訳)
  • 1979ロイ・ウィリス『人間と動物:構造人類学的考察』紀伊国屋書店

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