【根室】旧ソ連軍の侵攻で北方領土・色丹島を追われる少年らの姿を描いたアニメ映画「ジョバンニの島」(2014年公開)で脚本を担当した桜井大樹(たいき)=本名・圭記(よしき)=さん(46)=東京都在住=が今月、根室市を訪れ、少年のモデルになった同市在住の得能宏さん(90)と11年ぶりに再会した。公開から10年。今はアニメの企画制作で活躍する桜井さんは「ボクにとってこの作品は大きなターニングポイント。お礼を伝えたかった」と話す。(北海道新聞釧路根室版2024/4/23) 「ジョバンニの島」で脚本を務めた桜井大樹さん(右)と主人公のモデル得能宏さん。桜井さんが持参した映画のDVDに得能さんがサインした…