いつもはその年齢にふさわしい意識状態の人が、あるきっかけで、原始的・幼児的な思考状態に戻る現象。 精神的なプレッシャーを受けたとき、それを解決しなくてもいい年齢の人格に行動パターンをかえている現象。 幼児の場合、赤ちゃんがえり、ともいう。 弟妹ができ、下の子にかまいきりの、母の注意を引きたいためにおこる。
夕方私が帰宅しましたら、ちょうど息子も外出から戻ったようでした。 「どこに行ってきたの?」と聞いたら「花子(妹)がお金忘れたから駅まで届けてきた」とのこと。どういう事が詳しく聞いたら 今朝、花子が寝坊していつもは徒歩で駅まで歩くところを自転車で行って駅前の駐輪場に自転車を停めたが、 帰宅時に駐輪場代を支払おうと財布を確認したところ、10円玉と1円玉しか入っていなくて100円の駐輪場代を支払えなかった。 そこで兄に駅まで100円持ってきてくれるように電話でヘルプを出したとのこと。(しかし財布に100円も入っていない女子高生って!?) 花子が駅で待っていたら兄が100円玉握りしめて笑顔で歩いてきた…
統合失調症の陰性症状で自宅療養中の息子。 息子の場合、陽性症状で措置入院していた時は「××に狙われている」とか「○○に謀られている」といった妄想があったと聞いているけれど、今はそういった妄想や幻聴はないみたい。一緒に生活していて特に不穏な言動はない。 ただひたすらやる気・気力が湧かなくて一日中ほどんど横になっている。1日おきぐらいに30分~1時間散歩に行く、たまに一人で近所のスーパーや定食屋に行ったりもする。風呂も1日おきぐらいに入る。 最近少し冗談めいた口調で話したり、以前より表情が明るくなってきたような気がする。訪問看護師さんの評価でも「自発的な発言が増えてきた」とのことで嬉しく思う。 反…
短篇『宇宙の死者』と同様の世界観を持った本作。つまり、人間が死後、或る程度の期間「半生状態」にあるという未来だ。遺体は安息所で冷凍保存され、遺族は棺を通して半生者との脳波の交換、対話が可能だ。そして、「半生期間」が終わると本当の死が訪れるが、その期間は人それぞれだ。また、超能力者の存在が当たり前になっている未来では、反作用的に自然発生した反能力者「不活性者」達が居るが、これも短篇『超能力世界』と同じである。しかしながら、そういった舞台設定こそ短篇等と共通しているものの、ディックは全く別物の傑作を生み出した。 金銭にだらしがなく生活に困窮している普通人の技師 ジョー・チップは、不活性者達が勤務し…
tenki.jp 2024年3月17日(13:11)月はふたご座27°太陽はうお座27°で、柔軟宮の上弦の月になります。 去年のふたご座新月は26度で起こっています minaminosimano.hatenablog.com 今年のふたご座新月は6月6日ふたご座16度、前日の6月5日(0:33)太陽/金星の外合はふたご座14度。木星のふたご座入りが5月26日で6月4日に♊ルーラー水星は♊2°で木星と合。今年の初夏はふたご座ステリウム到来で、来年七夕の天王星ふたご座入りの露払いが始まる(天王星ふたご座時代:2025.07-2032.08) www.gizmodo.jp ギリシア人は世界全体をコス…
「アドラー心理学」部屋からはまともに弱者救済を目的として雑談をする、自身も弱者であり他者も相互に干渉することで助け合える状態になる可能性を模索できる部屋であることができる微量な存在が退出してしまったため、完全な無法地帯となりました。 line.me 「クー」が、箍が外れたようにコピペや画像貼り付けを重度に繰り返し、これは異常さを責められても言い負かせる余裕が現在のメンバーであるとの自負か、いなくなったものへの手向けなのかわからないけれども、ストレスによる幼稚性の退行現象であるかもしれないとも思えます。いずれにしてもそもそもが狂っているので、見ごたえ的には現在も遜色なく、ただアクティブなメンバー…
先日(2024年2月5日)、関東地方に大雪が降った。職場がある神奈川県に大雪警報が出された。めずらしいことだ。積雪を警戒して朝から県内の有料道路は通行止めになっていたが、会社最寄り駅を経由する電車やバスといった公共交通機関は通常どおり運行。朝からSNS上では帰宅命令を出す企業の情報がぽちぽちと出始めていた。 午前10時半。僕の座る窓際席から降雪を確認。会社前の道路はうっすらと白くなりはじめていた。スタッドレス未装着車の走行は危険だ。会社上層部が会議室に集まり、対策会議を開き対応を検討しはじめた。降雪予報を受けて前日の夕方にも会議はひらかれていたが、「明日の様子を見て臨機応変に対応する」というど…
一条真也です。5日の夜、この日から公開された韓国映画「コンクリート・ユートピア」をシネプレックス小倉で観ました。今年最初の映画鑑賞です。災害後のコミュニティ再生がテーマと知り、能登半島地震が起こった直後だからこそ観るべきだと思いました。スクリーンの中の被災者たちの姿が能登半島の人々に重なり、心が痛みました。 ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、唯一崩落を免れたマンションに集まった生存者たちを描くパニックスリラー。極限状況下でマンションの住民代表に選ばれた男が、やがて権力者のように人々を支配し始める。監督は『隠された時間』などのオム・テファ。キャ…
2番目が生まれてからというもの、1番上の子の退行現象(赤ちゃんがえり)がひどかったんですよね。 まぁこちらの指示に従わないこと。食事はとらないわ、風呂には入らないわ。 気に入らないことがあると夜中まで泣き叫ぶので、こちらも困ってしまいましてね。 その事を同じく子育てしてる同年代の同僚に相談したんですよ。 以下、私と同僚の会話です。 私「最近、上の子の赤ちゃんがえりが酷くて困ってるんのよ。なんもしてないのに夜中まで泣き叫ぶから、そろそろ近隣住民から虐待疑われるんじゃないかって怯えてる」 同「それうちもありましたよ。ちなみにですね、上の子の気持ちを大人の感覚で言うと、 新しく家に連れて来た浮気相手…
マルセル・プルースト(1871−1922)の長編小説「失われた時を求めて」は大伽藍に例えられることもあって、何やら近寄りがたい長編のように語られることがあります。しかし、その特有な展開の仕方に慣れれば、けっして難解な書物でも美の巨峰などでもありません。重要な場面もむしろ身近な所で繰り広げられることが多く、多彩なアプローチが可能な小説だということがわかるはずです。安定していた社会が傾く時の迫力に富む描写もあり、人生にうがたれる深淵をのぞきこむような場面も描かれはします。でも一方では、人間に秘められている可能性も繰り返し語られているし、親近感もユーモアも感じることができる小説です。それまでの近代小…
文明の発達と医学の進歩がもたらした人口の高齢化は,やがて恐るべき老人国が出現することを予告している.老いて永生きすることは果して幸福か?日本の老人福祉政策はこれでよいのか?老齢化するにつれて幼児退行現象をおこす人間の生命の不可思議を凝視し,誰もがいずれは直面しなければならない"老い"の問題に光を投げかける.空前の大ベストセラーとなった書下ろし長編――. 執筆当時35歳であった著者は,同じ英単語を調べるのに,英辞典を何度も引かなければならなくなってきた自分に「老化」を感じたという.日本は,1970年から1994年の24年間で,65歳以上人口割合7%の「高齢化社会」から14%の「高齢社会」へと移行…