元キリングセンスの萩原正人さんの書いた臓器移植についての闘病記です。 文章がとても上手く読みやすいので病気で吐血する時の描写がすごいです。 萩原さんは母子感染によるB型肝炎なのですが母親と妹は抗体ができており自然治癒していたのが幸いです。 爆笑問題の太田さんがとにかくいい人で驚きました。 当時あまり情報もなかった臓器移植についてどんどん調べて良い情報のみを萩原さんにもっていく優しさが凄い。 太田さんの情報がなかったら海外での臓器移植はなかったのでは無いでしょうか。 海外のついてからの移植待ちの描写が生々しいのでハラハラしながら読んでいました。 実際にはこうして本を出しているので生存している事は…