先日 林家彦いち師匠の『楽屋顔』を改めて手にして感触を確かめたくて元になった単行本『楽写』入手。 楽写 文・写真 林家彦いち(小学館) 写真は映した紙の手触りや大きさで印象が変わる。 画像も何で見るかによって印象が変わるけれど紙を再現することは難しい。 単行本は最初に手にした文庫本の手触りとまた違う。写真の大きさと艶で変わる表情。 正楽師匠の楽屋で紙切りをする写真に紙といえば私も信頼が高い銀座 伊東屋の袋が写っていたことに気がついた。 entsunagi705.hatenablog.com 両方揃ったことで見比べてみると文庫にないもの、文庫にしかないものに気づく。 ひとつは単行本の冒頭にある「…