落語家。 1957年3月26日生まれ、鹿児島県鹿屋市出身。 駒澤大学卒業後の1981年、「お笑いスター誕生」で銀賞獲得。審査委員長だった桂米丸に入門。 1990年、NHK新人演芸大賞入賞。 1991年、国立演芸場「花形演芸会」銀賞、NHK新人演芸大賞最優秀賞受賞 1993年8月、真打昇進。
「原爆の日」「終戦の日」が過ぎました。 毎年不調な時期で、それは戦争や原爆の情報が多く目に入るからと思う一方で、特集番組を見ない年はあまりありません。 今年は広島でいのちの塔と呼ばれた赤十字病院、地上戦になり集団自決が起こったサイパン島や隣のテニアン島のこと、特攻も神風ではなく人間魚雷 回天のことや風船爆弾のこと、世界史から見た世界大戦の流れなど、第二次世界大戦で日本が招いた恐ろしい戦争を時系列で知ることになりました。朝ドラを見れる環境も大きかった気がします。 朝ドラ『虎に翼』星航一が所属していた「総力戦研究所」とは? 日本の敗戦を予測した人々が抱えた罪の意識(歴史人) - Yahoo!ニュー…
東海大学落語研究部の、ある後輩によると「文化祭のお知らせ」がメールで来たようだ。40年前はハガキで出していたので会計が大変だったが、今は便利だ。しかも、私のところにはこない。OB名簿が古いので今のアドレスが分からないのだろうか。 そのメールによると、「OBで出演希望者を募集」と書かれていたそうだ。こちらも「時代は変わった!」。 昔はOBは勝手にきて「俺、上がろうかな!」というと自由に出られるシステムだった。酷いOBは「40分もやって、一年生の出番が減った!もう出るな!」と委員長が怒ったこともあった。 今は逆に、部員が少ないのでOBに出て欲しい様だ。私の学生の頃の文化祭は、一年生は一日二回上がり…
ついにネタでも噺家でもなく観覧記になってしまった…… 昔とある映像で「鹿児島人はなぜ鹿児島弁を恥じるのか」という切り口の問題提起を視たことがある。鹿児島人が東京など県外の大都会に行くと、故郷の訛りを恥じて消し、無理やりに標準語もどきをもちいることを、いかがなものかと主張しているのである。 しかしぼくは、その問題提起に疑義を呈したい。鹿児島人は別に鹿児島弁を恥じていないと思う。詳しい分析は心理学や人類学の研究を俟つ必要があるが、簡単にいえば方言はプライベート、標準語はオフィシャルで、公私の別がある。どちらが上でどちらが良いというのではなくて、様式的なもの。恥じるのではなく、公私の別をわきまえてい…