今年の春から深江丸に代わり、神戸大学の新練習船として運用が始まった海神丸。この新しい船のことを多くの人に知ってもらうべく、広報活動が次々と行われているが、最新の活動として「海神丸イルミネーション」が行われているのをご存知だろうか。クリスマスシーズンに合わせて始まったこの試みを調査すべく、深江キャンパスへ取材に向かった。お話を伺ったのは、神戸大学海事科学研究科の藤本昌志教授(海神丸船長)、尾崎高司講師(海神丸機関長)、猪野杏樹助教である。 左から藤本昌志教授、猪野杏樹助教、尾崎高司講師 ――海神丸のイルミネーションはどのような経緯で始まったのですか? 藤本教授:やろうと言い出したのは私でした。 …