今日は大フィルの定期演奏会。しかしその前に美術展に一つ立ち寄ることにする。先週時間がなくてパスしたBBプラザ美術館である。 「企画展にみる10年の成果 美術館を紡いだ作家たち」BBプラザ美術館で6/16まで この美術館でこれまで行ってきた企画展に関連した作家たちの作品を展示。 まず最初は須田剋太の作品から。私は彼の作品はそう好きではないのだが、本展展示作は比較的オーソドックスな風景画のせいかあまり抵抗はない。ゴリゴリとしたタッチは意外に神戸の風景にマッチする。次の吉見敏治の阪神大震災後の風景を描いた作品は、その被災者でもある私としてはどうしても目を引きつけられる作品。やや硬質なタッチが画題とマ…