和泉山脈は紀伊半島を東西に走り、和歌山と泉南を二分する。修験道「葛城二十八宿の行者道※」もこの尾根筋あたりを縦走しています。 (※葛城二十八宿(かつらぎにじゅうはっしゅく)とは、役の小角(行者)が「法華経八巻二十八品」を埋納したとされる経塚のこと。この経塚には青岸渡寺(熊野修験)七宝滝寺(犬鳴山修験)転法輪寺(葛城修験)聖護院(本山派修験)などの行者(修験者)達による行場や宿が点々とある。 友ヶ島から始まり、和泉山脈→金剛山→葛城山→二上山を経て大和川の亀の瀬に至る葛城山脈(山脈自体を、葛城山とも呼ぶ)縦断する修験道の聖路である。 和歌山市と大阪泉南市の、県境に“謎の石碑”が建っていました 昔…