リスト::アニメ作品//タイトル/か行 リスト::アニメ作品//セルアニメ 虫プロダクションの劇場アニメ作品。アニメロマネスクというキャッチフレーズの元、「大人のためのアニメーション」の第三作として制作された。1973年6月30日公開。
哀しみのベラドンナ [DVD]
虫プロ・アニメラマ DVD-BOX (千夜一夜物語 / クレオパトラ / 哀しみのベラドンナ)
【手塚治虫先生について】
【『ベラドンナ』と虫プロの時代 (3)】 杉井「アニメーションはウォルト・ディズニーの時代からファミリーですね。手塚(手塚治虫)先生もファミリーを意識して、でも日本ヘラルドの企画かもしれないけど『千夜一夜物語』(1969)では初めから大人向けとしてつくった。『ベラドンナ』(『哀しみのベラドンナ』〈1973〉)はアメリカでヒッピーが運動してる時代で大人の映画を意識して、仲代達矢さんの魔王は男のシンボルを平気で出しちゃう。アニメーションで性の問題に切り込むっていうのは、ちょっと珍しい。だからフランスとか、その前にロシアでも話題になったと聞いたこともありますけど」 『ベラドンナ』には何種類もの異なる…
【『ベラドンナ』と虫プロの時代 (2)】 丸山「『ベラドンナ』(『哀しみのベラドンナ』〈1973〉)というのは奇跡的な作品だとぼくは思います。虫プロもこういう作品がつくれるという奇跡的な会社で。ゴーしたのは手塚(手塚治虫)さんですが、企画か編集まで山本(山本暎一)さん」
領主が権勢を振るう中世のフランスで若いジャンヌ(声:長山藍子)とジャン(声:伊藤孝雄)は結婚するが、ジャンヌは領主(声:高橋昌也)に処女を奪われてしまう。そのジャンヌの前に悪魔(声:仲代達矢)が現れ、やがて彼女を過酷な運命が襲うのだった。
どこで止めても絵として成立させる、というのが今回の目標の一つでした。アニメは映像である前に絵だと思っているので、その強さを失いたくないと思って作りました。 pic.twitter.com/DvcLl9m3fU — 玉川 真吾 Shingo Tamagawa (@ShingoTamagawa) 2020年11月20日 これは聴き捨てならん。私はアニメは絵である前に動き、すなわち映像だと思っている。 アニメの本質は絵ではなく動きである、と。「どこで止めても絵として成立している」というのはアニメに対する褒め言葉として不適切であると私は思う。ちょっとこのへんを題材に私のアニメ哲学を書きますよ。 「作画…