挿絵画家、イラストレイター。 1935年 横浜生まれ。画家となる以前は深井日郎または深井ヒローというペンネームで、貸本マンガも執筆。つげ義春と同居していたこともあった。 現在は、書籍装画、新聞、週刊誌、雑誌などに活躍している。 かつてはSF、ファンタジーの仕事が多かったが、近年は歴史・時代小説が多い。
ポ−ル・アンダ−スン「折れた魔剣」 遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」 山田太一「岸辺のアルバム」 五木寛之「水中花」 平岩弓枝「色のない地図」他 青のシリーズ 井上靖「異国の星」 深田祐介「炎熱商人」 津本陽「下天は夢か」「大わらんじの男」 宇江佐真理「シリーズお針子おとせ吉原春秋」 杉本章子「シリーズうぐいす屋敷」 諸田玲子「シリーズお鳥見女房」 東郷隆「シリーズ水の中の犬」 勝目梓「シリーズ影追い」
【今回は小説の内容には一切触れません】これですこれ。深井国画伯による早川文庫ペリー・メイスン・シリーズ、ちょいエロ表紙ベスト5!いたいけな中高生のハートを直撃だ! おとなしい共同経営者 (ハヤカワ・ミステリ文庫 3-4) 『おとなしい共同経営者』の見えそで見えない感じがベスト。こんなシーン、この小説にあったかな?他の4冊には表紙っぽいシーンがあったけど、ほんの数ページのあんまり重要じゃないところ。きっと好きもの編集者が次はこのシーンで、とか言って特に描いてもらってたに違いない(残念ながら他の早川文庫メイスン・シリーズの表紙絵は、こんなに肌出して無い)。売れ行きはどうだったのかなあ。深井さんって…
【『ベラドンナ』第2弾の『片腕』 (2)】 杉井「丸山プロデューサーはときどき変なことを(笑)。『ベラドンナ』(『哀しみのベラドンナ』〈1973〉)がフランスで話題になってるんで第2弾をやりたいということで、それでスタジオに行ったら企画書ができてて。川端康成の「片腕」という。
【『ベラドンナ』と虫プロの時代 (2)】 丸山「『ベラドンナ』(『哀しみのベラドンナ』〈1973〉)というのは奇跡的な作品だとぼくは思います。虫プロもこういう作品がつくれるという奇跡的な会社で。ゴーしたのは手塚(手塚治虫)さんですが、企画か編集まで山本(山本暎一)さん」
シミルボン投稿日 2021.09.05 どもりの主教 ペリー・メイスン 作者:E・S・ガードナー グーテンベルク21 Amazon どもりの主教 (ハヤカワ・ミステリ文庫 3-1)(1981) 表紙:深井国 グーテンベルク21版はハヤカワ文庫と同じく、田中西二郎訳。冒頭を確認したが、同じ版のようだ。ところで、国さんの表紙画の女性は誰のつもりなんだろう。駒もビショップじゃなくてナイトだし… ペリー・メイスン・シリーズが時々物足りなく思えるのは、登場人物への突き放した眼差しのせいだ。謎が解決し、ハッピー・エンドになったら、もうメイスンの興味は次の事件に移ってしまう。「良かったね、じゃあバイバイ」と…
すねた娘 ペリー・メイスン 作者:E・S・ガードナー グーテンベルク21 Amazon 怒りっぽい女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 3-18) 私はハヤカワ文庫(『怒りっぽい女』尾坂力訳)で読んだが、こっちのタイトルが好きだし、現在最も入手しやすいグーテンベルク21(鮎川信夫訳)がこのタイトルなので、ここに登録。(ああ、そうそう。そういえばハヤカワ文庫は表紙絵が深井国さんで、エロ香る素敵なのが多くて、それでハヤカワ文庫を集めたっけ…) ただし内容から考えると(わがままで)すぐカッとなる娘、という感じなので「すねた」より「怒りっぽい」が適切だろうか。 最初は別キャラの長篇として書いたということで、主…
『哀しみのベラドンナ』(1973:山本暎一)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)長瀬記念ホール OZUにて見る。「逝ける映画人を偲んで 2021-2022」特集の1本。310円。哀しみのベラドンナ*(80分・35mm・カラー) 追悼:(監・脚)山本暎一、(製作協力)原正人 ジュール・ミシュレの「魔女」を原作に、水彩画の手法と絵巻風のコラージュで構成し、エロティシズムと叙情が拮抗する実験精神溢れる野心作。虫プロダクションが大人向けに製作した「アニメラマ」シリーズの第3弾「アニメロマネスク」として公開された。山本暎一は虫プロ創立から『鉄腕アトム』などに参加し、以後も『宇宙戦艦ヤマト』など数々のヒット…
金曜日。真夏日。雲の形がすごい。見ていて飽きない。帰ったらビールを唱えて仕事。朝。いつものヨーグルト道。プラス、気休めのリポD。昼。トロロそば。蒸し鶏とサラダ。夜。冷やしうどん、おろし明太子薬味いろいろ。焼き鳥。ビール。食後にビール追加。夏バテ一直線の予感。* 吸血鬼文学名作選 (創元推理文庫 Fん 3-8) 東京創元社 Amazon 「吸血鬼文学名作選 東雅夫編」創元推理文庫買わないつもりでいたが、本屋で見かけてつい購入。装丁買い。どこかしらで読んだ作品が多いが、城昌幸『吸血鬼』、柴田錬三郎『吸血鬼』、日影丈吉『吸血鬼』、都筑道夫『夜明けの吸血鬼』は初めて。みなさん、大なり小なり吸血鬼にエロ…