童話を創作する作家。
童話というと基本的には児童向けの創作であるが,「星の王子さま」や「チーズはどこへ行った」のように寓意性が高い大人向けの童話もある。
「童話作家」と類似するのが「小説家」であると考えられるが,「小説」という定義自体があいまいになっており,童話と小説との間の境目が難しい。
小説が厳密には「物語」とは区別されることから,童話と小説との間に「物語」を挟むことが適切とも思われるが,その定義自体もまた難しい。
グリム童話など,有名な童話である一方で「大人向け」の解釈が大いにできる作品も多い。
「童話」の解釈は広く,書ける分野の可能性もまた大きいといえるだろう。