とてもよい天気、気持よい。 回数券を買っ(てしまっ)たのでバス。
「滞独日記」、科学への懐疑が原爆前に明確に書かれている。
牧野さんの日記(10/10/2000)で Annals of Physics のメール騒動 (10/8,10/6)に落ちが付いてた事を知る。
unsubscribe しなかったけど自動処理してたので気付かず。 結局 220通で完。
国際労働機関、「ITは抑鬱を引き起こす」と警告@wired news. (original: Cubicle Blues Blamed on IT)
目をひいた部分の抜粋:
私にとって、ITは楽しいおもちゃから、 慢性的な苦痛の種に変わってしまった
For me, IT has gone from a fun gig to incessant grinding aggravation
…ストレス管理カウンセラー…によれば、 抑鬱との戦いの第一段階は、ステーキにたとえた場合、 自分が「ウェルダン」か、それとも「真っ黒焦げ」なのかを 知ることだという。 …「ウェルダン」は単なるストレスだという。 「常に疲れていて、常にどこか調子が悪く、 何もかもが制御不能であるように感じる」状態。 「真っ黒焦げ」は正真正銘の「燃え尽き」で、これは上記の状態に、 次のような新たな要素が加わる―― 「他人を避けはじめるか、 あるいは他人に対し通常とは異なる反応を示しはじめる―― いつも不機嫌でいるか、あるいは絶対にノーと言えない状態になる」
「…だから機械のスイッチを切りなさい」 …「もう1本の電話、もう1通の電子メール、 もう1件のメッセージが入るのではとぐずぐず待たないこと。 少しの間ただじっと座り、締切が頭上を通り過ぎていく快い音を 聞いていることが、あなたの精神的健康を守る場合もあるかもしれないのだから」
... Turn the machines off. ... Don't linger hopefully waiting for another call, another email, another message. Sometimes your mental health may depend on just sitting there for a bit, listening to the cheerful sound of the deadlines whooshing over your head.
思った事:
「情報過多(information overload)」が問題ってことは目新しくない。
繋がっている安心感(皆で渡れば…)と、 独立してる自由、身軽さの、どっちを取りますかってことか。
「日本は前者を取り立て、アメリカは後者に価値を持つ」的なイメージは、 現在成立していないという指摘をどこかで読んだ。
と思って探して見たら From Kangaroo Court : When The Organic's Over 9/19/2000 だった。
← 6/3/2006, 4/7/2004
先日読んだ岡本太郎で印象的だった部分をふと思い出す。
第5章「絵はすべての人の創るもの」の 「素人画家ゴッホ、ゴーギャン、アンリ・ルソー」のゴッホの逸話。その時分、彼らがおたがいの絵を持ちよって批評しあう会がありました。 … 印象派の影響をうけて描きはじめたばかりのゴッホにとっては、 みんな、かがやかしい大先輩です。 … だが、彼の絵については、… 見むきもされないうちに、とうとう集まりは終ってしまいました。 黙殺です。 … 芸術家は、一般からどんな不当な扱いを受けても耐えることができます。 しかし、自分の尊敬し、信じている先輩・同志たちにさえ相手にされないとしたら、 これは悲劇のどん底をも、はるかに越えています。
4/7/2004: 芥川と漱石
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サマリー: 岡本太郎