市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

今日は、これまたすごく寒い。


  • 昨日から気温がぐっと下がって、かつ風も強い。 昨日の昼間、雪かきしたけど(おかげで、また腰を痛めた……)、 何か無駄に頑張ったという感じ。

  • 帰り、駐車場に行ってエンジンをかけようとしたら、最初セルが回らず焦る。 寒すぎて、どこかの可動部が凍り付いていたんだろう。 もう一度トライすると、かかった。今日はそれくらい寒い。 外を歩いてたら鼻の中がヒタヒタする訳だ。 やっぱりブロック・ヒーター が必要だな、駐車場にコンセントが付いてても使えないもんな。 ちなみに路面はツルツルのテカテカ。 こわいったらないが、寒すぎるせいか結構グリップはあったりする。

  • 帰りに道沿いにある電光掲示板の温度計が「ー30°C」と。さもありなん。 予報では、明日はもっと寒くなるらしい……。

お勉強


  • 何か手が動かないので、少しずつでも山を切り崩す方向で進める。

    • まずは先週印刷した、 今の直接的な target からは少しはずれてる論文2本に目を通す。

    • 一本はおもしろかった。私の興味を狙ったものではないのでそっちは解析してないが、 この結果から何か言えないかなと思ったり。

    • もう一本ははずれかな。

  • 例の山から次の一本に目を通す。

    • そこから、目に止まった記述に関する論文を(またまた)手繰っていく。

  • 今の一連のお勉強は、実は 去年の5月あたりに 一瞬トラップされたことと近いネタ。その時のフォルダを久しぶりに開いてみる。

    • そのいくつかに目と通してみたが、前よりも背景知識(問題意識)が蓄積されたせいか、 今回は結構おもしろく感じたし、そういうことなのかな、という当たりも付いた。

    • ある論文は、別の文脈で見たことのある人の論文だった。 そっち方向の最近の動向から(また3)手繰っていく。

    • 逆戻りした、というよりは、螺旋階段を登って一回りしてきた、という感じ。 自分の飲み込みの悪さにはうんざりするが、登っているのでよいのだろう。 切りがないと言いつづけてきたが、多分、底を打ったんではないかな (少なくとも現時点のレベルでの)。

    • 1/29/2008: さて、本当に底を打ったか?

    • 2/7/2008: 底を探索中?(あるいはもっと深い?)

    • 2/19/2008: また別の穴を見つけた。 (2/20/2008探索終了)

    • 2/27/2008: またまた別の道を見つける……。

nanoプロジェクト


  • 件の会合について、ボスから報告を聞く。

    • 今回の話し合いによって、先方は少なくとも個人的には興味を持ってくれたらしい。 (やっと?これまではどういう話だったのか、まぁ知らないが。) が、実験のコラボは当面、具体的な動きは期待できないのだそうだ。

    • ってことで、まぁ今まで通り進めていく、ということ。

    • 9/4/2008: 自分のことについて自分が関与できないという不自由。

文化の香り。


  • 家に帰ったら、かおが「いいものがあるよ」とニコニコしていた。 図書館で借りた本の期限が切れて延滞金が 25c 課せられてて慌てて返しに行ったついでに、 そこで(半分、私のために)日本語の本をいくつか借りてきてくれていた。

  • 外国暮らしを続けていると、頭の中の思考のスパンは圧倒的に広がると思うが、 深さは断然浅くなる。 仕事でも困らないし、新聞も読めるかもしれないが、 例えば文学とかミステリーとかを native language と同じレベルで 楽しめるわけが(普通は)ない。 だから、外国生活によって、個人的な文化レベルは著しく低下すると思う。 そういう意味で音楽の方は、確かにレベルは維持されている、かな。

  • で、今回借りてきてくれた本の山から私が最初に手を出したのは、 「聖なる予言」。私が普段は絶対に手に取らないような本なので驚いていたけど、 逆に、こういう状況を楽しんだりする心境になってる自分が居る。 私には、結構、食わず嫌いのところがあって(と断らなくても分かるか……)、 村上春樹も、今回とまったく同じように、パサデナに居る頃、 かおが近くの図書館で「ねじまき鳥クロニクル」の文庫本を借りてくるまで、 「けっ」と思ってたし。

  • 1/31/2008: 「聖なる予言」を途中で奪われ……

  • 2/4/2008: 新入荷。