スーパーカミオカンデ見学

GSAは今年で11年目で、飛騨市としての開催は今年がはじめてだそうです。来年は3日間やるような話がありました。今年は定員1200名に3倍の応募があったそうです。ハガキ出さずにお金で解決したわたしは、ちょっと後ろめたかったです。ツアーもなんか高齢者が多くて、それもニュートリノって何って感じの人が多くて、やっぱノーベル賞ネタで来たのかな。
スーパーカミオカンデは、やっぱり中はのぞけませんでしたが、タンクの上には入って来ました。展示物のパネルとかが充実していたのは、このまえの天皇訪問のおかげかな。
カムランドのところでニュートリノの説明をしていた小川さんの説明がわかりやすくてなかなか良かったっす。冷え症体質っぽい体型なのにあそこで研究するのはつらいだろうねぇ。
あと重力波検出するそってがんばりはじめている施設とかもありました。精度が3桁違うんじゃまだまだだろうけど。
ロッコは陸運から苦情が入ったのでやめたみたいです。鉱山な雰囲気が味わえないのはかなり残念です。坑道の総延長は東京博多間(2000km)くらいあるそうです。こわ...
鉱山での重機のデモが参加者には一番わかりやすかったみたい。あの迫力は誰にでもわかるし、タイヤの値段とか即物的だし。
全般にスーパーカミオカンデ建設中より坑道内部は整備されていて、コンクリート吹き付けや舗装がされている所がおおくて探検味が薄れていました。
あと、地元の方も鉱山もたいした売上になるわけじゃないのに商売っ気まる出しで、サイエンスイベントとしてはどうかという感じ。ボランティアのツアーガイドは完全に素人で引率程度、研究者は来ている人のレベルに合わせた解説をして盛り上げられるほどこなれていない、やっぱり二度も参加する人は物好きと言われるかもしれません。第二回の時には手作りイベントな感じがして、そういうのもアリかと思いましたが、11回もやって売らんかなでこれってのはちょっと... サイエンスイベントとして、どなたかプロデューサーをむかえたほうがいいのではないでしょうか。10年の蓄積が感じられないのが残念です。