田中康夫:日本は一つの意見以外が言えなくなる危機にある


新党「日本」立ち上げでいろいろ言われている田中康夫長野県知事ですが、新党「日本」の政策や政治的見解はともかく、「日本は一つの意見以外が言えなくなる危機にある」「郵政民営化の○×的是非ではない」との彼の認識・感性についてだけ言及するなら、まったくその通りであると私は思います。
 

信州・長野県知事会見 8月23日
http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/20050823.htm

知事会見
衆院選について)
平成17年(2005年)8月23日(火)
9:00〜10:20
県庁:表現センター
(略)
読売新聞社 赤津良太 氏
ちょっともう一つ、知事の今回の考え方とかについてですね一定の理解はあることは私も承知しているつもりなんですけれども、今回それでもちょっと懸念を示される方の中には前回衆議院選で民主党を応援されて、今回自民党のところから飛び出るような形で集まられた方、こういった方の代表になるということについては少し理解に苦しむような方も、まあ少しといいますか結構理解に苦しむという方がいるように思うんですけれども、その辺の人たちに対して今回なぜ民主党ではなくてこういう形での代表に、新党を作っての・・・。
 
信州・長野県知事 田中康夫
私は日本が一つの意見以外が言えなくなるような社会を防がなくちゃいけないと思っています。今正にそうした危機にあると思っています。そのために私どもは、正にシャルル・ド・ゴールヴィシー政権というナチズムの傀儡政権を阻止するためにそうではない民主主義を取り戻すために、多分に国粋主義的であったシャルル・ド・ゴール共産党社民主義のグループや政党とも共に手を携えてですねヴィシー政権という正に言論の自由がない、居住の自由がない、あるいは正にレイシズムのような社会の権力を壊そうとした訳です。私たちは正にユナイテッド・インディビジュアルズといったのはですね一人ひとりのインディビジュアルが烏合の衆ではなくて、そうしたきちんとした言論の自由が保証される日本、あるいはきちんとした説明責任を果たしていくような権力、というものを取り戻すために、正に信じられる日本を取り戻すためにこの裏側にも書きましたが、常識をひっくり返すことにこそ夢があるという思いで逆境ファイブから始める訳です。ですからそれをですねそうおっしゃるならば自民党の中にもですね他の政党にいて自民党に入られている方がいる。民主党の中にはもっとそうした方々もいらっしゃる。そうしたらそれは寄り合い所帯ではないのか、寄り合い所帯ではいけないというのならばそれこそが恐ろしい順化主義になっていってしまうと。そして政治は私たちが今回立ち上がったのは、政治は永田町のコップの中だけの権力闘争にするのではなく、国民が一緒に判断をして参加をしていく選挙を通じてですね日本の未来を決めようということで集っている訳です。

 
関連リンク。
 

新党日本
http://www.love-nippon.com/
■チームニッポン・ブログ
http://team-nippon.sakura.ne.jp/blog/

田中康夫オフィシャルサイト
http://www.yasu-kichi.com/
■東京ペログリ日記リターンズ
http://spa.fusosha.co.jp/oomedama/main.html
■奇っ怪ニッポン
http://gendai.net/search.asp?k=025
2005年8月4日 掲載 早い話、小泉は「香具師」なのです
http://gendai.net/contents.asp?c=025&id=20830

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