マイネルゴルト 松籟S(1600万下)3着

京都競馬場で観戦。寒かったので、このレースのパドックとレース以外は、スタンド内に篭っていました。
前走は北海道旅行中だったので、状態の比較は暮れの猪名川特別の時としかできませんが、
当時と比べて馬体の張りは段違いで良くなっていました。
ただ、ここ2走と比べるとうるさい面はでてきていたものの、昨夏の頃の活気には物足らない印象でした。


スタートは普通に出て、もっと先行するのかと思ったら、押さえて中団の後方から。
急かすことで、スタンド前で引っ掛かるのを恐れたのかな。
道中は、前半は速めに流れ、向こう正面でがくっとペースダウンして、残り4ハロンからスパートというペース。
馬群の中にいたため、4角まではあまり押し上げられずにいたけど、直線入り口でうまく外へ持ち出す。
直線では大外から追い上げ、一瞬は勝ち負けに加わるかという風にも見えたものの、
前2頭も同程度に脚を使っており、届かずの3着まで。


昇級初戦でしたが、ハンデ戦だったとはいえ、十分クラスに目処をつけた内容だったと思います。
ただ、レース後にパトロールビデオを見ると、直線で外へ持ち出す際に大きく外へすっ飛んでいっており、
その後は左ムチを入れられて内へふらふらと切れ込んでいっていました。
相変わらず、ラチを頼るか、両脇に馬がいる状態でないと、真っ直ぐ走れない様です。
肉眼で見た脚色を思えば、よれずに伸びていれば前に並ぶぐらいまではあったんだろうな……。
そういう癖の強さも、この馬の個性ではありますが。