伊勢一日目、瀧原と田丸

■放浪癖:伊勢 瀧原と田丸
メインターゲットは滝原宮。漫画絵的な由緒「倭姫命伝説」は色んな意味でお見事です。

神道五部書の『倭姫命世記』が元ネタだと思います。

 從其處指河上を幸行ば,砂流速荑有し。于時,真奈胡神參相渡奉し。其荑真奈胡御荑號て,御荑社【今多岐原神社。】定給し。從其處幸行,美地到給ぬ,真名胡神に:「國名何?」問給し。「大河之瀧原之國。」と白し。其處を宇大之大字禰奈を為て,荒草令苅掃て,宮造令坐し。【今多瀧原宮。】此地は,皇太神之欲給地には,不有悟給し。

http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/sintou_gobusyo/yamatohime01.htm

元ページのほうも時間があればじっくり読みやすくようにリニューアルしたいと思いますが...

どころで、まんがを描く作家を調べてみたんですが出てきませんね。
どなかたご存知でしたら教えでください。

瀧原宮内に並んでいるのが五社、内に川島神社は長由介社御同座なので社殿なし。


瀧原宮の起源として、倭姫命が宮川の渡るところで真奈胡神に助けられ、その地が瀧原宮の国といい、天照を祭る社(今の瀧原宮)を立ちました。
お礼として倭姫命真奈胡神のために御瀬社を立ち、今の多岐原神社となったといいます。
瀧原宮から多岐原神社へは熊野古道伊勢路を歩きました、最近はやったり古道山路を歩き回る気がします、わざとじゃないけどいきたい所を繋がったら自然にそうなりました。
振り替えし見たら方向は逆のものの、丁度倭姫命が宮川を渡り瀧原宮へ行く際に歩いた道といいます。

多岐原神社の近くに三荑御渡し跡があります。



そこから伊勢市へ行く途中、どっかを先に回そうと考案したんですが、
最初はボリュームが多い外城田地域を考えたものの、紀勢本線の列車が少なく三瀬谷駅で一時間以上待たないと電車が来ず、
時間的余裕を持つ為に急に山をも登らないと行かない外城田地域を止めて田丸地域へ乗り換え、この結果が正しい。狹田國生神社に着いた際は既に真っ黒でした。

坂手國生神社は長い石段の奧にあります。

夜は伊勢市のユメビトハウスというゲストハウスに泊まり、アル社長がなかなかの美猫です。