緋弾のアリア 11

著/赤松中学 イラスト/こぶいち レーベル/MF文庫J

ハーレムのメスを多数傷つけられた時に発現する王者のHSS、最強のヒステリアモード・レガルメンテを獲得して一気にステータスがハイパーインフレジンバブエドルした主人公の遠山キンジ。
刃物は白刃取り、銃弾は切ったり撃ち返したり反らしたり投げ返ししていたのが、ついにミサイルすらも無力化するなど最早人外の域に達してます。さらに近接格闘では超反応によるカウンター技絶牢で全ての攻撃を返します。
もはや一般の武偵だけでなくステルス(超能力武偵)ですら相手になりません。
アリアはアリアで「緋弾のアリア」として覚醒しはじめ、時間に干渉したり空を飛んだりとやりたい放題。
イラストも水着祭でやりたい放題。カラーのビキニアリアはタテスジ入ってるし、だらしない乳こと中空知さんのTシャツに収められきれないたゆんたゆんなたれ乳、マイクロビキニのムチムチ白雪、旧スク理子、レキの水着もあってえろえろでした。
こぶいちさん最高です(^ω^)フヒヒ

ブサメン王子とヤンデレ姫 1

著/宮元戦車 イラスト/氷樹一世 レーベル/HJ文庫

イケメンだけが魔法を使えるスイーツ王国。しがないブサメンとして質素に暮らしていたカズマは、突然押しかけてきた第三王女スフレの婿候補に選ばれイケメンと魔法バトルをする事に!?秘宝「めんず☆のん」によって魔法の力を得たカズマは、スフレのちょっぴり異常な愛情(?)に戸惑いながらも、世紀の戦いに挑む! ブサメン×ヤンデレが贈る破天荒ファンタジーブコメ!!

表紙の金髪の女の子がえむえむっ!の石動美緒先輩に似てると思った人、あなたはコアなMF文庫Jユーザーです。イラストレーターの氷樹一世さんはコミックアライブえむえむっ!のコミカライズを担当しています。
小ネタギャグとネタ系バトルの熱血王道ライトノベル
さくっと楽しく読めました。
ビルの名前がビル・ゲイツじゃないゲイツ・ビルだったり、主人公がファッションブランドの話題になると何度もシマムラ?と言ったり、最高の美女の称号がビッチーだったりetc...そういうくだらないギャグにくすっと出来る人向け。
最近HJ文庫を読む機会が結構あるんですが、なんとなくHJ文庫の方向性が分かりつつある今日この頃。大筋は熱血王道、ギャグで肉付け。流行のハーレムではなく昔ながらのメインヒロイン1人とのラブコメ。ハーレム物じゃないのがレーベルが流行らない理由なのかな?と思ったり思わなかったり。あと意外とエロが少ないです。


ブサメンが奴隷として最下層地区で虐げられる世界で、心の格好良さをリアルイケメン力に変える王家の秘宝「めんず☆のん」でイケメンに変身して第三王女ヤンデレ姫スフレ・ケーキの婿候補として、ブサメンがイケメンと平等に暮らせる世界のために他の王女たちの婿候補たちとイケメンバトルを戦う、そんなお話。お馬鹿な設定ですが中身は主人公とヒロインが心を繋いで強大なライバルを倒すガチンコ熱血バトルものです。
ブサメンでも性格イケメンだからあなたは私の王子様ですと主人公を婿候補に選んだお姫様。ほんま夢のある話やで・・・・・・主人公が明るく暮らせるようにイケメンを全部ブサメンに整形手術しようとしたり、主人公のライバルをビルごと爆破解体して暗殺しようとしたり、主人公を傷付けた敵をマウントポジションでボコボコにしたりと、ちょっと主人公が絡むと性格が豹変しますけど。
ちなみにサブタイトルは、第一章「イケメンは死ね」、第二章「イケメンは塵と化せ」、第三章「イケメンは消え去れ」、第四章「イケメンは滅びろ」です。内容にはあまり関係ありません。

フルメタル・パニック!アナザー 2

著/大黒尚人 イラスト/四季童子 レーベル/富士見ファンタジア文庫

「お・・・・・・ん・・・・・・」
「あ、何だって?」
「・・・・・・お、お〇ん、ち〇」

「なるほど、これはオチ〇〇ンというのか。うむ、悪くないな。中々においしいぞ、オチ〇〇ン」

メインヒロインと可愛い妹に卑猥なセリフを言わせて(^ω^)フヒヒするライトノベル、それがフルメタアナザー!⊂(。Д。⊂⌒`つ
早くアニメ化して声優さんにおちんちん言わせて欲しい(^ω^)ブヒィィィl


主人公専用アーム・スレイブ「AS-1 ブレイズ・レイブン」が初お目見え。初陣は敵の待ち伏せ戦でした。
固定武装なし、外部兵装として日本刀(単分子ブレード)一本という国産初の第三世代型ASです。平気としては論外のジャパンブルーと白のカラーリング。
本体性能は他の既存機体には劣るものの、大出力のジェネレータから供給される莫大な電力で稼働する両肩のアジャイル・スラスタと呼ばれる起動機構により空中機動ができます。今までのASが跳躍中は姿勢制御くらいしか出来なかったため、アジャイル・スラスタ稼動中は従来の常識を越えた異常な戦闘機動が可能になります。初見殺し度は多分史上最高。そんな新機体を主人公が扱って日本刀で敵ASをぶった切ります。
今までASは兵器カテゴリだったもののAS-1はスーパーロボットカテゴリになっていて、必殺技で敵ASをなぎ倒して行くのはとてもテンション上がりました。


作品構成は前半がラブコメ、後半が戦闘、ラストで次につながる新展開。
初陣でテストもまだの新型AS渡されて頑張って敵ASを倒したと思ったら、敵パイロットの女の子がヤンデレ化してあれだけASを乗りこなしてしかも私を倒すなんて素敵、初恋ですとか言い出しました。この先事あるごとにストーカーされそうです。
初陣で新型に乗って華麗に敵AS2機を撃破する大金星をあげ、ちょっと気になる美少女教育係のリーナたんに褒めてもらえるだろうと報告しにいったら、幼い頃から培った天性のAS操縦才能をまざまざと見せ付けられたリーナたんは、嫉妬とか羨望とか綯い交ぜになった複雑な気持ちを処理しきれずに逃げちゃいました。それを見た主人公は俺何かしたっけ・・・・・(´・ω・`)ショボン
訓練所でしごかれた夏休みも終わり日本に帰って学校に行ったら、幼なじみと親友が名前で呼び合う関係に。微妙な呼称の変化に気付いてそれとなく探り入れようとするものの、それで今の3人の関係が壊れそうだったり、NTR感でイライラモヤモヤするからとあまり深くは突っ込めなかったりしたところはただの鈍感主人公ではなかったものの、2人が名前で呼び合うようになった本当の理由に思い至らないあたり、まだまだラノベ主人公でした。でも夏休みの間に仲良い2人が名前で呼び合うようになったら、普通付き合いだしたと思うよね。それを祝福する反面、モヤモヤしたり距離を感じて寂しく思ったりしたりと、普通にラブコメしてます。恋愛パートがメインストーリーに絡んでるのも良い感じ。
フルメタ無印よりも大分ラブコメパートが強くなってて、戦闘シーンもスーパーロボット寄りのヒロイックバトルアクションになったので、フルメタ本編読んでない人も楽しめるんじゃなイカ
とてもお勧めです。