液体愛好者の日常

こんばんは。


今日は祝日ということで、僕もお休みを頂いて家で一日のそのそしてました。
本当はいいお天気だったので、散歩にでも行こうかとも思ったのですが、やっぱりまだ風邪が抜け切らないんで自粛。
そのぶんTOP画を久しぶりに変えたり、つべで80年代の洋楽をあさったり、サッカーのナビスコカップを観たりと、それなりに充実した一日でした。
特にナビスコカップはサッカー好きならぜひ観るべきだった内容でしたね。
ジュビロ磐田サンフレッチェ広島が、お互いの特色をフルに出して真っ向からぶつかり合い、目を離せない熱戦を繰り広げました。
特に延長戦でのスリリングな展開は、まさに手に汗握ると言うにふさわしい内容。特に応援してないチーム同士の試合でこれだけ熱中したのは久しぶりだなぁ。
面白かった。


この後は日本シリーズを観る予定。
意外にもマリーンズが勝ち越しているので、寝ないで真面目に観る予定であります。

浦和レッズに岡ちゃん

あらら、こんな話が出てるのね。


4季ぶりの王座奪回を逃した浦和が、来季新監督候補の選定に着手していることが2日、分かった。就任2年目の今季で契約満了となるフォルカー・フィンケ監督(62)の退任を基本線に、W杯南アフリカ大会で日本代表を率いた岡田武史氏(54)ら複数の候補者をリストアップ。橋本社長と柱谷GMが中心となって、各指導者のサッカー観や条件面などを調査しており、適任者と判断した場合は、正式オファーを出す。


フィンケ監督が就任した昨季、カウンター重視の戦術から、ボールと人が連動するパスサッカーに変更。FW原口やMF山田直ら若手選手の育成による世代交代も進めたが、夏場の公式戦8連敗で失速して6位に終わった。来季アジアチャンピオンズリーグ出場圏内の3位以上を目標とした今季も現在10位と低迷。柱谷GMは「サッカーのスタイルは継続する。選手を育てながら勝つ。来季は優勝を争えるチームにしたい」という。DF闘莉王らスター選手の移籍と戦績不振が重なり、観客動員も大幅減少。この2年間で新たなベースを築いた手腕を評価しつつ、来季は育成と結果を両立するために、現場の体制一新を視野に動いている。


この日、さいたま市内のクラブハウスで柱谷GMフィンケ監督と3者会談を行った橋本社長は、来季の体制について「まだ決めていない。11月末までに判断する」と話すにとどめた。複数の関係者によると一時は、広島で来季続投のペトロビッチ監督も候補に挙がっていたという。今後は清水の長谷川監督ら、今季限りで退任する他クラブの監督も候補リストに加わる可能性が出てきた。


浦和フィンケ監督退任で候補に岡ちゃんら - サッカーニュース : nikkansports.com


一応浦和ファンなので、試合はなるべく観るようにしてはいるのですが、Jリーグ随一のビッグクラブにしては成績は振るわないですね。
悲惨な成績だった時期を知っている人ならとにかく、強い浦和レッズしか知らないサポーターが我慢できないのもわからないではないです。
個人的にはフィンケが理想としているサッカー像自体は面白いと思ってはいるのですが、残念ながら結果は出てませんし、昨年に引き続いて今年も夏場の厳しい時期にパスサッカーにこだわり過ぎて失速するという学習能力のなさ、引き出しの少なさを見る限り、彼は育成の腕はとにかく指揮官としては今ひとつだなと結論付けざるを得ないのでは、と思っています。
ですから退任自体は仕方ないんでしょうが、後任に岡ちゃんはない。「サッカーのスタイルは継続する」なら。
彼のサッカーを知っていれば理解できるかとは思いますが、岡ちゃんはパスサッカーを標榜したことはあっても、それを具現化できたことはないですから。
彼のサッカーの基本線は「組織的な守備を構築して相手の長所を消し、前線の選手の個人技かセットプレーで得点を挙げる」というものであるのは、札幌、横浜、日本代表で十分わかっているはずなので、パスサッカーを目指すなら岡ちゃんはない。逆に岡ちゃんを招きたいなら、サッカーのグランドデザイン自体を変えるべきでしょう。
まあオフトやオジェックのサッカーは岡ちゃんに近いっちゃ近かったので、違和感はそんなになかったりもするのですが。
それ以前に僕の場合、「戸塚ヨットスクールの校長の理論を信奉しているような監督はやだ」というのが本音だったりしてww

今日の1曲

今日はつべて80年代の売れ筋洋楽をあさって、過去を懐かしんでいたんですが。
その中でもこれは特に売れてたなあ、と感慨深かったのがカルチャー・クラブです。
カルチャー・クラブは当時世界で1千万枚以上のアルバムを売ったヒット・メイカーで、フロントマンのゴツい女装男ボーイ・ジョージの特異なビジュアルと、その奇抜なルックスに似合わぬ独特なハイトーンボイス、そしてモータウンなどのソウルミュージックの影響を強く受けた、ショービズの匂いの強いプロフェッショナルなサウンドが特徴でした。
特筆すべきことはとにかくメロディーがいいこと。今聴いても珠玉の名曲が揃っています。


Culture Club - Karma Chameleon

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「カマカマカマカマ」と小中学生が口ずさむほど、爆発的に売れた曲。当時の若者なら誰でも知ってたと言っても過言ではないかもしれません。
今聴くと打ち込み丸出しの深みのない音が時代を感じさせますが、キャッチーで良質なメロディーが素晴らしいです。


Culture club - Do You Really Want To Hurt Me


邦題は『君は完璧さ』。これは個人的には名曲だと思っています。
大変美しいメロディーに、ジョージのソウルフルで哀愁漂う声が乗る感涙もののナンバー。
いち早くホワイト・レゲエなどを取り入れつつも、スタティックなリズムにテクノっぽさを垣間見せたりするあたりがなかなか好きです。


Culture club - Mystery Boy


サントリーウイスキーのCMソングに使われ、日本でのみシングルカットされた曲。
新しいものにはすかさず飛びつくという、歌謡曲的な要素が満載のサウンドですが、やはりこれもメロディーのインパクトが強くて印象的でした。
欧米では単なるアルバム曲なので、PVすらなかったりするのですが、個人的にとても懐かしかったので選びました。


全盛期はスーパースターだったカルチャー・クラブですが、その後あっさりと凋落し、ジョージがコカイン所持で捕まったり、ゲイのジョージがバンドのメンバーでストレートのジョン・モスに恋して振られるなど、迷走した挙句86年に活動停止します。
その後ジョージはクラブDJとして活動。日本でCMに出演して三蔵法師に扮した縁でか仏教徒に転進したり、MTV30周年の記念番組にプレゼンターとして登場し現役であることをアピールするもスルーされたり、自宅に強盗が入ったと嘘の被害届を出していざ警察が来たらヘロインが見つかって罰として道路掃除させられたり、ゲイ専門の出会い系サイトを通じて知り合った男性を監禁した罪で15ヶ月の実刑判決を受けた(4ヶ月で模範囚として出所した)りと、なんともコクのある人生を送っています。
ちなみに今はこんな感じだそうで。



整形の挙句に顔面が崩壊した元デッド・オア・アライブピート・バーンズよりはマシですが、それでもなかなかどうしてな変貌ぶり。
ショービズの世界は浮き草稼業で、スターだった者が落ちぶれたりすることは日常茶飯事なんですが、それでもいざ見ちゃうとやっぱりなんとも苦い気分になります。