龍光不動尊

*1
本尊 不動明王
104-8130 中央区銀座3-6-1 松屋銀座本店屋上




昨日のゴミ拾いで全身が筋肉痛。
今日は午後一番で銀座の得意先ブランドへと、
打ち合わせに出掛けます。
数ある担当得意先の中で、
こちらに行くのが一番苦手な私。
厳つい黒服さんにドアサービスしてもらいながらも、
自分の安いスーツを見透かされているような、
卑屈な気分に陥ります。
打ち合わせはすぐに終わりました。




→ 万年毛筆




すぐ近くなので、
年賀状の準備を兼ね、
この万年毛筆の、
開明毛筆インキカートリッヂ」を買いに、
銀座鳩居堂さんへと伺います。
店内には、お香と墨の匂い。
嗚呼、私はフランスのブランドよりも、
やっぱりこちら側の人間です。




→ 銀座出世地蔵尊・三囲神社





ここは花の東京、銀座四丁目の交差点。
銀座を象徴する和光と銀座三越が向かいに見えます。
あ、そういえば、
この銀座三越屋上に祀られた、
銀座出世地蔵尊と三囲神社を紹介した際に、
「デパートの屋上の神仏を巡る。」
と、いうのもなかなか面白いと行っていながら、
すっかり忘れておりました。
銀座三越の並びにある、
江戸っ子に愛された松屋銀座本店の屋上には、
いったいどんな神仏が祀られているのでしょうか。
思わず吸い込まれるように行ってしまいました。





龍光不動尊





さて松屋銀座本店の屋上にあったのは、
ペットショップと、
ルフレッスン場の横にある、
鳥居がないものの左右に阿吽の狛犬がある
神社のようなこの小祠です。






由緒が書かれた案内板を読むと、
ここに祀られているのは、
龍光不動尊と名付けられたお不動様で、
元々は、鎌倉時代の名匠の作で、
高野山高野山真言宗別格本山である、
高野山中院とも称される高野山龍光院にあった、
霊験あらたかな仏像だそうです。




どういう経緯なのかは詳細は不明ですが、
昭和四年(1929)にここに祀られて、
松屋の鎮護として安置されました。




扉は固く閉ざされておりますので秘仏のようですが、
祠の大きさから考えても、
また案内板にも「念持仏」とあることからも、
あまり大きな仏像ではないでしょう。




正月、五月、九月のお不動様の縁日の二十八日に、
例祭を執り行っているとありますから、
その三日間はご開帳されているのかも知れません。




都合が合えば1月28日にお参りしてみます。




にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ ← 二つのブログランキングに参加中しております。
人気ブログランキングへ ← よろしければ応援クリックをお願い致します。

*1:この不動尊は厳密に言えば寺院ではありませんが分類上【他の寺院】とさせていただきます。