マン・レイと余白で

2016-07-19 『マン・レイへの写真日記』刊行のお知らせ

f:id:manrayist:20160710154352j:image

『マン・レイへの写真日記』石原輝雄著 銀紙書房 2016年刊

限定25部(著者本2) 240頁 限定番号・サイン入り 写真232図(カラー1) サイズ 21x14.7cm 著者自装(パピヨンかがりによる手製本) 本文; Aプラン・アイボリーホワイト 47.50kg 表紙; ケンラン・モスグレー 265kg 表紙カバー; キュリアスIRパール 103kg 印刷; エプソンPX-504A

---

東京南青山にあるギャラリーときの忘れもののブログで、二年間連載(2014.4〜2016.3)させていただいた『マン・レイへの写真日記』が単行本となりましたので、銀紙書房刊本の愛好家の皆さまにお知らせいたします。

 今回の本も、銀紙書房スタイルを踏襲し、著者による装幀・印刷・造本で送り出しております。ブログの連載では、自由に画像を紹介出来ましたが、紙面の制約から掲載作を厳選する結果となりました。しかし、かえって想像力が湧き、読む楽しみに貢献できたのではと思っています。はかなく消えてしまう「エフェメラ好き」の著者としては、ブログの形態も魅力的ではありますが、これは、再現不可能な世界、心の拠り所とはなりにくい面を持っていると感じます、すでにブログもフェースブックも時代遅れとなり、ラインやインスタグラムと云った局地戦で情報発信をするスタイルが支配的な昨今、数年の後にマン・レイを取り巻く状況を知ることなんて、出来ないし、意味もないと、多くの人は思うだろうな。マン・レイが生きていた時も同じだから、これはしかたがないか(愚痴ってはいけません)。でも、わたしは「今この時」を残したい。そして、多くの方々とマン・レイの魅力を共有したい---と考えて、単行本といたしました。

 お知らせして直ぐに在庫切れとなりました。皆さまご注文ありがとうございます。


f:id:manrayist:20160710154353j:image

タイトル頁 扉図はコレクション第1号となった版画につながるマン・レイの写真『アンナ・ド・ノエールの肖像』

---

 ブログでの連載は第1回の「アンナ」から始まって「シュルレアリスム展」「ヴァランティーヌの肖像」「青い裸体」「ダダメイド」「プリアポスの文鎮」「よみがえったマネキン」「マン・レイになってしまった人」「ダニエル画廊」「エレクトリシテ」「セルフポートレイト」「贈り物」「指先のマン・レイ展」「ピンナップ」「破壊されざるオブジェ」「マーガレット」「我が愛しのマン・レイ展」「1929」「封印された星」「パリ国立図書館」「まなざしの贈り物展」「マン・レイ展のエフェメラ」「天使ウルトビーズ」、そして、最終回の「月夜の夜想曲」までの24編で、マン・レイ作品19、展覧会4、出版1の構成。単行本とするにあたって、とっておきの未発表作2編を加えております。

 サラリーマン・コレクターの半生を振り返る個人史といったところですが、「時代の証言」といった大げさな意味を見付けることも出来るかと思ったりします。未発表作は、購入していただいた方へのささやかなプレゼントとご理解ください。

f:id:manrayist:20160710161021j:image

12-13頁 「アンナ」の章

f:id:manrayist:20160710154354j:image

40-41頁 「青い裸体」の章

---

f:id:manrayist:20160710154356j:image

帯表; 愛子さん、京都の石原さんが欲しがっている。彼なら大事にするから。---と綿貫さんが伝えてくれたのかしら? 帯裏 ;マン・レイに狂ってしまったコレクターが、悲喜こもごもの半生を振り返る。治癒薬の見付からない現代人の病。本書は病例報告であり、「他の人にはお勧め出来ない」と筆者は語る。ブログ未発表を加えての全26編。限定25部。

---

 表紙に使った写真は、宮脇愛子さん旧蔵の『月夜の夜想曲』を外す亭主・綿貫不二夫さん。撮影日を改めて確認すると4年前の2012年7月7日18時17分。月日の経つのは早い、早すぎる。未紹介のマン・レイ作品やエピソードもまだありますので、書き続けたいと思う反面、収集の現場から遠ざかって静かに研究者の道を究めたいと思ったりします。まだまだ「本」を書きたいですからね。

2016-07-13 お知らせ

f:id:manrayist:20160712213826j:image

長刀鉾 (四条通り烏丸東入ル)

---

京都は朝から強い雨降り。これは困った---  小生、本日午後引越。ネット環境が変わりますので、しばらくは変則的なブログ更新になるかと思います。manrayistのメールは使えますが、返信などが遅れた場合はお許しください。年内には復旧して「マン・レイ狂い」の京都生活を、毎日、楽しく報告する予定ですので、皆さま宜しくお願いいたします。(石原拝)

2016-07-12 鉾建て

f:id:manrayist:20160712213825j:image

函谷鉾 (四条通烏丸西入ル)

---

昼休みに鉾の辻へ出て鉾建て中の菊水鉾(室町通四条上ル)などを見学。午後には多くの鉾で曳きぞめが行われると聞く。仕事に戻らなくては---

f:id:manrayist:20160712220026j:image

菊水鉾の鉾頭には「天に向いた金色の十六菊」

f:id:manrayist:20160712220025j:image

唐破風造りの屋根

---

f:id:manrayist:20160712220028j:image

f:id:manrayist:20160712220027j:image

2016-07-11 巡行が近づいております。

f:id:manrayist:20160711211527j:image

---

f:id:manrayist:20160711211528j:image

東洞院六角下る 

2016-07-10 衆院選 京都選挙区

f:id:manrayist:20160710230316j:image

---

2016-07-07 お別れ

f:id:manrayist:20160707233444j:image

---

1/2になんて、出来るのかしら。油彩の出品されたカタログは残したいなと、毎日、基準が変わって難儀。織姫様を見上げる余裕もありません。

f:id:manrayist:20160707233443j:image

2016-06-15 熊野神社東入ル

f:id:manrayist:20160615202524j:image

---

2016-06-14 西大路四条下ル

f:id:manrayist:20160614201216j:image

---

2016-06-13 SWANK WATCH

f:id:manrayist:20160613233651j:image

---

部屋の整理をしていたら、叔父さんの腕時計が出て来た。リューズを巻いて一日過ごす、時計は手巻きで秒針付きじゃなくちゃ。狂いもなくすこぶる良い調子、気分爽快である。

2016-06-12 ARCADIA通信

f:id:manrayist:20160612201354j:image

catalogue 2016 29.7×21.4cm pp.24 + sheet pp.2

---

本郷のアルカディア書房さんから「涎」の目録が届いた。手書きで735アイテム。ダダ・シュルレアリスムの貴重資料がライナップされている。内容もさることながら、表紙意匠といい、紐綴じといい、心がくすぶられる。シュルレアリストの気持ち、判って下さっているのよね、欲しいものばかりだけど、手許資金がありません、Yさん、ごめんなさい。諸事を片付けてコレクター戦線に復帰したいと夢見ております。

2016-06-11 パラダイスでモランディー

f:id:manrayist:20160611220412j:image

---

リフォームの巧みを訪ねて市内を30分。アジアンテイストのお宅は見事な仕上がり。光溢れる吹き抜けをあがるとリゾート感満載のお部屋。木彫りの守護夫妻に迎えられ、未経験者には勉強になる事柄のオンパレード。主人お手製の美味しいパンと珈琲をよばれながら、ご指導を仰いだ。リフォームされた室内には世界各地から「漂流」した家具たちのしやれた姿。アメリカやカナダやフランスなど、欲しいものばかりで困ります。プロジェクター投影に適した壁紙を選んでのミニシアターの演し物は『ジョルジョ・モランディー』、アジアからイタリアへの旅となりました。

f:id:manrayist:20160611220409j:image

f:id:manrayist:20160611220411j:image

---

f:id:manrayist:20160611220410j:image

2016-06-08 寺町通四条下ル

f:id:manrayist:20160608222631j:image

春長寺

---

2016-06-07 御池通柳馬場

f:id:manrayist:20160607214600j:image

---

2016-06-06 銀紙書房・作業報告--3

f:id:manrayist:20160606230124j:image

---

『マン・レイへの写真日記』は背固まで終了。表紙のデザインは決めておりますが、帯を白ヌキにするか、色紙に黒インクとするか、思案中。文言もこれから、でも、ゴールが見えております。