”ひむか”巡行 その4・石神山の巨石

昨夜の雨も収まり、本日は晴天!
午前9時、”クニ子婆ちゃん”や”あいりん”さんに別れを惜しみつつ、キリコはぶっ飛んで椎葉村から諸塚村へと入る
”木もれび庵 たゆたゆ”はこの諸塚村の国際認証の杉を使っているので、本当はゆっくり村を見学したかったんだけど今回の目的は日向市。立ち寄ったのは途中の道のトイレだけ。
本日、巨石の石神山へと同行するSさんご夫妻と待ち合わせの場所へ予定通り11時半に無事到着、ふ〜っ!
Sさんの車に乗り換えて石神山入り口の日向市美々津の田の原(たのはる)地区へ向かう途中、空を見上げると、沢山の筋雲が翼の生えた龍みたいに見える(写真とり忘れた)
それに、山道でいやにカラスに会うな〜ヤタガラス?


そして、待っていた安藤さんと幸さんの姉妹に先導されて石神山の登り口へとむかいました。
「お昼まだでしょうから」とお二人がござをひいて、お櫃のご飯と香の物、そして宮崎の冷や汁の材料をポットの熱いお湯でといて下さった汁物を振る舞って下さいました。有りがたく、美味しかった〜。
それから、お二人の軽トラの荷台にSさんらと乗り、ガタガタと山道を登れるところまで行き、頂上目指して歩きます。
このへんは杉林で石は全くありません。珍しい植物に出逢いましたが名前がわかりません。葉っぱのは宮崎県にしかないキバナツキヌキホトトギスです。


しばらくすると、照葉樹林が多くなり、石が目立つようになります。
で、頂上はこんなふうでその周囲も巨石だらけです


お二人の説明によれば並んでいる石の方向が東西南北きちんと整列しているそうです。それに、この岩には何か線刻みたいなのが見えます。
役場の方は蔓が絡まった跡で、自然石だろうと言っているそうですが、お二人は人為的なものではないかと感じています。キリコも祭祀がとり行われていた場所で、なにかの文字ではないかと感じます。
なにせ、大分県の別府湾が見下ろせる姫神山メンヒルにはシュメール文字やタルシン船線刻のペトログラフがあるし、南小国町の押戸石や球磨郡の高塚山、不知火海そばの鎌田山にはケルト民族の最高神・ベル神のペトログラフが見つかっているのですからね・・・(ケルトだよ)。
又、日向市の美々津は神武天皇が東征するとき船出したところ。この山からはそちらの海もよく見えたのでしょう。
見えたのでしょうと書いたのは、今は樹々で視界が塞がれて見えないのです。
以前はもっと鬱蒼として山道も荒れて地元でも、入るが人が少なく、この石の存在さえわからなかったのです。
それを、巨石サミットまで開けるようになった経緯は?    
         長くなるので  続く