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最近おもしろかったインターネット

庭 | 071231

二つある。ひとつは高城剛氏に関する Wikipedia の記述の最初の二行。

高校生時代に授業中にホットプレートで焼肉をしたほどの自由人。

チェッカーズのリーダーからカッコいいという称号をえるほどである。

高城剛氏について大して知らんので、これが氏のひととなりをどういう意図で表現した文章なのか読めなくておもしろい。授業中ホットプレートで焼肉=自由人という経緯から到達点への軌道変化がおもしろいし、二行目などこれ以上なくうまいいい加減さの表現だ、「チェッカーズのリーダーからカッコいいという称号をえる」ということの程度のわからなさは「高校生時代に授業中にホットプレートで焼肉」の程度のわからなさの反復表現であり、おそらくは「=自由人」につながっているが、それだけの意味ではなくより深く象徴的に、正体不明の経路で退屈さを突破してゆく高城氏のメディア人としてのポテンシャルを表現しているのだろ思う。だいいち「チェッカーズのリーダー」てのがいい。チェッカーズのリーダーなら武内享氏だろ。「武内享氏からカッコいいという称号をえる」と書けばいいんだ。武内享氏ってのが誰かすぐわからないなら「チェッカーズのリーダーである武内享氏からカッコいいという称号をえる」と書くのが親切だ。さらにインターネット百科事典的にいうなら「チェッカーズのリーダーである武内享氏から、いつどういう機会にカッコいいという称号を得て、そのソースはなになにを参照すれば確認できる」とかいう書き方がより正しいといえそうだ。が、まあそういうことじゃないのだよなこの文章の魅力は。武内享氏と書かれない「チェッカーズのリーダー」という曖昧さが、なにか読み取れないニュアンスをしっかりと胸に刻み込む。おれが体験として知っている高城剛氏についてのトピックといえば「3DO で想像を絶するほどしょっぱいゲームを出して「インタラクティブと名のつくゲームはヤベエ」と「リアルとバーチャルが融合したらどれほど凄惨な事態を招くか」の二事を実践してみせた」くらいしかなく、まあ「インタラクティブと名のつくゲームはヤベエ」の件については、同じく 3DO の「ジュラシックパークインタラクティブ」がかなりおもしろかったので「インタラクティブと名が付いても高城剛氏さえ絡んでなければヤバくないのかも」くらいには薄まったが、まあなんというか特にポジティブなイメージがないのだが、Wikipedia のこの二行のおかげで随分イメージよくなったよ。おれもホットプレートで焼き肉焼いて自由人になりたい。高校生には戻れんので授業中てのはもう無理だけど。

あともういっこは babara 氏の Twitter 発言。

脇役オペレーターが「シークェンス」とか「フェイズ」とか言い出したらクソアニメ確定シークェンスの第 1 フェイズに移行。

これねー感動した。本当かどうかとか関係ない。おれにはその光景が見えた。クソアニメ確定シーケンスが第一フェイズに移行するさまが。インターネット捨てたもんじゃないわー。

CALL OF DUTY 4 : Modern Warfare

難度 Regular をクリアしただけで満足するほど COD4 はアッサリ味のゲームではないので、もっとこの空気を味わうべく次は難度 Veteran に挑戦。COD シリーズの難度 Veteran はタフだと評判だが、それだけに挑んでみたくなった。ほかでいうと GRAW は難度 Hard クリア、GoW は難度 Insane クリア、R6:V はバグの問題もあって難度 Real 未クリアで座礁中というかんじで、たぶん COD4 の Veteran は、評判を聞くかぎり R6V の Real よりむずかしいので、ちょっとクリアできるかどうか不安だ。だめかなー。まあ行けるとこまで行ければいいか。

でステージ 1 はソツなくクリア、ステージ 2 は、ちょっとむずかしいところあるかな?くらいでクリア、なんだけっこういけるじゃんと思ったらステージ 3 からこれはむずかしいな!というかんじに。なんかもう油断してなくても即死。フラッシュグレネートがこれほど必要とは。全体死んで覚えるかんじの、いっそ伝統的な ACT(魂斗羅とか悪魔城ドラキュラとか)に近い雰囲気のあるゲームなのだが、Veteran になるとゴリ押しなど絶対無理で、ラクに進める経路を把握したうえでもよほど正確かつ素早く動かないと抜けられない。ラクに進める経路のない箇所は反応速度と正確性を上げる以外になく、屋内戦のパターン覚えと最適化感とか相当に熱い。ここヤバいんだけど敵の出掛かりなら 2,3 発もらっても死なないほうに賭けて二段目の遮蔽物のところまで飛び込んで味方の前線の上がりを待つとか、ここ飛び込んで即出てくる敵の頭の位置に照準してヘッドショット決めないとダメとかそういう。カバーリングシステムがないので敵の様子を伺うためには身を危険に晒さざるをえず、もう振り向く一瞬前から撃ち始めて振り向き終わった一瞬後には命中弾当ててるくらいの勢いで決め打ちしていかないと進めない。

中盤差し掛かりでこの難度感かよと嬉しいやら苦しいやら。でもチェックポイントからのトライ&エラーの繰り返しが楽しいなーひさびさだこのかんじ。後半になってくると時間制限ミッションとかも入ってくるのに大丈夫なのか。Regular でも「全部相手してらんないのでボム&ダッシュで強引に突破」とか必要だったけど、その選択肢をもっと研ぎ澄ませていかないとだめっぽいな。