子どもの日


 すみだ水族館に夫婦で行ってきた。思ったより混んでなくスムーズに見て回ることができた。子どもの日に童心に返ることができた1時間だった。それにしてもソラマチはすごい人だかりで、キラキラ目を輝させる子どもたちがいっぱいで、少子化がウソみたいだ。政府の少子化対策は現金給付が中心で、確かにそれも大事だが、安心して子どもを産み育てようという環境整備は果たしてどうだろうか。男女の賃金格差や女性の地位向上などジェンダー平等の実現が急がれるし、同時に子育て支援という大人目線とともに、「子育ち」を支援する子ども目線が必要ではないか。今日は子どもの日、子ども目線での社会のあり方を大人が考えていかなくてはいけないのではないか。葛飾区も子どもの権利条例を制定したからには、条例にもとづいた区政運営が必要だ。

宇都宮健児さん、都政を語る


 葛飾革新懇主催のセミナーが開催され、宇都宮健児さんが東京15区補欠選挙の結果をはじめ東京都政の問題点を詳しく話された。とても若々しく感じ、お話しも単なる解説ではなく自らの市民運動や他国の自治体の在り方なども交えたわかりやすい話だった。16兆円と言う莫大な東京都の予算を都民のためにどう使っていくのか、7月7日の都知事選挙がいよいよ重要になってきた。


 昨日は憲法記念日葛飾区内全駅で一斉宣伝がおこなわれ、私は高砂駅に参加。柴又駅では時間前から宣伝が始まっていてお二人を見かけてパチリ。「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きないようにする」ことを憲法前文で決意し憲法9条が定められた。当日の朝日新聞は、9条改憲に反対が61%の調査結果を報じた。77年経ってもいいものいい、守っていかなくては。

えん罪

 映画「正義の行方」鑑賞。福岡県飯塚でおきた事件だが、DNA鑑定が決定的となり犯人とされ死刑となったものの、その後の再審請求で最高裁はDNA鑑定を否定したものの、証拠は十分として再審請求を棄却した。いったいDNA鑑定とは何かが問われる事件だ。死刑執行後、DNA鑑定から重要参考人が浮上と報道していた地元紙の西日本新聞は、DNA鑑定を否定されたことを受け、検証するための独自の取材を続け、2年間83回の特集を続けた。検証を担当した西日本新聞のスタッフは、証拠不十分であれば「疑わしきは被告人の利益に」ということから死刑にすべきではなかったと述べている。判決後、あっという間の死刑執行で、何も真実が明らかになっていない事件で、国家が国民の命を理由もなく奪う、そのことが明らかになるのを恐れた権力側あげてのえん罪なのか。何もしていないのに突然逮捕され、死刑になる、日本の警察、検察、裁判制度はこれでいいのかを問うている映画ではないかと思う。

 映画館近くに「昔ながらの長崎皿うどん」ののぼりに誘惑されてちゃんぽんを食す。九州に近い味だった。

癒しのひととき、ジャズコンサート


 東京葛飾医療生活協同組合の機関紙「はぐるま」の読者の交流会があり参加。冒頭のあいさつで、今までの「はぐるま」の配布者だけでなく、読者も含めた交流会にしたとのこと。そして今回は、地元でも活躍しているミュージシャンの方々にジャズコンサートをお願いしたとのことだった。写真左から、新宿(にいいじゅく)、柴又、金町在住の方で、まさに地元のみなさんだ。ドラムは高校生だってさ!あとでお聞きしたら、真ん中のピアノの方は60年のベテランだそうだ。こういう機会はあまりなく、癒された時間だった。
 午前中は、区民アンケートの回答者へのお礼の訪問行動。昨日の補選結果に「自民党はもうだめだよ」との声が返ってきた。大攻勢の時だ。

とにかく暑い一日

 午前中、訪問活動だったが、暑くて暑くて40分で終了。自民党の裏金作りへの怒りは収まることなく署名も集まった。本日の3補選でも立憲民主党の候補者が当選となり、この国民的な怒りを政治を変えるエネルギーに変えていきたいものだ。

 午前中の訪問終了後、控室で仕事。帰り道でパチリ。

 地元へ戻っても暑さは変わらず、柴又駅近くのそば屋さんで涼んでしまった。

あっという間の1日

 今日は、午前訪問活動、午後学校プール連絡会の共同宣伝、ふれあい相談センターの報告会、夕方地域の会議、夜は体育協会からスポーツ協会への改称祝賀会と、あっという間の1日だった。

 金町駅でのプール共同宣伝は、「子どもたちに学校プールを!葛飾連絡会」の呼びかけで23人が参加し、水泳指導の民間委託の問題点をマイクを交代しながらの宣伝となった。「連絡会」の新しいのぼりのお披露目ともなった。

 宣伝に30分参加した後、ふれあい相談センターの報告会は「青木区政のどこが問題なのか」をテーマに立石駅北口再開発事業についての報告会で、弁護士2名から裁判の争点についての報告があった。私も立石駅北口再開発事業による解体工事が進む中、南口商店街がどんな影響を受けるのかの聞き取り調査をした内容も含めて発言させていただいた。「私たちは何をやればいいのか」「区役所は全部移転するのか」「跡地はどうするのか」などの質問や「裁判を傍聴しよう」「区民に明らかにしていこう」などこれからの闘いにつながる発言もたくさんあった。今後の裁判の動向や資材・人件費が高騰する中、総事業費が一体いくらになっているのか、闘いの局面を変えうる動きもあり、何よりもあきらめないことが重要だ。

人権後進国・日本


 人権問題を特集していた経済3月号。読みたいと思って買ったのは2月だったか?やっと時間が取れて読んでみた。日本がなぜ人権後進国なのか。やはり人間を大切にしない政治のありかたがずっと続いているからだということがよくわかる。権力側が、日本国憲法で定める国民を日本国籍に限ってしか見れず、外国人の権利を守ろうとしない。国際水準では国籍に関係なく、その社会の一員としてみるのが主流だが、日本はそうなっていないのが入管行政に現れている。人間を大切にしないことは、社会保障や経済政策にすでに現れている。こんな政治は変えなくてはならない。

 高砂の都営住宅にて。高齢化しているとはいえ、子どもたちはいるし、最近少し増えているような感じもしている。団地自治会のみなさんの心意気で今年も鯉のぼりが泳いでいる。