まんがタイムオリジナル2017年8月号
まんがタイムオリジナル2017年8月号の感想
『きっと愛され女子になる』 瀬戸口みづき
パクチーのブーケを「華のない人生」の示唆とみているようですが、パクチー(コリアンダー)にも花は咲くし、その花は綺麗です。
麺類の薬味として、パクチーはすっかり一般的になりましたが、さらに次世代の薬味として、個人的にはパセリ(イタリアンでないやつ)とクレソンにポテンシャルを感じています。
『予行恋習カノジョ』 アジイチ
あっ、正規の四角関係になった。
『カントリー少女は都会をめざす!? 』 鬼龍駿河
みかんとカレー用醤油が名物。ということは、漫画の舞台は和歌山県ですね。
なるほど、和歌山県の高校生にとっては、大阪はあこがれの大都会でしょう。
和歌山県の湯浅町は古くから醤油が名物。そして、こちらが丸新本家の「洋食屋さんのカレー醤油」です。
『小森さんは断れない!』 クール教信者
作中世界の季節は真冬ですが、読んでいても、さすがに現実世界の暑さは緩和されない。
『ゆとりの町長』 小坂俊史
「いま会える公務員」 喫茶店の70年代感が新鮮。「雰囲気イケメン」って、実質的にdisってないか?
「浮き浮き」 敵の城に乗り込むときは、最強装備が基本。
「息をするようにサボる」 町長が大ボスならば、息子は中ボス。屋上は、いかにも中ボスが出現しそうな場所ではあります。
「裏目裏目」 サマルトリアの王子的な。
「あるじゃねえか」 心せよ。ゆとりが町役場から気配を消しているならば、町役場もまた等しくゆとりから気配を消しているのだ。
「トリプルニート」 『十三人の刺客』を送り込めば、一時的に人口は一万人になりますが、その後の斬殺で激減します。
「色を失う」 レミーラ!
「最終ページ」 安田ヤスエさんと、菊川菊乃さんなんだろうなあ。
「まちかどスナップ」 2コマ目の「本気で」がダブルミーニング。
「25の夜」 目指せ、アルゼンチン大統領官邸「カサ・ロサダ」。「ピンク色の館」として有名です。また、お若い方はお分かりがないでしょうが、器物破損が『卒業』、バイク窃盗が『15の夜』です。
「あーあ」 こちらも、2コマ目の「動機づけになった」がダブルミーニング。