『家政婦のミタ』第8話

父親がふっつーーーーに父親として家族の中に位置してて、これまでのあれこれは一体なんだったんだろうかとぼんやり(笑)。
そしてミタさんの過去が壮絶すぎてどん引きです。母親の再婚相手はともかく異父弟が劣情募らせストーカー殺人って、そら笑うな言われなくとも笑えなくなるだろう。そんな過去を「だって知りたいじゃん」という自分勝手な好奇心から無理やり聞きだしたうえにいくら仕事とはいえこれからも身の回りの世話を何から何までやってもらうとか無理だろ。
でもあの家族は無理じゃないんだろうなー。だってあの家族だもんなー。父親のクズ描写がなくなって物足りないなーと思ってたところで子供以上に本気で他人の鞄開けようとする父親さすがだったもんなー(笑)。あと嫁の実家の電話番号知らないことも(逆もまた然り)。
ていうか無職のくせに家政婦雇ってんじゃねーぞってのな(笑)。
ていうかネクタイ締めて正装した翔ちゃんのイケメンっぷりにワナワナし、尋常じゃないレベルの美しさな泣き顔にクラックラ。誰かおひさまの中川くん出演シーンを焼いてくれませんか・・・・・・。
で、てっきり旦那の母親かと思ったら「一生笑わないで」と言ったのが実の母親だったという事実に衝撃度と説得力を持たせようという意図なのでしょうが、血の繋がった弟ってなぁ・・・・・・。同クールに二つも近親相姦って、どうかと思うわ・・・。
で、ミタさんがノー笑顔の理由は分かったけど、家事全般の家政婦業務のみならずあらゆることが「出来ます」なのはなんでなん(笑)。お手玉ルービックキューブ、ドレス製作や声帯模写はかつて愛する息子のためにやっていたことだからってことだとしても、ダンクシュートはさすがにねーだろwwwww。それに業務命令とあらば人を殺すことをも請け負うかもしれないほどにイッちゃったのはなんでなん。確かにミタさんの過去は壮絶以外に言葉がないし、だからこそ“普通”じゃいられないんだろうなとは思うけど、それとスーパー家政婦であることにどんな理由があるのかと。
まぁ平泉成に「ナリ」語尾させるぐらいだし“面白いから”以外の理由なんてないんだろうけどねw。
あとちょっといやな見方をしちゃったんだけど、平泉成がデレたのも長男の性欲を刺激しまくったのもミタさんにしてみりゃそんなつもりは毛頭ないだろうわけで、それでも二人がミタさんに落とされたように義父も異父弟も義理の娘であり血の繋がった姉であると分かっていてもなお惹かれてしまったんじゃないかなーと。例え笑顔を取り戻せたとしてもミタさんが生来の魔性気質であるならばミタさんが普通の幸せを掴むことは難しいんじゃないかなーなんて思ってしまった。
平泉成の鼻水はすごかったです。あの映像は現場がどれだけノッてるかの証明だと思う(まがお)。

『妖怪人間ベム』第6話

なにやらベラ姐さんの恋のお相手が髪ぼーぼーの冴えないオッサンだもんで不満の声が上がっているようですが(どこでw)、哲司の色気が分からないやつらはすっこんでろ!と言いたい。ベラ姐さんの自分の胸にある感情が「恋」だと結論だすまでのあれやこれやからして哲司は所謂『初恋の相手』ということになるのでしょうが、その相手に哲司を選んだベラ姐さんはむしろさすがですよ!。あの人ああ見えて身長高いし身体もむっちりと肉厚でセクシーだし、声もいいし、決して大きくはない目の奥に優しさと悪さを同居させてる大人の男ですから!(あ、今こうやって哲司について列記したことって全て南朋さんにも当てはまることに気がついたw)。恋心の決め手になったのは野花に対する優しさなのでしょうが、わたしには黄色いマフラーの方がポイント高いように思うなぁ。あそこでサラっとマフラーを貸せる男、しかも黄色の!!これは惚れる。
で、自分がいましているのは恋なんだと分かったベラ姐さんの告白、あれめちゃめちゃ男前かつ乙女でむしろベラ姐さんに惚れそうになったんだけどw、“爆発事故”を介してベラ姐さんと哲司の恋と夏目が抱える息子への想いと両方同時に描こうとしちゃったもんだから結果的に哲司の掘り下げが出来なかったのが残念。まぁゲストなわけだし細田くんやたくみさんの前例を見れば掘り下げがなされるわけはないんだけどさ、でもこれまでの緑汁犠牲者と違って哲司は“ベラのお相手”なわけじゃん。せめて哲司の中でベラさんへの想いがどう変化していったのか、それぐらいは見せて欲しかったなー。例え恋愛対象としては見てなかったのだとしても。それがあったほうが好きな男に殴られたベラ姐さんの「すぐ治っちまうのに」からの高笑いにより一層の哀しみと痛みと凄みが加わっただろうに。
それにしても、先に恋したほうが負けとはよく言ったもんです。どうみてもベラ姐さん押しかけ女房(笑)。
そしてそんなベラ姐さんにベム様がなにやら複雑な視線を向けているのでどうなるのかと思いきや、甘えることを恐れず自分の気持ちに素直に行動するベラ姐さんに触発されアポもとらずに夏目んちに「ごちそうになりに来ました」ってwwwwwwwこっちも超押しかけwwwwwww。
基本人間に優しいはずのベム様がもうそれ以上やったら死んじゃう!ってところまで哲司の首を絞めたのは、ベラの想いを踏みにじっただけでなく心身ともに傷つけたという怒りに加えて夏目さんを泣かしたからってのもあったんだろうなぁ・・・。あれへたしたら殺っちゃってたよね。なるべくベラ姐さんを傷つけないようにして罪を償わせる(自首させる)にはどうしたらいいかと考えに考え抜いた末に(であろう)哲司に姿を見せず気配と声で脅すとかいつも以上に本気出すベム様かっこいいわー。
でも今回は「やはりベラは格好いいな」に尽きるよね(笑)。こんな風にしみじみ格好いいと言われる女にわたしはなりたい(笑)。

今日気になった芸能ニュース

大東俊介、事務所退社とブログ一時閉鎖を発表
http://www.sanspo.com/geino/news/111201/gnj1112010506018-n1.htm
http://ameblo.jp/daito-shunsuke/
ちょっと前から噂レベルで聞いてはいたけどマジだったかー。
確かにこのところのトプコの方向性って大東兄さんにとってあまりいい感じではない・・・・・・っぽいよなぁとは思ってたし、これまでならば大東兄さんに振られるような役がまぁはっきり言っちゃえば・・・・・・・・・とーりにいってるなぁと思うことが結構あって、だからと言ってナリ様のように指名で仕事が入るまでにはまだなってないんだろうし、そこいらあたりからこういう結果になるってのは仕方ないのかなぁ・・・と。
ていうかどうしたって佐藤祐基くんのことを思い浮かべてしまうわけで、円満なのかそうではないのか分からないし、今後の大東兄さんの仕事を見なけりゃこの決断がよかったのか否かもまだわかんないんだけどさ、それでもやっぱりトプコに対してまた不信感が蓄積されてしまったわ・・・。
クリスマスにブログ再開予定ってことは事務所も含め今後の活動方針は決まってるんだろうけど、漏れ聞こえる話からして心配だわ・・・・・・。

俺終わった

いま日経で阿部和重さんと川上未映子さんの結婚を知りました。
わたしの夢は芥川賞を受賞し阿部和重さんと対談しあわよくばムフフ・・・だったのに。
夢破れた。俺の夢が今この瞬間木っ端微塵に砕け散ったよ。
つーか出来婚て!!!!!!!!!!!。
もうやだみんなもえちゃえ!><
おめでとうございます!これからは幸せ溢れる小説を書いてください!(違う意味で)泣きながら読むから!。

平泉成の「ナリ」語尾とったあああああああああああああああああ!!!

ミタさん29.6て!!!!!!!!!
なんかもうここまでいくとネタドラマなのにとか関係なく笑えてきたわw。
今回爆上げの理由にベスアー流れの人がいたってのは確実にあるだろうけど、そこでミタさんに壮絶な過去を語らせそして予告で投身自殺を試みようとする菜々子とそれを必死で止める超美少年(言わずもがなですが翔ちゃんのことです!!)って構成上手すぎるし30に片手掛けたようなもんだろ。今頃クソ局がFNS水曜に戻したことで真っ青になってるかと思うと心底ざまあwwwwwwwwですわ。

遠藤 武文『デット・リミット』

デッド・リミット

デッド・リミット

冒頭で猟奇的な事件が起き、そこに登場する人物たちがそれぞれ更なる事件に関係していて、その後時間を遡る形でそれぞれの事情(事件)が明らかになっていくという構図で、発端はさしたることではない(と思われる)ことが最終的に国家規模の陰謀に・・・とオチはかなり盛った感がありましたが、バタフライエフェクトの亜流的な展開は面白かった。
でも、所謂ノワール調で描かれているのですがとってつけた感があるというか、特に冒頭の母親に対する周囲の人達の言動なんかは蛇足かなぁと。その時点ではそうとはまだ分からないもののかなりごちゃごちゃした相関図なんで、この場で必要な“母親が持っていた瓶を刑事が拾った”というただそれだけの描写に留め余計な要素はなるべく省いて展開そのものに集中できた方がずっと読みやすいと思うんだけどなぁ。
このオチの前ではそれぞれの視点のその後などどうでもいいという意図があるのかもしれませんが、豪快な放置っぷりも不満が残る。