『関西赤貧古本道』
いやはや、面白くてアっという間に読了。というのも、仕事の合間に長い待ち時間があったため。お影様で、帰りはギリギリ本日中なのであった。
予想通り、読んでみたい本、読んでみたい作家、多数。たとえば、河盛好蔵『藤村のパリ (新潮文庫)』。山本さんは
河盛好蔵の好奇心が読んでいるこちらにも映り、こころ動かされるのが楽しい。河盛はわからないことを調べて解き明かして、その過程を読者に興味を持たせるように書くことができる作家だったということか。この興味を持たせる、ということが難しいのだろう。 第三部 実践篇 P.144
と書いておられる。で、これを読んだわたしもまた、「あー、『藤村のパリ』、どっかにあったはずだよなぁ」と読みたくなって来た。そんな本があちこちに登場してきて、リストなんか書き出そうものなら、大変なことになりそうだ・・・。という訳で、わたしにとって、山本さんの『関西赤貧古本道』は、これまた立派な古本道の水先案内人なのだ。ほんと、もっと早く読むべきであった・・・。反省。
- 作者: 山本善行
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/02
- メディア: 新書
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東京ランダムウォーク→リブロ
かろうじて、仕事が9時過ぎに終了したので、「そうだ、岩波文庫の復刊だ!」と思い立ち、東京ランダムウォークへ。半分位しか、期待してはいなかったのだけれど、案の定、復刊モノは1冊もなし。それでも、前々から買うぞ!と思いながら、なかなかきっかけが掴めなかった
- 作者: 山口昌男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/06/16
- メディア: 文庫
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- 作者: 柳原一日
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 単行本
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で、11時まで開いているリブロに、これまたあまり期待しないまま、行ってみることに。なんか、ここの岩波文庫の棚は、ますます狭くなっている気がするぞ・・・。
で、やっぱり復刊モノはなくて、ランダムウォークにはなかった
- 作者: 榎本滋民
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2005/09
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そして、これまた、ずーっと買おうかどうしようか悩んでいるうちに、だんだん本屋の店頭で見かけなくなった
- 作者: 通崎睦美
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
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『関西赤貧古本道』
今日からのお供は、山本善行さんの『関西赤貧古本道 (新潮新書)』に。明治勉強は、自宅本の『明治時代は謎だらけ』がまだちょっと残っているので、そちらで引き続き。その後は、何を読もうかなぁ・・・。課題図書がありすぎて、迷う(笑)。
山本さんの『関西赤貧古本道』は、やっぱり面白い! もっと早く読むべきであった・・・。ちなみに、『古本泣き笑い日記』は、出てすぐに買って、速攻で読んだのになぁ。岡崎師匠の本もそうだけれど、読んでいると、古本屋さんや「ブ」に行きたくなるので、困ったことでもあるのだけれど(汗)。
Webの「SUMUS」に時折UPされる、山本さんの日記も、ボチボチ新しいのが読みたいなぁとおもうのだが・・・。
そういえば・・・
昨日は、一葉さんの命日だったのではないだろうか? 命日をきっかけに、なにか小説でも読もうと思っていたのだが、ボーっと一日過ごすうちに、忘れてしまった。やっぱりへたれだ(汗)。