ハードボイルド・ノベル
なつかしい写真シリーズ「札幌」
早番勤務だったので今朝は５時起きでした。
根が軟派なもんだから、アラーム鳴っても殺し屋みたいにパッと起きれなくって
しかも初秋だし
とくにこの季節は、いい具合にいい具合なあんばいだから
電車に揺られてはよけいにこっくりこっくりしていました。
ひさしぶりにロゼ色の朝焼ける空を見たな。
くいっと飲み干したくなるような。
ニュートラムで、
必死に汚れきったニッカポッカ履いてるおにいちゃんの横に座り、
イヤホンから漏れてくる爆音がまるで子守歌みたいに居眠りました。
なぜかとても気持ちが良かった。
しらふだと五月蝿いっておもうはずなのに。
午前中はずーっとあくびを多発しながら、
今日は、ちょっと罪の意識を感じながらひとりでいつもより贅沢なお昼を食べた。
サフランライスに、しんなりとのっかっていたのは
ナスかと思って思いきり噛み締めたら
思ったより辛くて内心、驚く。
店のおねえさんにたずねると、「万願寺とうがらしです。」と教えてくれました。
「京野菜の？」
「ええ。」
「辛くてちょっとびっくりしました。」
「たまにあるみたいです。辛いのが」
「じゃあ、これはあたりですね」
「そうかもしれませんね」
万願寺とうがらしの辛さにも驚いたには驚いてたんだけど、
グリルされたオレンジ・ピールを噛み締めたときのほうが
しまった！っておもったんだけど、そのことは一言も口には出しませんでした。
秋の夜長におすすめのハードボイルド小説を、軟派なわたしにどうか教えてください。
Clownfish
1. Alice in Wonderland
2. 夜明け前(Spaceship version)
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（大阪） 難波、梅田大阪丸ビル、梅田NU茶屋町
