よくある相談5584//早期関節リウマチ
べた曇り 厚い雲が低く垂れ込め
視界50メートル
無風のよどみに
お寺の鐘が響く
カナカナと蜩が合唱
アーオーウーエーイー
早期関節リウマチ
サイトカインの嵐
関節リウマチはなぜ起こるのか?そこには…
わたしたちの体を守る免疫が大きく関わっているんです。ウイルスや細菌が侵入すると、免疫細胞が「外敵」と判断、「サイトカイン」という物質を放出します。
サイトカインは、ほかの免疫細胞を呼び寄せる、いわば「伝令役」。サイトカインの知らせを受けた免疫細胞が、敵を撃退することで、私たちの体は健康に保たれているんです。
ところが…関節リウマチになると、なぜか、免疫細胞が誤って、自分の関節を敵と判断。サイトカインを放出し、関節を攻撃してしまうんです。
こうして起こるのが、関節を包む滑膜の炎症「滑膜炎」。ウイルスや細菌と違い、攻撃を受けても関節はもちろんなくなることはありません。すると、免疫細胞は攻撃をさらに強めようとサイトカインを急増させます。いわば「サイトカインの嵐」状態。こうなると、攻撃は骨にまで及び、骨が破壊されてしまうんです。
この「サイトカインの嵐」は、発症から6か月くらいたった頃に起こると考えられています。二人の女性患者の診断までの期間を比べると、Aさんは発症から1年10か月。Bさんは発症から2か月。
つまり、AさんとBさんの違いは、診断の時期に、「サイトカインの嵐」が起こっていたか。いなかったかということだったんです。
サイトカインの嵐の前に治療を始めたことで、Bさんは、骨破壊まで症状が進むことなく普通の日常生活が送れるようになったんです。
じゃあ、どうやって見つけにくい早期関節リウマチを見つけるの?
早期関節リウマチの症状のサインは、
1. 関節に晴れがある
2. 晴れを押すとブヨブヨしてる
3. 朝起きた時に痛んだり、動かしにくい
カサカサ足にも水虫が!?
実は、水虫のおよそ7割は乾燥タイプといわれています。
足が乾燥してカサカサしていると、皮膚のすき間から水虫の菌が侵入しやすくなります。
菌が侵入すると皮がポロポロむけ,さらにカサカサが悪化してしまうのです。