よくある相談6192・・子宮内膜症
2〜3ミリの動く、はねる
蛙だ!
お前も生命の共演者だ
真っ黒、元気だ!
跳んだ、はねた、一人前だ
仲良くしよう
アーオーウーエーイ−
子宮内膜症
子宮内膜症は、本来であれば子宮の内側だけに存在するはずの子宮内膜組織が、卵巣や卵管など子宮の内側以外のところで発生して増殖する病気です。
子宮以外の場所には、子宮内膜組織が排出されるところがないため、出血した血液はその部分にたまってしまい、様々な症状を引き起こします。
子宮内膜症が最も多く起こるのは卵巣ですが、
ダグラス窩(子宮と直腸の間のくぼみ)、
仙骨子宮靭帯(子宮を支える靭帯)、
膀胱子宮窩(膀胱と子宮の間のくぼみ)にもよく起こります(「窩」は「か」と読みます)。
その他まれにですが、へそや肺、胃や腸など、骨盤外に子宮内膜ができることもあります。
以前は、これらの全てを子宮内膜症と呼んでいましたが、現在では、「骨盤内に子宮内膜組織ができたもの」だけを子宮内膜症と呼ぶようになっています。
子宮内膜症は、20代後半から40代前半の卵巣機能の活発な時期に発生することが多く、月経周期のある人の10人に1人は、子宮内膜症であるといわれています。なお、閉経期を迎えると発生の頻度は急激に減少していきます。
また、現代の女性は「初潮年齢が早い」「出産回数が少ない」など、月経の回数が多くなっていることから、患者さんの数は増える傾向にあります。
子宮内膜症の原因
子宮内膜症の原因には、いくつかの説がありますが、今のところはっきりと解明されていません。
有力な説としては、「子宮内膜含んだ月経血の一部が、卵管を通って卵巣や周囲の臓器に移植される(子宮内膜移植説)」や、「卵巣を包んでいる皮膜や子宮や卵管などの臓器を包んでいる腹膜は、体腔上皮という共通の組織からできているため、これらの上皮が何らかの原因で子宮内膜に化ける(体腔上皮化生説)」などがあります。
子宮内膜症の症状
子宮内膜症の患者さんが訴える症状として最も多いのが、「月経時の強い痛み」で、約9割の患者さんがこの症状を訴えています。
・・・・カルテは別紙。
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