日本は高齢化が進み、お葬式も出せない時代になるのか?。

 世の中は常に変化し移り変わる!。また常に変化し続けなければならない!。これこそが正に無情だ!。俺は時々考えるのだ?。俺達は本当に流れ過ぎる時の中を生きているのか?。それとも止った時間の空間の中を動き回り生きているのかとをだ?。そしてまた一人、歌舞伎俳優の中村勘三郎氏(享年57歳)がこの世を去った!。森光子さんに大滝秀治さんなど今年は随分、俺がテレビや映画などで馴染みだった人達が次々と亡くなって行く!。そして俺の心はまた何となく淋しくなる?。俺の弟分の光彦と、「これで加藤茶志村けん達が亡くなったら俺達の青春は完全に終わりだな!。」と話している!。極端に進む少子高齢化の中で今後もっと多くの俺に親しい人や馴染みの人が次々とこの世を去っていく事となる!。しかしそれらの事は、ただ俺達の見ない見えない所で起きている出来事であって、実は新聞のおくやみ欄を見れば、そこには毎日沢山の人が亡くなっていている、ごく普通の日常がある!。本当にこの世とは儚い浮世であり世界では何秒間かおきに、まるで流れる川の泡の様に新しい命が次々と生まれては古い命が次々と消えて行っている現実がある!。しかし生き物って本当に不思議だ?。一つの命が永遠に続くのでは無く、常にオスとメスとで次の新しい命を生み出し血縁や血肉を継承して行くと言うこの世の法則!。元々生き物とは魚の鮭などが一番良い例だが、繁殖期が終ったなら死ぬ様に神様(宇宙と自然)が作ってあるのだ!。究極の極論を言うならば、この世の全ての生き物とは生まれたその瞬間から死に向かって生きている訳である!。だからこそ、その間を悩み苦しみもあるが喜びを求めて存分に楽しむのだ!。ところで俺の81歳の親父だが、今年の1月に腎臓癌の全身転移の末期であり、余命3〜6ヵ月と宣告を受けたのに、高年齢に癌の悪性度や体質など色々な要因があるのだろうが、抗癌剤を肺のマ-カ-や血糖値に血液の内容を良く見ながら、1週間に一回打ったり2週間に一回打ったりと身体の体調や変化と相談しながら治療を続けていて重症患者の割には食べて歩けて大好きなタバコも吸うなど、何とか元気に過ごせていて楽に年越しをし新年を迎える事が出来そうだ!。親父の担当主治医が言った様に新薬の抗癌剤が体質に合えば約2年位は持つかもしれないし、もしかしたならそれ以上に生きられるかもしれない?。そして世の中も人の考え方も時代と共に変わるもので、ここ最近は無駄な延命治療などはしないし病院ではなく自宅で死を向かえる風潮になって来ていて、結局、大抵の病院や医師達などは、どれだけ延命をする事が出来るかが最終目的で、その薬などによる副作用の苦痛などはどうでも良い訳だ!。そんな医療のあり方に疑問をもつ医師達もしだいに増えて来ていて、「大往生したけりゃ医療と関わるな」と「自然死のすすめ」を唱える、「中村仁一医師」や、「平穏死のすすめ」を唱える、「石飛幸三医師」に、「平穏死の10の条件」を唱える、「長尾和宏医師」などの著書が流行っている!。戦後になって皆、「癌・癌」と口癖の様に病名を唱えるが、実は大昔から皆、癌で亡くなっているのだ!。要するに歳を取ると身体の体力は勿論の事、細胞や免疫力に抵抗力が衰え低下するために、若い健常者なら犯されない悪性の菌やウイルスなどに自分の免疫力や抵抗力が負けてしまい最後は全身がその悪性の菌やウイルスに犯され死ぬ!。これが癌なのだ!。また人間のみならずに生き物の全てが本当の最終の死因は、それらによる体力低下による、「餓死」なのである!。そして昨日、NHKのテレビでやっていたのだが、日本は高齢者がとにかく多くなってしまった為に、毎日亡くなる人の数が多くて都会では、お葬式の斎場と火葬場の混雑が原因で処理が追いつかずにダビに付すまでに1週間から10日間も遺体を家に置いたまま順番待ちをしなければならない問題に直面しているのだ?。そしてその火葬場を増やしたいのだが建設予定地の地域住民からの猛反対により建設が出来ない状態との事態な訳だ!。火葬場とは地域住民にすると迷惑施設の最たる物らしい?。札幌でもつい最近までは豊平区里塚と言う火葬場一つしか無くて、中央区円山と言う地区に建設予定をしたが地域住民の猛反対の為に、なかなか作れなかったのだが手稲区と言う所に何とか建設する事ができ事無きを得た!。今後は、今の60代の団塊の世代が亡くなり処理されるまでの間くらい、斎場と火葬場の混雑が続き、葬儀と火葬が簡単に出来ない事態がしばらくは続く様だ!。しかし経済に人口減など、あらゆる面で日本は今後、老いて衰退していく様だ!。どうせ俺の家なんかは兄貴夫婦にも子供がいない為に独身の俺はもう近々、無縁仏となるだけだ!。じゃあ、また!。By.夢月。
(豆知識)*火葬文化は8世紀初頭の始まりで江戸時代までは火葬を出来る人の大方は上流の位の高い人達だけで後の平民は皆、ほとんどが土葬だったのだ!。そして、一般の庶民の人達まで火葬が出来る様になったのは昭和の火葬設備の整った戦後の時代になってからの事だ!。俺の個人的思いは許されるならば旭川の実家の、愛猫のマリちゃんとタロウ君の眠っている庭の燈ろうの下に埋葬して欲しいのだ!。By.夢月。
「作詞・作曲・編曲・演奏・歌・・夢月・誰もが生と死の谷間を綱渡りで歩いている!。」
 (天国へ昇る君)(下の青いマ-クをクイック・何回聞いても無料です)
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