有明大戦2009冬の陣3日目〜これが普通(?)のコミケです

前二日間だけでも十分すぎるくらい消耗しているものの、
あと一日で全てが終わる、その一日こそが最終血戦なんだと言うことで、
最後の力を振り絞って三日目への突入です。
例に倣って車中泊であることは置いといて、三日目だからと言うことなのか、
駐車場付近の路駐がやたら多かったなーと。
入り損ねたのか本気なのかはわかりませんが、
こんなところまで目なんて行き届かないでしょうから、
ここまで来てしまうと個人の意識の問題になってしまうんだろうなぁ。
と、それはともかく、期間通して駐車場内はやはり痛車博覧会状態でした。
一回痛仕様にしたらずっとそれを使い続けるものだからか、
個人のこだわりによるものが大きいですね。
最近流行したものと言うよりも少し前のもの、特にらき☆すたあたりが多かったかな。


三日目も前二日と同様に徒歩で会場まで移動するわけですが、
ちょっと違ったことと言えば、前日出ていた出口が閉まっていたために
フェンスを乗り越えることになったことでしょうか。
良くないことはわかっているけれど出口は完全に反対側であったことと、
他にもやってるのがいたのを見てしまったために決行を・・・
ただ、相応の罰は直後に受けることとなります。
フェンスの高さは約2メートル強だったでしょうか。
そこから飛び降りた着地に失敗して盛大に手と膝を打ち付けることに。
膝は当然のように痣となり、現在でも痛いです。
何と言うか、自分の身長と大差ない高さから落ちてごらんの有様だよって、
あれか!?あたしゃスペランカー先生か何かか!?


会場に何とか到着し、三日間お世話になったぢゃっか〜氏は東に並ぶと言う事でここでお別れ。
自分は今度は西へと並びました。
場所的には直線列が終わった直後、サンクスが目の前のところのほぼ最前列あたり。
列移動が開始されるまで約4時間ほどありましたが、
終始寝ているようなものも同然だったので、時間の長さは感じませんでした。
と言う事で、さすがに三日目ばかりは何事もない通常の入場となりました。
やっぱ一日くらいは普通に一般列に並んでってことはやっておかないとなりませんね。
他の入り方に慣れてしまうと厳しいです。
そもそも自分はコミケ以外なんて全て単独で何とかしているわけだし。
ここまでストイックになる必要があるのかって思うところもあるけど、
自分の欲求が尽きないのが原因なのでどうしようもありません。


待ちに待ち、人並みに揉まれ続けた三日間を締めくくる最終日がついに開幕です。
西のど真ん中から右側のホールに入ったのはいいとして、
ぃゃー歩かされた歩かされた。

恐ろしくぶん回しルートだったけど、何とか入場をして真っ先に向かうはねこま屋。
最初に行くのはいつものことなので最早三日目開幕の恒例行事ですね。
逆を言うと、最初に行かないと列が恐ろしく長くなることを知っていることの裏返しでもあるわけですが。
アニメ版で出たから誰かはやると思っていたうみねこ×東方ネタがやはりインパクト強いです。
ぇ?しかもこの話続くんですか?
今回は幻想郷に迷い込んだ朱志香側の話だったから、
次は六軒島に迷い込んだ魔理沙の話になるのかもしれませんけど。
その前後とでエリア的にまずはなのは系を中心とした立ち回り。

普段は創作ジャンルで参加してるUnisonBellとか今回はこっちのジャンルなんですね。
実際以前になのは本とかも出していたこともあるから今回はそうだったと言う事ですが。
他にも複合ジャンルで新刊出しているところもいくつかあったりして形は様々。
けっこうなお気に入りどころが集中しているエリアでもありました。
つちねこ天夏屋と前から買っているところや普通にお気に入りのところもありますし。
ひなたぼっこ倶楽部はすっかりおなじみのナカジマ家・・・と言うかノーヴェ!
他にも外周を回りながら購入を続けます。

天竜のやる夫でロマサガ3シリーズも3巻目ですか。
よくよく見てみるとタイトルロゴの部分がアビスゲートだったりするし。
去年の冬に見かけたときのインパクトは忘れませんよ。


おおよそ40分と言ったくらいの所要時間で右側を終了させ、すぐさま左側へと移動。

数は少ないながらもやっぱり買うところはありますし、
早めに何とかケリを付けたい理由もありましたし。
あかねのねの新刊にはとにかく驚愕です。
たぶんサン牧やったことがない人だと一体何がなんやらなんでしょうね・・・
一応Lv20くらいまではやってるのでネタはわかりますが、大体こんな感じです。
でも自動翻訳の重力語っぽいのは初期の頃なのかな?
そして先述の理由であるGUNPへと並びます。

確実に1時間近く並ぶことになるだろうからこそ早めに何とかしたかったわけです。
しかも今回の場合、夏に散々悶死させてくれた亜美本の新作がありますから!
ラブプラスはようわからないけど、こっちのプラスは大歓迎です。
スペースでは見知った顔が売り子をやっていたけれど、
列が違ったのと水を差すのもあれだったので特に声はかけず。
向こうは気付いたかどうかは知りませんが。


合わせて1時間半強ほどかかった西が終了し、荷物もけっこうな重量に。
このまま東も回るのはさすがに無理があります。
三日目の場合、最初は折りたたんだカートも持ち歩いているので、
その分の重量もありますからね。
と言う事でガレリア前にある預かり所を利用することに。
去年の冬も利用はしたのですが、折りたたんだままのカートと、
紙袋とバッグとで3点として預けたため、3点分の料金がかかってしまったんですよね。
なので今回は最初からカートに全て搭載してしまった状態で1点として預けることに。
かなーり強引に詰め込んだ気がするけど何とか一つにまとまりました。
これで手荷物はバッグから出した東用の紙袋のみ。
拘束具を外したも同然の我が身は途端に歩を軽くして東へと向かうのでした。


1〜3から先に行くべきか、4〜6から先に行くべきか。
どっちから行くかで悩んだものの、ジャンル的に創作は後からでいいかということで1〜3から行くことに。
個人的には西に一番重点を置いていたわけですが、
全体的な流れとしては東の方が比率は高いんでしょうかね。
人口密度はやはり西よりも東の方が高かったですね。
そのせいでしょうか、完売までも早かった気がします。

何とか買えるものは買ってはいるけれど、
既に完売していたところが多くてホール全体としての回収率はかなり低めです。
およそ6割くらい?
PopcornLampとかは目の前で完売したのでかなり泣けました。
と、ダメだったところはそれはそれで割り切って買えるものは買うと言う事で切り替え。
恐らく今回の冬コミで買った新刊の中でトップクラスの問題作がテンタイ→カンソクです。
ゴローちゃんがパセラだの翠屋だのネオヴェネツィアだの行ってるし、
タイトル通りカオスすぎるよ・・・
ホール後半に至ってもやはり昼過ぎの三日目東の厳しさは変わらず。

このあたりはもう自分でもかなりわけがわからなくなってきてます。
とりあえずtwinkle snowsが買えたのがこのエリアでは最大の収穫でしょうか。
イラスト本とかは相当数が少なくなってたので、もう少し遅かったら完売してたのかも。


三日間のラストを締めくくる東4〜6ホールのラストラン。

ここで一度会長殿と連絡を取ってみると現地にいると言う事なので、
さっくり回り終えたら合流しましょうかってことで取り付け。
今回は普段買っていないところや、はじめて買うところが多かったのですが、
このホールでは特にそれが顕著に現れてますね。
現地で共月邸とかはじめて買ったかも。
一応毎回チェックは付けるものの、実際にはまぁいいかで買ってなかったりするので、
購入自体も何気に久しぶりだったりするわけでして。
恐らく色々と買えなかったところがあったから、
逆に買えるんなら買っておけって考えに支配されてたんだと思います。
女の子パヤパヤあたりなんて既刊までがっつりといってます。

いつもならもうちょっと創作の比率が高い気がしなくもないですが、
こうして見てみると少ない気がするかも。
不参加とか落選とかでサークル数少なかったってのがあるのかな。
現地で見かけたのを買っただけでチェックを忘れてたってことで
今回はチェックして久しぶりに買いに行けた貧乏長屋とかは1年半ぶりです。
タイトルがこれまたとんでもなく長い代物だったりするインパクトもさることながら、
やっぱ自分はスク水じゃなくて圧倒的に競泳水着派だってことを改めて実感した次第です。
ジャンル傾向からしラブプラスが多かったのも今回の特徴ですが、
こもれびのーとの場合、同じラブプラス本でも他と一線を画してました。
元々氏はエクストリームラブプラス東京⇒宗谷岬を制覇した猛者であることは知られており、
そのレポ本とか出してくれましたよ見事に。
自転車でも10kmも走ったらもう疲れたからいいやと思ってしまう自分には想像も及ばない次元です。

そうしてようやく最後にたどり着いたのがあとりえ雅とかAtaraxiAとかミュンヒハウゼン症候群とか。
大抵このあたりはいつも依頼している場所だったりするので、
自分で行くことは稀だったりするんですね。
今回は方針として全て自力でと言う事になっていて、
一番最後に行ったこともあって完売してたりしないかと心配だったのですが、
特に問題なく買えたので結果としては問題なし。
これにて三日間の買い物全て終了です。


買うものを買い終わった後は電話していた通りに会長殿と合流し、
預かり所に預けていた荷物も受け取って荷造り。
いつも無茶な詰め込みっぷりをしてる紙袋もいいかげん限界きてるなぁ。
大体、この紙袋って何年使ってるんだろう。
この時期だけじゃなくて、数ヶ月単位で本をブックオフに持っていくときにも使ってるから、
本当はいつ底が抜けたり横からはみ出たりしてもおかしくないんですよね。
でもこの年季の入りようがこれはこれで愛着湧いてしまったり・・・
何とか荷造りも済ませ、会場を後にして新橋へ。
適当に恒例になりつつあるBECK'Sで軽食ついでに駄弁った後に一杯飲みに。
どこに行くか悩みつつも値段には勝てずに結局去年の冬に行った北の家族で。
全力で鍋が吹き零れまくったりしたけど美味しくいただきました。
しかしどこに行っても真っ先にメニューにたこわさびがあるか探してる自分はすっかりおっさんです。
食後は会計分を渡す細かいのがないから崩すためにコンビニでアイスを買ってみたり。
・・・すげぇ寒かった・・・
こうして三日間、足掛け四日間に渡る長き戦いが幕を閉じたのでした。


なお、今回買った冊数はアバウトに数えてみたところ、

  • 一日目:35冊
  • 二日目:47冊
  • 三日目:99冊
  • 計:181冊

それでも結果的に一日目+二日目≒三日目なんですね・・・
これに4日目分と称した事後回収分を含めて約200冊ってところですか。
そりゃ読むのに時間もかかるわ。
読んだものの個別な詳細とかについては順次上げていこうかと。