Lightning - USB-Cケーブルを買った、ついでに両面差しケーブルについていろいろ

先日iPhone SEiPad Pro 9.7インチモデルが発表されたあとで、Appleのサイトが更新されたらLightning - USB-Cケーブルが登場していた。

https://www.flickr.com/photos/nacookan/25378969733/

なのでさっそく買った。売っていた中で最も短い1mのにした。本当はもっと短いほうがいいんだけど。

USB-Cを搭載したMacBook

普段、持ち歩き用としてMacBook(Retina, 12インチ, Early 2015)を使っている。

このモデルにはUSB-Cが1つだけあって、普通のUSB端子などは無い。充電からiPhoneなどの接続まで全部このUSB-C端子でやる。今までは、iPhoneをつなぐときはUSB-C Digital AV Multiportアダプタと普通のLightningケーブルを使っていたけど、このケーブルがあれば、1本でつなぐだけなので非常にシンプルになった。

https://www.flickr.com/photos/nacookan/26008002635/

しかも、USB-CもLightningも、裏表どっちでも差せるのがいい。MacBook側もiPhone側も、なにも気にせず一発で接続できるわけだ。こういうのは地味に効いてくるよね。

この12インチMacBook、今度別な機会に書こうと思ってるけど、すごくいいよ。なんかUSB-Cしかないのが弱点みたいに言われることも多いし、実際そのせいで今回のケーブルを買う必要性もあったわけだけど、それでもこれは弱点ではないと思ってる。重要な特徴って感じ。これのおかげで薄さと軽さを実現してるんだろうし、特に何も接続しない多くの場面では非常にシンプルを保てる。また、USB-A - USB-Cケーブルさえあれば、その辺のUSB充電器を使うことで、充電はできないけど給電はできるので、バッテリーを減らさずに作業できちゃう。そもそもバッテリーはiPadとかと同じくらい長持ちするので、バッテリーが心配になることはあんまりないし。

まあそんな感じで、このUSB-CしかないMacBookは実に気に入っているので、それをさらに手軽に使えちゃうこのケーブルはとても嬉しかった。ただ1mは長いな。。。

そのほかの両面差し

さて、裏表を気にせず接続できるのはすごく良いので、他のケーブルもそういうのがいい。そこで、本来は裏表があるけど、それを工夫によって裏表の関係なく接続できるようにしたケーブルを買ってみた。

ちなみに、画像のリンク先はFlickrなので、もっともっと拡大して端子の様子を確認できるよ。

microUSBケーブル

https://www.flickr.com/photos/nacookan/26008065325/

これは普通のUSB(USB-A)とmicroUSBのケーブルだけど、どちら側も両面差しに対応している。Android端末やデジカメやBluetooth機器など、microUSBを使う機会も多いのでいいね。

https://www.flickr.com/photos/nacookan/25375396144/

もちろん、先端にApple純正のLightning - Micro USBアダプタをつければ(裏表を気にせずつけれる!)、両面差しのLightningケーブルにもなる。

Lightningケーブル

しかしまあ、せっかくシンプルにしたいのにアダプタをつけるのはイマイチだということで、

https://www.flickr.com/photos/nacookan/25375433484/

USB-AのLightningケーブルも買ってみた。どちらも両面差し。

USB-Aの両面差しの難点

実際使った感想としては、USB-Aの両面差しだけ、ちょっと厳しい印象はある。

USB-Aの差し込み口の中で出っ張ってるところ(プラスチックの板に電極が付いてるやつ)の位置を意識して、少しナナメから入れるのがコツって感じなんだけど、裏表を気にしないっていう主旨から考えると、どっち側のナナメ方向から入れるのが正解なのかを気にしなきゃいけないので、それじゃ両面差しの意味が無いように思える。もし不正解の方のナナメ方向から入れようとすると、プラグ側の真ん中の板と差し込み口の出っ張りがぶつかってうまく入らない(もちろん差し込み口によって差はある。なんの問題も無いこともある)。

まあそれでも、その場合に端子を裏返す必要は無く、ちょっとプラグを傾けるだけで入るので、普通のUSBよりはだいぶいいんだけど、若干惜しい。もともとそういう設計じゃなかったのに無理矢理やってるわけだから、仕方ないとは思う。

それに比べてmicroUSBの両面差しは非常にうまくできていて、最初からこういう設計だったと言われても不思議じゃ無いようにさえ思える。これはもっと広まっていいんじゃないかなー。