イラクでマフィア型犯罪増加=政府に浸透、経済支配目指す−米軍

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000103-jij-int

 【バグダッド29日時事】イラク駐留米軍のグレゴリー・スミス報道官(海軍少将)は29日までに時事通信イラク人通信員とのインタビューで、イラクで国際テロ組織アルカイダなどによる宗教的イデオロギーに基づくテロが減少する一方、経済的利益を図ろうとする「マフィア」型組織による犯罪が増加する傾向にあるとの見方を明らかにした。

 同報道官は、政府機関内などに浸透したギャングによるマネーロンダリング資金洗浄)や横領などといった犯罪が最近多いと強調。これらは「マフィアによる犯罪に似ている」と指摘した。

 こうしたギャングはイスラムシーア派が多い。政府機関内でより強固な足場を築き、経済的支配力を強めようと、暗殺、誘拐なども辞さない。ライバル組織と権力抗争に明け暮れているという。

まぁ政府がシーア派からしょうがないかも知れませんが、これも暗にイラン非難でしょうか。しかし隣国アフガニスタンタリバン
<アフガン>地方政府でタリバン登用広がる 地域安定に寄与
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071110/1194704065
となっているようですし、アメリカに都合のいい人間ばかりで政治をやろうとしても難しいんでしょうね。