イギリスへ・3日目

neko-room2010-11-19

【今日の1枚】
ヨークで見かけたリス
イギリス国立鉄道博物館からヨーク・ミンスターへ向かう途中に見かけたリス。
昨日もハイド・パーク内で見かけましたが、イギリスではこうして身近にリスを見ることが出来ます。
ミュージアム・ガーデンズ 2010/11/19)

ヨーク駅

キングス・クロス駅に戻る列車は17:55発のロンドン・キングス・クロス行で、到着まで1時間以上待つことに。
その間は、ヨーク駅を発着する列車の撮影や駅構内を散策。
時刻掲示
まずは駅構内中央に設置されている時刻掲示板で、列車の到着時刻と出発ホームを確認。

ホーム
日中とはまた違った雰囲気のホーム。


跨線橋付近に設置されている時計。

ヨーク駅を発着する列車

  • スカボロー駅行の First TransPennine Express Class 185 Desiro。

  • リーズ駅行のNorthern Rail Class 142。

  • 貨物列車(Class 66 DB Schenker、他)


キングス・クロス駅行の列車案内表示
ロンドンまで乗車する列車は、5分遅れの18:00に到着。

(ヨーク駅 2010/11/19)
インターシティー225(East Coaut Class 91+Mark4)
キングス・クロス駅までは、ヨーク駅までの往路と同じくナショナル・エクスプレス・イースト・コーストのインターシティー225に乗車。

(キングス・クロス駅 2010/11/19)

イギリス国立鉄道博物館

ヨークにて最初に訪れたのはイギリス国立鉄道博物館
館内にはイギリスの鉄道で使用されていた鉄道車両が約300両(100両以上の機関車、約200両の客車・貨車)のほか、鉄道部品、模型、チケットなどが展示されています。
また、2001年にJR西日本より寄贈された0系新幹線が新たに加わりました。
エントランス

ヨーク駅に隣接する車両庫なども展示ホールとして活用されている。

グレート・ホール
転車台を中心に蒸気・ディーゼル電気機関車、電車、客車などが並ぶホール。

左からKF7形蒸気機関車、Class 76電気機関車、Class 31/1ディーゼル機関車

蒸気機関車ダッチェス・オブ・ハミルトン号。

馬が乗るDandy cart and horseと高い煙突が特徴の蒸気機関車Agenoria。

ユーロスタートンネルの断面とユーロスターモックアップ

グレートホールの一角にある模型コーナー。


Class 325のモックアップ(Royal Mail Class 325)
Royal Mail Class 325は1995年〜1996年にかけて製造された車両で、前面の形状はイギリス国内でよく見かけるタイプ。

運転台。

Royal Mailの紹介パネル。

0系新幹線(22-141)
グレート・ホール内に展示されている0系新幹線
東京寄りの「22-141」号車で、0系21次車として1976年に製造され、製造当初はH94編成として東海道・山陽新幹線で使用。
1997年に山陽新幹線広島・小倉−博多間のこだま用として4両編成化(Q2編成)。2001年に廃車となっている。
廃車後、JR西日本より寄贈されイギリスまで海上輸送の上、博物館に搬入された。


側面の非常口。初期車両の特徴の一つ。

車内。廃車当時のままだが、座席カバーは博物館オリジナル。

0系、100系300系500系、700系新幹線、リニアモーターカーの模型と、制服・グッズなども合わせて展示されている。

ザ・ワークス
車両整備の展示スペースで、実際に分解整備が行われている。



また、ヨーク駅を眺めることができるバルコニーでは、列車の発着時間とホームがわかる案内表示が設置されている。


ヨーク駅を出発したNorthern Rail Class 142。

ウェアハウス
展示室というよりは倉庫といった感じのスペース。
壁面に飾られたプレート類をはじめ、部品、模型、その他数多くの展示品が所狭しと並べられている。



ハリーポッターに登場した9と3/4番線のプレート。

ヨーク国立鉄道博物館交通科学博物館梅小路蒸気機関車 姉妹提携の幕。
左上は0系新幹線用のドア。

ステーション・ホール
ステーション・ホールでは、ターミナル駅が再現され、ロイヤルトレインをはじめ蒸気機関車や客車・貨車などが並べられている。



ホームには軽食が用意されたカフェもあり、列車を見ながら食事することができる。

せっかくなので、ここで本日のランチタイム。

(イギリス国立鉄道博物館 2010/11/19)
館内が広いためすべてまわることができませんでしたが、ヨークでは見学したいところが多いのでこの辺で次の目的地へ。

イギリスへ・3日目

本日はロンドンを離れイングランド北部の都市ヨークへ。
キングス・クロス駅7:30発の列車に乗るため、宿泊先のホテルを6:30前に出て、オックスフォード・サーカス駅から地下鉄ヴィクトリア線でキングズ・クロス・セント・パンクラス駅へ。
オックスフォード・サーカス駅
自動券売機。

改札口。
セントラル線、ベーカールー線、ヴィクトリア線が乗入れる駅で、この改札口から各線のホームに接続されている。

自動改札機。

(オックスフォード・サーカス駅 2010/11/19)

ヨーク駅へ

キングス・クロス駅からヨーク駅までは、イースト・コースト・メイン・ラインを利用。
キングス・クロス駅−エディンバラ・ウェイバリー駅を結ぶ路線で、今回はナショナル・エクスプレス・イースト・コーストの列車でヨーク駅へ。
キングス・クロス駅
キングス・クロス駅はイースト・コースト・メイン・ラインの終着駅で、ハリー・ポッター シリーズのホグワーツ特急の始発駅として登場する事でも有名。
列車の出発時間が近くなると、時刻掲示板に列車の出発ホームが表示される。


ホームは0番線からあり、一番右側はホーム1番線に停車中の列車。
右側3本の列車はインターシティー225(East Coaut Class 91+Mark4)、左側の4番線はハル・トレインズの列車(Hull Trains Class 180 Adelante)

インターシティー225
キングス・クロス駅−エディンバラ・ウェイバリー駅で使用されてるナショナル・エクスプレス・イースト・コーストの列車で、今回はキングス・クロス駅7:30発ニューキャッスル行に乗車。
8番線に停車中のニューキャッスルインターシティー225(East Coaut Class 91+Mark4)


(キングス・クロス駅 2010/11/19)
ヨーク駅
キングス・クロス駅を出発してからの車窓は、霧のためあまり景色を見ることは出来ませんでしたが、ヨーク駅には9:40頃に到着。
10番線ホームに停車した列車は、このままダーリントン駅、ダラム駅へと停車し、終着駅のニューキャッスルへ向かいます。

シンプルな駅名票。

駅舎側のホーム屋根はドーム型で、天井が高く線路の上は外の光が入る仕組みのため明るい。
左側はキングス・クロス行の列車が停車する3番線ホーム。右側はダーリントン駅に向かう列車が停車する5番線ホーム。

このホーム間のみ跨線橋がある。上の写真はこの跨線橋の上から撮影。

6番線に停車中のブラックプール行の列車。(Northern Rail Class 158 Express Sprinter)

駅舎と二階建てバス。

(ヨーク駅 2010/11/19)

ヨークの街を散策

鉄道博物館を出て、まずはヨーク・ミンスターを目指して散策。
ヨーク・ミンスターはイギリスで最大のゴシック様式の建物で、現在の大聖堂となる建物は1220年に建設が開始され1472年に完成したもの。
残念ながら本日は大聖堂の中に入ることは出来ず外観のみの見学。
ウーズ川
ヨーク駅から城壁に沿って歩き、ウーズ川に架かるレンダル橋を渡る。
ウーズ川はイギリスの主な河川のひとつで、19世紀末までヨークへの重要な交通手段として利用されていた川。


(レンダル橋 2010/11/19)
リス
レンダル橋を渡り、ミュージアム・ガーデンズの入口付近で見かけたリス。

ヨーク・ミンスター
ミュージアム・ストリートから見たヨーク・ミンスター。

ミュージアム・ストリート 2010/11/19)
ヨーク・ミンスターの西側。

(ヨーク・ミンスター 2010/11/19)
シャンブルズ
ヨークでもっとも有名な通りであるシャンブルズ。かつてこの通りは肉屋通りで、現在は昔ながらの家並みを残す商店街。



(シャンブルズ 2010/11/19)
シャンブルズからリトル・シャンッブルズを抜けると野菜や生活用品が並ぶニューゲート・マーケットに出る。

(ニューゲート・マーケット 2010/11/19)
ウーズ橋
次の目的地であるヨーク・キャッスル・ミュージアムに向かう途中、ウーズ川に架かるウーズ橋へ。


(ウーズ橋 2010/11/19)
クリフォーズ・タワー
ヨーク・キャッスル・ミュージアムの手前にある丘の上に建つクリフォーズ・タワー。13世紀に再建されたヨーク城の一部で、ヨークのランドマークの一つ。

(タワー・ストリート 2010/11/19)

ヨーク・キャッスル・ミュージアム

ヨーク・キャッスル・ミュージアムでは、17世紀〜20世紀にかけてヨークシャー地方で使用されていた家具や衣服、装飾品などの生活用品が各時代ごとに展示されています。
建物


展示室






カークゲート
カークゲートと呼ばれるヴィクトリア時代の通りが再現された展示室は、店や交番、消防署などが並び、実際にこの時代の通りを歩いている気分に。




中庭

(ヨーク・キャッスル・ミュージアム 2010/11/19)