nicht seinの読書感想文

漫画やアニメ、同人誌の感想やらなんやらを細々と残そうかと。

函館妖人無頼帖 ヒメガミ2

箱館妖人無頼帖 ヒメガミ(2) (マガジンZKC)

箱館妖人無頼帖 ヒメガミ(2) (マガジンZKC)

時は冥治、鎖国を解いたばかりの日本の北の果て、函館を舞台に「壬生狼」こと土方歳三の娘「彪」と精霊を宿す「ヒメカ」の二人が新撰組の封印を巡って外国の妖人と戦うバディものです。
女の子二人組ですが、百合というよりも相棒って感じです。

新撰組の村人から情報を収集しようとする米国のエージェントと村人達を守ろうとする彪達との戦闘がメインですが、最後の最後でヒメカの一族郎党全員登場してびっくり。
というか他にも「一族」がいるんですね。ヒメカは精霊に近しい存在だと思っていたので、てっきり血縁とかいう人間的なイメージはなかったり。

BLOOD ALONE 5

BLOOD ALONE 5 (電撃コミックス)

BLOOD ALONE 5 (電撃コミックス)

表紙をめくったカバーイラストに吹いた。ジェシーさんなにしとんねん(w
クロエのヘタレを脱却する過去編と現代のバカップル短編が三編、それとラストに今後の展開を予感させる「伯爵」との邂逅の合計五編。
クロエとミサキのバカップルぶりを発揮する短編が良かったですね。
雷に怖がったり運命の相手が映る鏡にクロエが映らないと落ち込んだり、子供っぽい可愛らしいミサキが多かった気がします。
それだけに「吸血鬼の掟」で少女としてもミサキと吸血鬼としてもミサキの落差がうまくでていましたね。むやみやたらにクロエにひっつく様といったら、もうっごちそうさま、としかいいようがないですw