火曜日のドラマ 『神の雫』 『メイちゃんの執事』 『トライアングル』 の豪華な3本立て

神の雫』第4話



マキ(内田有紀)はロベール(竹中直人)を訪ね、“ほのか”という女性の
ことを、知りたがっていた。
豊多香(古谷一行)のことで探っている様子。


太陽ビールでは、バレンタインデーに送る愛のワインを本間(田口浩正)と
雫(亀梨和也)が担当することになる。愛しき人への贈り物をテーマに
雫はフランスワイン、本間はイタリアワインを用意して、選ばれた1本を
一押しとしてバレンタインデーフェアのテースティング会に発表すること
になった。本間は河原毛(升毅)に指示されたが、不満気味。
そんな時、本間はフランス人に取られた元彼女が結婚することを雫から
知ったみやび(仲里依紗)は思わず口にだしてそのことを言ってしまう。
そんな本間はカッチーン・・・。
バレンタインデーフェアは、辞職をかけた勝負と雫に挑発!!
しかし、雫はやっとワインと向き合うことができたからワイン事業部は
絶対辞めないと宣言!!


そして、神咲邸では、一青(田辺誠一)と雫がバチバチきてる中、
ロべール(竹中直人)の立会い人のもと、霧生(戸田菜穂)が遺言状を
開封して、「第3の使徒」のイメージが読み上げられる。
このワインはモナリザである。
フィレンツェからピサへ向かう途中、一軒のレンガ作りの古い家での事。
私は芸術家のアトリエらしいその家である絵画を見た。
神秘的で曖昧な微笑を見せる女を描いたそれは力強さに溢れ、
同時に、感性された柔らかさと慈しみを持ち合わせ、
私の心を綿のように包み込む優しさがあった。
私はこの絵を「愛しき人」だと例えた。
女性への尊敬の念が込み上げてくるその絵には最も愛が溢れていた。


すると、一青はモナリザ・・愛しき人・・。豊多香が愛した人とつぶやき
去っていく。
ロべールは霧生に声をかけられるが、振り向きもせず考え込んでその場を
去っていってしまった。
一方、雫は「第3の使徒」の遺言状を頂戴する。
その後、霧生は廊下にいたロべールに声をかけると、
「第3の使徒」の使徒にして非情すぎる問題・・。
今回の結末は、豊多香よ、本当にそれでいいんだなと謎めいた
ことを口にするロべール。その頃、「第3の使徒」を見ながら、
愛しき人・・と悩んでいた。


藤枝(辰巳琢郎)のワインバー(モノポール)で雫とみやびは、
「第3の使徒」のワイン探しを開始。みやびは、ワインを口にすると、
イタリアワインと予想。
しかし、そこにいたセーラ(佐々木希)はモナリザイコールイタリア
とは考えられない、
とみやびに挑発的。雫はそんなバチバチの2人に挟まれながら、
話を切り換え、愛しき人の謎をみんなに問いかける。
すると、藤枝はモナリザには謎が多いことを話した。
ダ・ヴィンチ自身と例を挙げるセーラだが、雫はまだ謎めいていた。
一方、「第3の使徒」のワインに辿り着くために、モナリザのことを
知ろうとする一青。
何かを描きながら、豊多香の愛しき人・・とつぶやく。


翌日、仕事中ながら雫も豊多香の愛しき人のことで頭の中はいっぱい。
昔の出来事を振り返り“ほのか”と書かれた手紙を思い浮かべ、
「第3の使徒」の遺言状を片手に呆然。
その姿を見た本間は、もうすぐ辞めなければならないからなと圧力を
かけてくる。
そんな雫は気合を入れ、企画の準備に取りかかろうとした時、
企画書を見て「第3の使徒」のワイン、イコールフェアに用意するワイン、
であることに気づく。
一方、一青はモナリザを知るためにデッサンするが、何かが違う様子。
今度は、彫刻をし始めダ・ヴィンチになりきろうと自分の世界。


その頃、みやびと雫はランチをとりながらワインで交錯している。
みやびはブルゴーニュと案をだすが雫はイマイチの様子。そんな時、
仲間に入ってきた河原毛がモナリザを思わせるワインはボルドーでは
と案をだしてくれる。
ピノ・ノワールという1つの葡萄からつくられるブルゴーニュワインも
複雑だが、数種類の葡萄をブレンドしたボルドーワインの方がモナリザ
曖昧な複雑さが似ていると説明。
すると、みやびはマルゴー村はシャトー・マルゴーをはじめ、
口あたりも優しいことを雫に教える。その話しを聞いた雫は優しさという
面に、惹かれていた。
しかし、そのワインは値段が高い。そこで、みやびはセカンドワインで
探そうと案をだす。
何も知らない雫に、醸造所のファーストラベルでもれたブドウで
つくられたもの。
それと、ファースト用に作ったワインをテイスターに選別してもらって、
セカンドになる
ものもある。と河原毛とみやび意気投合して説明。
2人の結論は、安くておいしいワインを手っ取り早く探すなら
五大シャトーのセカンドワインを薦める。
雫はセカンドワインに興味津々。
その頃、本間も自分の求めていた味、イル・バチャレ 06のワインを
口にし、愛しき人・・と感激していた。


雫とみやびは藤枝のワインバーを訪れ、お手ごろの価格のマルゴーの
セカンドワインを注文する。ワイン探しに何種類ものワインを堪能する
2人。すると、あるワインを口にした雫に、モナリザが見えたのだ。
セカンドのせいか、はっきり見えないとみやびにはいうが、
雫はモナリザが見えたことを実感していた。

この先に、「第3の使徒」が佇んでいると感じた雫に、みやびはアシスト。
そのファーストワイン、シャトー・パルメを頼む。
だが、藤枝に品切れ!!2人はガーン。残念そう。
雫は近くにあったワイン、アルタ・エゴ・ド・パルメシャトーパルメ 00
を持ち、疑問を抱き始めていた。
その頃、一青は彫刻するものの悪戦苦闘。愛しき人とは・・と悩んでいる。


雫とみやびはワイン専門店に訪れ、ワインを探すが見つからず・・・。
そんな時、マキもそこへ訪れて来た。


神咲邸では、霧生がマキが探っているから雫たちに知られるのも時間の
問題と報告する。
そんな時、ロべールはケセラセラ・・・。なるようにしかならないと
答えてた。
すると、霧生は豊多香がどちらを愛したかという謎に問いかけていた。
その頃、マキに食事に誘われ雫とみやびは席を共にする。
すると、後からやつれた一青がやってきた。4人で晩餐。
そんな中、マキはその場を仕切り、雫にワインのメニューを決めるよう
指示する。マキを非難するみやびはブルゴーニュを頼もうとするが、
雫はシャトー・マルゴーを頼んだ。
そんな時、一青がモナリザをどう感じるのか雫に問いかけると、
雫はあのモナリザの微笑みの奥底には愛がある。
そして、愛は優しさがあると答えた。
そんな時、一青はバカにした表情。
しかし、雫はダ・ヴィンチモナリザを通じて女性の優しさを描きた
かったのでは・・。と言うが、マキも一青もその思考に反論し、
恵まれた人の戯言と挑戦的。雫も納得いかないようで、父を父と思って
いなのに恵まれた人には、相応しないと攻撃。
雫は父のためにというより、一青に負けたくないために勝負に挑んでいる
ことを宣言するが、一青はテースティングをしなくても二度と負けないと
一歩も譲らない。すると、雫もテースティングはしないで自分なりに
見えたワインの世界で一青に挑むと宣言。
2人は、対決の日まで「第3の使徒」と確信したワインは飲まないと約束
しあい、その場を去る一青。
一方、マキは“ほのか”の話をもちかけてきた。雫は動揺。
そんな中、マキに“ほのか”について尋ねると、豊多香の愛しき人と
聞かされる。雫はあまりの衝撃にその場を去っていく。
そしてそんな雫の後を様子を窺いながらそばにより、約束したことに
納得していみやびはそのことを尋ねる。
すると、雫は幼い頃、豊多香にモナリザを見せられたことの話をする。
豊多香はモナリザを見て、愛しき人と言っていたのだ。
雫は愛しき人は母のことではないのかと疑惑をもちながら去ってしまう。
その頃、一青は放心状態。それを見かねてマキは優しく接していると、
突然、私のお母さん・・・といい、一青復活の兆し!!モナリザの絵を
描き始める。


翌日、神咲邸に雫は、豊多香について尋ねるため霧生を呼び出していた。
そして豊多香が愛していた人は“ほのか”なのかを聞き、母より大切に
思う人はどんな人なのかと問うが、豊多香だけがその答えを出せる、
といわれてしまう。
雫は謎が解けず、苦しんでいた。
その頃、豊多香を探っていたマキは新たな情報を手に入れる。


その後、仕事場に来た雫は浮かない表情で屋上に行き、
過去を振り返りながら、悩んでいた。
一方、セーラが一青の自宅を訪れる。そして、一青が描いている絵を見て
ママに似ている。ねっ。お兄ちゃん!!と言ったのだ。
すると、一青は「第3の使徒」母なる力強さ・・とつぶやいている。
仕事場に戻ると、雫を励まそうとみやびがやきそばとワインを
スタンバって待っていた。そんなみやびに感謝していた雫。


バレンタインワインフェアの日。
青と赤のワインボトルがいくつか用意されてあり、投票結果で一押しワイン
が決まるテイスティング会が行われた。投票結果は同点。
そんな時、本間が雫の用意した青のボトルを口にする。
すると、本間がモナリザ・・とつぶやく。
シャトーパルメのセカンド アルタ・エゴ と答えを言う。
これでは勝てないと負けを認め、素晴らしい感性と雫を褒めるが、
お高く染まるフランスワインは嫌い、誰もが飲みやすくて包容力のある
イタリアワインが好きと主張する。
その後、仕事場に戻る雫とみやび。
雫はワインボトルを眺め、シャトーパルメのセカンド アルタ・エゴ
曖昧さある不思議な味わい、けど、深い優しさがあると語る。
豊多加の愛しい人が母か別の人か、自分の感性を信じると決意。
そしてこのワインは優しさある母のワインとみやびに教えて、
このワインの延長線には、「第3の使徒」があると実感。
このファーストラベルこそ豊多香の愛したモナリザと確信する。
その頃、一青はワインを口にして、曖昧さある不思議な味わいだが、
とても深い力強さ。これぞモナリザ!!
これの先にあるビンテージと見切り、「第3の使徒」は力強さの
ワインと表現する。
そんな時、マキは一青の絵を見て似ているのねぇ〜。一青のお母さんに・・
・・・“ほのか”さんに・・・。


対決の日!!
少し早く来たマキはロべールに豊多香と“ほのか”の関係について報告が
あると言ってくる。「第3の使徒」、豊多香は非情なことを・・と
つぶやく。
そんな時、みんなが訪れてくる。
そして、一青に約束どおり、飲まないで来たという雫。
一青、me too!!
それを聞いた、ロべールは2人同時に飲むという案をだす。
それに対して2人はイエス!!
一青はワインを口にすると、イメージ開始。
ハスキーなミントの香、奥にたずさえたいくつもの黒い果実と黒胡椒。
更に、肉厚なプラムやラズべりーブラックチェリーなどのアロマ複雑な香が
私をルネッサンスの世界へといらっしゃ〜い!!
続いて雫。
目覚めよ。バッカス!!
ワインを口にする。すると、一青はいきなり、おたけび開始。
お〜〜〜ぉっ!!
雫イメージ開始。
鮮やかで強烈な日差し。
ダ・ヴィンチのアトリエ。
愛する者を選べ。
そこに、豊多香も登場するもの首を振っている。
そして2人同時にグラスを置き、違うと気づいたのだ。
そんな2人が選んだワインは同じワイン。
シャトーパルメ 00。
シャトーパルメ 00は、「第3の使徒」ではないとロべール。
2人がワインを今まで飲まなかったことにロべールご立腹。
勝敗に惑わされていた2人が、事前に飲んでいれば間違いに
気づいていたはず。
そして、ワインそのものに勝敗はない。ライバル関係を煽られる
ワインはあるが、世界中の作り手には、あのワインに勝ちたいと
思って作っている人はいないと言い聞かす。
自分の愛した畑があり、畑を信じ、育てた葡萄を信じワインを
探求するものが真の作り手。
「第3の使徒」への探求とライバルへの勝敗を一緒にするのは
両者失格!!ロべールご立腹。
雫の選んだ理由を聞いたロべールはセパージュの罠にかかったと告げる。
続いて一青に聞くが、ロべール自ら一青の答え、力強さに追求していた
ことに気づいていた。
愛とは、求めるものではなく、そこにあるものと2人に教える。
そして、2人にも愛があると言う。愛とは優しさと強さが超越したもの。
愛をはき違えるなと念じ、3日の猶予を与え、その時までに、
豊多加の愛したモナリザを持って、表現するよう指示した。
よって再度対決!!
この先の道はひきかえせない道だから、逃げ出してもかまないと
2人に言う。


その後、雫は勝負にはもう拘らないと決意し、この先に何が待っている
のか気になっていた。
一方、一青は愛を知れ?あははっっ・・
その頃、ロベールに2人は神咲の後継者は無理だと思っている霧生。
ロベールは今回のこと全て、豊多香が思い描いたシナリオなのか?
だとしたら、非情すぎる。
お前は何を考えていたのか・・・。


第4話でしたが、なんか深刻になってきましたd(゚ー゚*)ネッ!
一青の妹はセーラで、セーラと一青のママはほのか・・・。
それで、雫のママが亡くなった時に一緒にいたのもほのか。
下手したらほのかは愛人で・・だとしたら、雫と一青たちは義理兄弟!?
なんかややこしくなってきました〜(;・∀・)
とりあえず、今回の勝負は2人失格!!
次回も深刻そうですが、楽しみにしていますっっ!!