2012-02-10 鉢の大きさについて
元気ないよなー、と思っていた鉢植えのバラを掘り上げてみると、こんなでした。
白い細根が少なく短ーい。 線香花火みたいですね。
通常、鉢植えのバラは、冬には 「土を新しいものに替えましょう」 とか 「鉢増し(=鉢をひと回り大きく)しましょう」 とか言いますが、こういうのは別。
根が育つように土を変えてみるのはいいことですが、鉢を大きくするのは逆に良くない。 鉢を大きくする理由は 「植物の地上部と地下部のバランスをとるため」 だからです。
地上部が大きくなったら、それを支えて維持するために必要な根っこが伸びるための、余地を作ってやる。 それが鉢増し。
となると、こんなふうに上下ともひょろひょろしたものを、大きい鉢に植える意味はありません。 すべきことは逆の 「鉢減らし?」 です。
このバラはもともと、大きく立派な陶器の鉢に1本、ぽつんと植わっていました。
土がいっぱいある方がいいでしょ? 鉢は大きければ大きいほどいいんじゃないの? という声が聞こえてきそうですが、ものには 「釣り合い」 というものがあります。
根が育ってない植物を、不釣り合いな大きな鉢に植えたら ・・・ ちょっぴりしかない根っこは、水を吸い上げる量もちょっぴり。 そうすると土はなかなか乾きません。
いつも湿ったまま、ということは、土の中では空気の少ない状態が続くから、根っこはいつも息苦しい。 ひどくなると 「根腐れ」 してしまうのです。
バラに限ったことではありません。 大きい鉢に植えてるのになんか育たないなぁ、と思ったら、大きすぎる鉢が原因になってることもあるから、根をよく観察してみよう。
手間はかかるけど、鉢は、植物の成長に応じて段階的に大きくね。
2012-02-09 エリカちゃんとマヌカちゃん
2012-02-08 フランネルフラワー
秋に植えた 「フランネルフラワー」 です。
名前のごとく軽く柔らかい、毛織物のフランネルを思わせる手触り。 全身、うぶ毛で覆われてる感じです。
ここ数年、苗の流通量が増えてきました。
切り花ではおなじみだけど、なんだか作り物っぽく繊細そうな姿から、屋外でダイジョウブかしら? と思わせますが、結構、丈夫です。
「気温が0度以下になる季節は室内に取り込む」 が一般的ですが、ベランダや軒下のような場所であれば、東京くらいの気候なら冬越しできると思われます。
注意点をあげるならば、根っこがデリケートなので、極端に乾燥させると干からびてしまうことがある。 それと、これは雨が多く気温の高い時期ですが、蒸れに弱い。
・・・ といったような性質は、「エリカ」 や「ギョリュウバイ 」などとよく似ています。
というのも、見た目はぜんぜん違うけど、フランネルフラワーも、オーストラリアやニュージーランドなどが原産の、オセアニアの植物なのです。
昔はあまり見かけなかった、秋〜春に咲く花の中には、オセアニアのものが多い。
したがって、オーストラリアの 「明るく乾いた森」 を想像しながら栽培するといいと思うのよ。(これまた、行ったことないけど。)
これから少し暖かくなって、フランネルフラワーを育ててみようという場合、土は水はけのよいもので。 困ったら、「サボテン用」 「多肉植物用」 の土を使うと安心です。
寄せ植えにするなら大きな鉢に、先に挙げたような同じ環境を好むものと一緒に植えれば、水の管理もし易いです。
2012-02-07 「プリムラジュリアン」 の水やり
久しぶりにまとまった雨が降り、お庭が潤ったわ、というお宅も多いのではないでしょうか。 気温も少し上がりましたね。
かと思うと、また寒くなりそうだし、冬咲きの草花たちにも厳しい2月ですが、陽だまりに咲く冬の花は気持ちを温めてくれますね。
手前のピンクの花はおなじみの 「プリムラジュリアン」。 明るい花色が嬉しいです。
このジュリアン、葉っぱがペタっと地面に張り付いていることが多いので、お水やりの時ちょっと注意が必要です。 特に今の季節。
上からじゃーっとお水をかけると、お水は葉っぱにたまってしまい根元に届いてないことがあります。
その上、花に水が掛かると花がしぼんでしまうことも。 濡れたままで急に気温が下がったら凍ってしまう心配もあります。
冬咲きの草花といっても、耐寒性があるというだけでやっぱり冬は辛いのです。 できれば葉を持ち上げて、根元に直接お水を上げましょう。
少しの水で命をつないでいく冬。 水も有効にあげたいものです。
今は花数が減っているかもしれないけど、この時期を越せばまた次々とツボミが出てくるはず。 咲き終わった花は小まめに摘んで、来る春も思い切り咲かせてあげたいジュリアンです。
2012-02-06 お手当と、整理整頓の冬
台東区T邸のバラ。 1種類だけ、まだ咲き残っているものがありました。 T邸には10種類以上のバラがありますが、このバラは名前がわかりません。
「デパートですっごく安くなってたのを買ったんだけど、これが一番よく咲くのよね」 とTさん。
プライスダウンされていた名なしのバラは、暑さ寒さ、そして病害虫にも強い手のかからない良い子です。
しかし、手がかからないからといっても冬のお手入れだけは別。
株周りの土を耕し、馬ふんたい肥や腐葉土を混ぜ込んで土にパワーをつけ、肥料もしっかり。 がんばってくれたぶん、ここぞという時には手厚くお世話をするのだ。
すべてのバラが、今年もきれいな花を咲かせてくれますように!
さて、トレリスに誘引していたバラ 「カクテル」。 気づけば上の方ばかり茂ってしまいました。
3本のつるバラがひしめいているこの場所。 今年の冬は、数を減らして整理をすることになりました。
トレリスは高さが1mくらいしかなので、古くなったカクテルを抜いて、メインは真ん中に植えられていた 「グラハムトーマス」 に。
グラハムトーマスは温かみのある黄色。 根強い人気のイングリッシュローズです。
カクテルのように中央がスカスカしないよう、枝を低い位置から配置しました。
・・・って、よくわかんないな、この写真。
枝を誘引するとき、できるだけ水平に留めていくと垂直に花のつく枝がいっぱい出てきます。 が、一番上まで枝を誘引してしまうと、はみ出して伸びる枝がちょっとうるさいことがあります。
上部をちょっと空けて誘引しとくといいです。
グラハムトーマスの枝はしなやかで誘引も比較的、ラク。 サイズ的にも、どこのお庭でも扱い易いと思います。
2012-02-04 相変わらず、裸よ
外は相変わらず寒いのですが、こういう陽射しを浴びるとそうでもない気がします。
寒がりな犬はかわいいお洋服を着せてもらっていますが、みかんちゃんは平気。
年はとりましたが、今年の冬も裸で過ごしています。
ちょっとグラマラスな、今年の冬。 太ったっていうなっ。
2012-02-03 今さらですが 「冬のサクラ」 のこと
去年の今頃、今井美樹が出てたドラマ、見てましたか?
途中までしか見てない私はストーリーの記憶が曖昧なのですが、冬のサクラ = 「啓翁桜 (けいおうざくら)」 が一時期、注目を浴びたことは覚えている。 ご近所で 「ドラマの桜、買っちゃった」 という方もいたもんね。
ホームセンターで “桜コーナー” を見かけ、その中に1年遅れで啓翁桜を発見。
しかし、この苗木をお庭で植えても冬に花は咲きません。 自然に開花するのは3月半ば〜4月初めってところ。
それじゃぁ普通の桜と同じじゃないか、と思われましょうが、そのとおりです。
たぶん、ドラマの中でもそのへんのことは説明されてたんじゃないかと思うけど、啓翁桜は切り花(枝) 用の桜なんですよね。
桜は休眠中に一定の時間、低温に当たると開花します。 この休眠時間を計算して、時期を見計らって枝を切り、ハウスで加温するなどして開花の時期を早め、お花を咲かせております。
東北などの秋の訪れが早い地方では、植物が休眠期に入るのが早く、こんな促成栽培ができる!
つまり、もう春なの? と勘違いして真冬に開花した桜 = 冬のサクラなのよね。
特に啓翁桜は、枝の伸びが良くて細い枝が何本も出るとか、小さな香りのよい花がたくさん咲くとか、枝を切っても弱りにくいとか、性質が切り花向きらしいです。
もちろん、苗の状態でも鉢植えにして、同じような調節をすれば冬に開花すると思うけど、庭に植えちゃったら無理ね。
秋に咲く桜もあるけど、自然に咲く桜はやっぱり春がメインです。 苗木をお求めになるときは、ラベルなどで開花時期を確認してくださいね。












