松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

パレスチナ軍の形成にイスラエル国家が反対しない可能性は?

id:tatsu___kun様、応答ありがとうございます。

最も人道的配慮な方法で行くならば、イスラエル国パレスチナ国家の平和共存(可能なら共栄、連邦化、単一国家ですが、ちょっと無理かな)が望ましいですし、それ以上の落としどころは無いと考えます。
http://d.hatena.ne.jp/tatsu___kun/20090111/1231698250

二国家でいくか、一国家のうちに「パレスチナ人」を併合するか、それとも一国家のままで「パレスチナ人」を消滅させるか*1の3種類しかないですね。
で国境としては、1949年の休戦ライン(1967年の第三次中東戦争まで)(グリーンライン)か、かってのパレスチナというエリアか。(この中間も考え得るが省略。)
最も人道的配慮な方法をしない場合も、可能性としては以上の3掛ける2種類以下しかないですね。

つまり、二国が共存するパレスチナ国家樹立に当たってはパレスチナ軍の形成をイスラエルは反対しません。(反対してたら平和条約結べないでしょう。)

 論理的には反対することはできない、ということが確認できればけっこうです。


二国家共存の出発点は、次のように確認できます。

* 暫定自治機構設立、西岸・ガザ地区での5年間の暫定自治
* 国連安保理決議242及び338(イスラエルの67年戦争での占領地からの撤退)に基づくパレスチナ最終的地位交渉
* 暫定自治開始後3年以内に、エルサレムの帰属、パレスチナ難民、入植地や国境等の問題を含むパレスチナ最終的地位交渉開始
「暫定自治原則宣言」(オスロ合意I)(1993年9月、イスラエルPLO間)
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/area/plo/kankei.html

一九六七年十一月二十二日の国連安保理決議242では、イスラエル軍は最近の紛争で占領した領土から撤退することが、決議されました。したがって、二国家共存のためには、まずイスラエル国家が占領地から撤退しなければなりません。
しかし、イスラエルはそれをせずに、「パレスチナ側からにだけ武装放棄を要求する「停戦合意」をとりあえず結ぶという、一時的政策を取りつづけてきました。

ハマスにそういうまともに対話するチャネルが存在するのか否かが問題で、それがあればそもそもここまで悲惨な状態にならなかったのでは?
http://b.hatena.ne.jp/tatsu___kun/20090105#bookmark-11531667

 対話する姿勢がハマスにはないという指摘は、イスラエルに対話への姿勢がある場合しか意味をなしません。西岸において入植地を増やしつづけ撤退に逆行しているイスラエルをスルーして、ハマスも問題点だけあげつらうのは、ダブスタです。
 そして問題はこの「ダブスタ」が、「数百人の超近代的兵器による虐殺を見ながらなお、それは「マハスのせい」と言いつのる」倒錯した言説を撒き散らしていることにより、暴虐を手助けしていることです。実際この「ダブスタ」がなければ、今回の惨事も国際社会の圧力により、死者が2、300人出たところで中止させられたでしょう。
 「二国家共存のためにまずイスラエル国家が占領地から撤退しなければならない」に合意いただけませんでしょうか。
 今回の流血はあと数日で終わります。*2 しかし、問題は流血ではなく、「ダブスタ」なのです。国際社会は今回もダブスタを採用することにより、「占領地からの撤退」は近づかないでしょう。ガザ人民は苦しみ続け、いわゆる「テロ」以外に生きがいを見出せないといった実存に追い込まれた人々は、数年後には必ずまたなんらかの「テロ」を実行するでしょう。そのような回路を作っているのは「ダブスタ」です。

*1:エジプト、ヨルダンに飲み込んでもらうを含む

*2:たぶん

ガザ虐殺の WEB用リアルタイムカウンター

下記のとおりやってみたらでました。
いまは900人。4桁にならないように・・・

件名: [anti-hkm 9867] ガザ虐殺の WEB用リアルタイムカウンター
送信者: どすのメッキー
送信日時: 2009/01/12 10:08

 どすのメッキーです。


 パソコン好きの米国の写真家Qwaiderさんが、自分のブログ"Qwaider Planet"

 http://gaza.qwaider.com/

で、ガザの犠牲者のカウンターを7日から提供しています。

 http://blog.sweetestmemories.com/default.asp?Display=1672

 数字は、左から、攻撃開始後の日数、死者数、負傷者数となります。自由
に(無償で)みなさんのブログ、ホームページに貼ることができます。ガ
ジェットと同じような感覚で、数字は自動的に更新されます。

 パレスチナの犠牲者だけを表示するバージョンと、パレスチナ、イスラエ
ル双方の犠牲者を表示するバージョンの2種類があって、それぞれ、ブログ
用とホームページ用のソースコードが開示されていますので、それをあなた
のサイトにコピペして下さい。HTMLが分かる方なら、アレンジも簡単だ
と思います。

 数字はQwaiderさんが、賛同者の協力を得て集計しているようです。(詳
しい説明はないので)正確性は100%保証はできないと思いますが、各自
の判断で使ってください。すでに米国のブログでは何件か使用しているのを
見つけました。

 とりあえす、使ってみたい方は、あなたのブログや、ホームページに、以
下のソースを挿入してください。メーラーによって、改行が挟まる場合があ
ります。その場合は、改行のみ削除してから挿入してください。

■パレスチナの犠牲者のみ表示
<a
href="http://blog.sweetestmemories.com/default.asp?display=1672"><img
style="border:0;background:transparent" src="http://gaza.qwaider.com/img
/Palestinian.ashx" alt="Gaza Carnage Counter" title="Gaza Carnage
Counter" /></a>

■パレスチナ、イスラエル双方の犠牲者を表示
      <a href="http://blog.sweetestmemories.com/default.asp?display=
1672"><img style="border:0;background:transparent" src="http://gaza.
qwaider.com/img/ImgHandler.ashx" alt="Gaza Carnage Counter" title="Gaza
Carnage Counter" /></a>

(略)

12/Jan./2009
どすのメッキー拝。

ブログ"sometimes alittle hope"も見てください。
http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/