しばらくポメラとつきあった印象を書くよ。
- 出版社/メーカー: キングジム(KINGJIM)
- 発売日: 2008/11/10
- メディア: オフィス用品
- 購入: 13人 クリック: 694回
- この商品を含むブログ (134件) を見る
- 付属UBSケーブルが短い。
定価設定、いいかえればコスト削減の対象にでもされたのか?
PC側のUBSソケットがすぐ近く、手を延ばせば届く範囲にある人ならこの「短さ」でも不自由はしないのだろうけど、個人的には最低一メートルくらいはほしかった。
幸い、別用途にゲトしていた「ミニUSB(オス)←→USB(オス)」ちょい長めのケーブルが余っていたんで、それを使っているけど。
- マイクロSDカードに収納したデータが、そのままでは他の機器で読み込めない。
わたし的には、だいたい直接PCに繋いでデータのやりとりをしているんで、そんなに問題はないんだけど……出先で携帯とかにデータ移したいシーンは、結構あると思う。
どうやら、フリーソフトを使うと、別の機器でもファイルが読みとれるようになるらしいけど……わたしは、まだ試していない。
(明日あたり、試してみる)
単純なテキストファイルしか扱っていないはずなのに、こうした邪道な手段でしかマイクロSDカードを読み出せない……というのは、ちょっといただけない。
「データの互換性、流動性」については、ユーザーによってはかなり深刻な問題なんで、次の機体からは改善して欲しいところです。
- 搭載しているIMEが、意外にアホ。
A-tokだから……と、使う前は安心していたのだけど……。
連文節変換、ダメ。熟語に弱い。固有名詞、ぜんぜん入っていない……などなど。
実質、下手をすると携帯のIME以下なのではないか?
メーカー的には、「ソフト的なアップデートはしない」と公言しているので、これらの欠点は「そういうもんである」と飲み込んで使い続けるしかないようだ。
まあ、慣れてしまえば、我慢できないというわけでもないことだしな。
値段が値段だし、もともと「文具」というカテゴリなのだが、高望みするな、ということか。
ソフト的な不備が多い反面、
- キータッチなど、インターフェース部分はかなり練り込まれている印象。
キー、打ちやすい。今でもときたまミスタイプするけどな。
シフトやコントロールキーの扱いがちょっと特殊で、なれるまでにまごつくけど、慣れれば、それほどでも。
重さも……大きさか想定して手を伸ばすと、結構ずっしりくるん重さ……なんだけどね。
逆に、これ以上軽かったら、キーをタイプする時、がたがた動くいて安定しないか?
個人的に感動したのは、
↑この「ゴムパーツ」。
キーボードを広げると、このゴムの上あたりに「ENTERキー」が乗っかるような形になる。
これを出した時と出していない時とでは、「ENTERキー」を打った時の感触が、ぜんぜん違ってくる。
↑「ゴムパーツ」を畳んだ状態。
一見「なんのためについているのかよくわからない」このゴムベロは、ENTERキーの衝撃をクッションとして吸収するためについているらしい。
こういう部分は、メーカーも試行錯誤して設計しているのだろう……と、感心した。