ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

nsw20722007-04-06

 昨日風邪薬を飲んで日がな一日寝ていたものだから、全然眠れなくなっちまった。朝早くから連れあいの誕生日記念お出かけ、なので焦る。松坂のピッチングや如何に。オ〜、勝利投手だ!良かったね。
 外山恒一都知事候補はあちらこちらで話題になっているらしい。反イシハラ派は大同団結しなくてはならないのに、どうも票が割れているぞ。これで当日大雨とか、あるいは快晴のぽかぽか陽気なんかになったら最悪だな。

山梨・神の湯温泉

 今年ほど各地で桜を見た年はなかったと思う。今日出かけた温泉は山梨の普通の住宅に囲まれた「神の湯温泉」という一軒宿の温泉である。全然聞いたことのない温泉で、クラブ・ツーリズムのパンフレットに日帰り温泉プログラムのひとつとして載っていた。聞いたことがなかったから止めようと思っていたのだけれど、一週間ほど前にいつものように「朝はニッポン一番乗り」を聞いていたら、温泉案内をするために時々出てこられる方が今時のお奨め温泉だといってこの温泉の名前を挙げたので、慌てて申し込んだのだ。風呂は無色透明。ただし、温度の違う湯船がいくつかあって、あっちに浸かったり、こっちに浸かったり、小さいんだけれどお日さまの陽射しと・・・なんと風呂の前が全部桜満開で全部ピンク色!という露天風呂である。ちょっと目線を上げるとその桜の上に富士山が見える。ま、正確にいうと桜が思いっきり咲いているので富士山を隠しているという贅沢さである。ホテルの前にも素朴に一本だけで咲く桜。しだれ桜があり、桜三昧である。挙げ句に山梨というと、この時期中央高速に乗って一宮を下ってくる時には、辺り一面桃の花でピンク色に全てが染まっているという風景を満喫することができるのだ。ランチが、まぁしょうがないかなぁという程度であったとしても、露天が小さすぎるとはいえ、これだけの桜と桃を満喫すれば何も文句はないだろうというものである。
 なんで「神の湯」なんて名前なのかと思ったら先代の社長が信仰していた神道系の宗教が関わっていて祀ってあるナントカという神様のお告げが1972年にあって掘ったところ温泉が湧いたということから始まっているんだそうだ。このホテルのロビーには間口一間半から二間ぐらいありそうな巨大な神棚がある。
 ところで、このバスに乗る時にうちは二人なのに、後ろから二列目に四人分の席に名前が書いてある。え?同姓の人がもう一組いるというのか!?と思ったらなんと、参加者が催行人員ギリギリの22名で、この辺は一人で二人分の席を使ってくれ、ということなんだとわかった。しかも、このバスは最新のバスで、後ろの三列は椅子を回転して横にすることができるようになっているというので、座席の足下が他の席の倍近くある。そしてよく見ると参加者のうちに一人での参加者がやたら多いのだ。普通のバス・ツアーはほとんどが二人連れ以上だというのに。
 種明かしは、この温泉ツアーはクラブツーリズムの「温泉大好き倶楽部」のツアーのひとつなんだそうだ。なんだよ、その「温泉大好き倶楽部」ってのは、と思ったらここの企画温泉に10湯行くと前頭ということになり、その後回数が増えるごとに相撲になぞらえた位が上がり、100湯を制覇すると横綱になるのだというのだ。知らんぞ、そんなの!と思ったら一人でご参加のほとんどの人はこの倶楽部の会員証を添乗員に提示し、帰りにスタンプ・オンで返して貰うらしい。 この倶楽部のツアーは他のツアーのように様々なおみやげ屋に寄ることをしない。日帰りでは現地に4時間ほど滞在し、昼飯を食べてとにかく温泉に入って帰ってくるのだそうだ。だから、ただ行って温泉入って昼飯喰って帰るだけにしてはちょっと高めかも知れない。至ってシンプルな企画で面白い。
 一行の中におられた女性がかすかに見える富士山に向かってデジカメを構えたかと思うとそのフレームの中に今流行のコプエルだか、たっくんだか知らないが、フレームの片隅に入れるかのようにお人形さんを突き出し、シャッターを押す。多分写真を見るとオオタスセリのブログの写真のペコちゃんのように映っているんだろうなぁと思いながら何枚も撮る様子を見ていた。
 はなびらが 舞い降りて もんしろ蝶

人口自然増

 「一昨年の12月から昨年の11月までの日本で生まれた日本人の数は、死亡した人数を1,177人上回り、2005年10月以来1年1カ月ぶりの自然増(Asahi.com 2007年04月06日21時49分)」だっていう。疑問なんだけれど、なんで2006暦年の数字じゃなくて、そんな不自然な一年間を区切った話なんだ?ただ単に人口動態統計月報(概数)だからって話か。皇室の影響大、という話のようだ。

北朝鮮と豪州

 豪州外務省、バクスター第1次官補(北アジア担当)が平壌から帰ってきたそうだ。豪州が日本と異なるのは対ベトナム、あるいは対ラオスなんかの経済政策なんかでもどんどん前向きに入っていってしまうことかも知れない。確かにかつては国交をもっていたものの核実験以降交流を絶っているとはいえ、なんの衒いもなくどんどん入っていってしまうという印象がある。六ヶ国協議の条件を果たすことを条件として来月北朝鮮の代表が豪州訪問を受け入れると北京で表明だという。ハワード政権は選挙前にどんどん手を打ってくる感じがする。対日FTAも含めて。