入力して思ったのだが、「ぴょんやん」と打っても「平壌」で変換される。現地読みながら地名としては「香港(ほんこん)」並みに定着していると改めて思った。香港と比べると訪れたことがある人はあまりいないだろうけど。 石丸元章さんという作家の5泊6日の平壌訪問記。時期は拉致問題で日朝関係が一段とこじれる前の1990年代の後半だろうか。本編にはないが、文庫の後書きに拉致問題の事が触れてある。旅行当時の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の元首は金正日総書記。ご存じのように現在は息子の代になっている。老舗旅館みたいだが。 旅行先も癖が強いが、ツアー旅行参加者の癖も強い。当時は年間200人ほどが日本から訪れていた…