ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

やや、秋だ

 朝から湿度がとてつもなく低い。いつも、うちの茶の間の湿度計は70%ぐらいのところをさしているんだけれど、今朝はなんと50%を切っているというくらい。天高く 馬肥ゆるか・・どうか知らないが、いやいや秋だ、秋だ。昨日サンマの塩焼きを食べておいて良かった、良かった。(写真:ベランダ栽培のミョウガに花が咲いていた。)

映画「Into The Wild」

 どこの映画館のことなのか知らないが、ある方がブログに書かれているのを読むと日曜日の「Into The Wild」を上映している映画館は満席だという。その方は新聞が絶賛していたというのだけれど、こんな事になるなんて驚きだ。今の日本であの映画が受けるとは。
 すべてを捨てるということがどんなことなのか。今の日本の若者達はすべてのものを捨てられるものなら捨ててしまいたいと思っているのだろうか。そういう気持ちがわからないわけではないけれど・・・。そこまで来ているのだろうか。

居座り続けるもの

 「こんなに支持率が低いということが何を意味するかわかっているのか」と毎週内閣支持率を提示して福田内閣を追いかけ回していたマスコミが、彼が辞任してしまうと「放り出してしまった」と辞めたことをとがめるのはおかしいじゃないか、という書き込みを結構様々なところで見る。
 そうだよね、こっちでいっていることとあっちでいっていることが違うよ。これまでの権力者はその位置に固執するというのが普通でなかなかその権力を離さなかった。しかし、あの「最高権力者だ」といっていたあべちゃんがポンと放り出してからというもの、権力者と覚しき立場にいたはずが、集団権力の単なる駒と成り下がったということか。「今の若者は折角手に入れた立場を忍耐することもなく移っていってしまう」というのは世代の問題ではなくて時代の流れだということを認めるしかないのだろうか。
 相撲協会の理事長はそういう意味では日本の伝統的権力者であり続けていたということか。さすが「国技」だ。

あの人は今

 昨日の晩、いつものように布団に横になってから携帯ラジオでどこかのテレビの音声を聞いていたら衆院岐阜1区の話になっていた。例の野田聖子佐藤ゆかりの一騎打ちが行われた選挙区だ。この辺に疎い私はとうの昔、今年の早々に佐藤ゆかりが東京5区に拠点を移していたのを忘れていた。自民党から追いやられたはずの野田聖子自民党本部から肝いりで降り立った佐藤ゆかりだった。ここまで地元の後援会を頼まれ「岐阜に嫁ぐ気持ちでやってきました」という佐藤ゆかりをここまで支えてきた人たちにとっては、ころっと話はひっくり返って、もう自民党じゃないんだからと思っていた野田聖子が公認されることになり、自民党幹部は佐藤ゆかりについて「岐阜から嫁に出すつもりで送り出してやってください」といわれたんだという。冗談じゃない。あっという間に東京に国替えしてしまった佐藤に置いてきぼりになった岐阜1区の地元の後援会はどうすればよいのか。佐藤ゆかりのように「はい、さようなら」というわけにはいかないのだ。自民党政治家としては恥の上塗りといわれる元幹事長が「♪おてぇてぇつぅないでぇ〜」と胴間声を張り上げる恥ずかしいイベントなんかでなんでも終わるわけがない。
 成績優秀で知られたエコノミストは必ずしも政治の世界に向いているとはいえないことを証明しているだけでなく、自民党のやり方がもう本当に選挙のための政治でしかないことを露呈しているだけだ。これでもこの政党に政権を持たせて大丈夫だと判断するのは無茶というものだろう。

河野太郎がメルマガで

総理の突然の辞任と総裁選挙の狭間で、日本はNSG原子力供給国グループ)の臨時総会でNPT(Nuclear Non-Proliferation Treaty=核拡散防止条約)に加入していないインドを例外扱いする米印原子力協定に基づく原子力関連のインドへの禁輸を解禁することに賛成した。

と報告している。これは驚くべき態度であるといわざるを得ない。あのウラニウムを輸出産品のひとつとして抱えているオーストラリアの労働党政権ですら、NPTに加盟していないインドに対してウラニウムの輸出は許可しないと宣言している(とはいえ、今週インドで政府高官レベルの会談がもたれることが怪しいといえば怪しいが)というのに、この非核三原則を高らかに宣言し、核兵器撲滅を訴えるべきこの日本という国が何故、今小のタイミングでこの先何をするのかわからない態度にいるインドに協力するというのか。
 その裏は日本国内で仕事を確保できなくなってきた原子力関連重機産業のための政策転換ではないのか。
 高村外務大臣の見識を疑うと共に、こうして何にもやらない自民・公明連立内閣の存続を阻止しなくてはならないことは明確じゃないか。霞ヶ関社保庁といい、外務省といい、厚労省といい、みんなむちゃくちゃだなぁ・・・。

連れ合いの疑問

 かびちゃったり、農薬が高濃度で混入している外米が入って来ちゃったからそれをキロあたり10円なんて格安な値段で工業用に卸すというシステムだというんだけれど、なんでこれは「こんなもん売りつけんじゃねぇよ」と輸出してきた外国の業者に突っ返すことができないんだろうか、と。そんなもんでも買わなきゃならないというシステムというのはどう考えても、国際的に見ても、おかしいじゃねぇかと。そ、そうだよなぁ。なんだ?これ?

夕飯当番

 また、餃子にした。嫌いじゃないというのもあるし、野菜を刻むのはストレス解消になる。尤も私にストレスなんてほとんどない、というのがおおかたの私の友人達が見るところである。久しぶりに作った。近所のスーパーで皮を買ってきたら一袋ずつ違う皮を買ってきてしまって大失敗。ひとつはサイズも最も小さいもので、餡が余ってしまい、しかも食べたりなかった。
 そのあと、明日のテレビ呑み会に持って行くつまみを作る。テーマがそれぞれが500円のつまみを持ってくるというものなので、三本189円の人参を買い、三腹389円のたらこを買ってきた。これでは上限を超えてしまうが、人参二本と二腹のたらこで予算以内。人参をひたすら千六本にする。これをごま油で豆板醤とショウガと共に炒め、たらこを落としてかき混ぜ、めんつゆで味を安定させるという、誠に簡単なもの。さて、冷たくなって味がしみこむとどうなるんだろう。