キャッシュメモリと主記憶に関するアクセス時間とヒット率の組合せのうち,
主記憶の実効アクセス時間が最も短くなるのはどれか。


  ┌─────────────────┬──────────┐
  │   キャッシュメモリ      │    主記憶   │
  ├──────────┬──────┼──────────┤
  │アクセス時間(ナノ秒)│ヒット率(%) │アクセス時間(ナノ秒)│
┌─┼──────────┼──────┼──────────┤
│ア│    10     │   60   │ 70 │
├─┼──────────┼──────┼──────────┤
│イ│    10     │   70   │ 70 │
├─┼──────────┼──────┼──────────┤
│ウ│    20     │   70   │ 50 │
├─┼──────────┼──────┼──────────┤
│エ│    20     │   80   │ 50 │
└─┴──────────┴──────┴──────────┘

[自己解答]
 エ

50 MIPS の処理装置の平均命令実行時間は幾らか。

 ア 20 ナノ秒

 イ 50 ナノ秒

 ウ 2 マイクロ秒

 エ 5 マイクロ秒

■キーワード■
  計算問題:MIPS計算

■解答■
 基本情報技術者午前平成16年春問18

  ア 20 ナノ秒

  50MIPSは、50*100万回=50,000,000回実行/秒
                 =50,000,000回/1,000ミリ秒
                 =50,000,000回/1,000,000マイクロ秒
                 =50,000,000回/1,000,000,000ナノ秒

    1,000,000,000/50,000,000=20ナノ秒

アドレス指定方法のうち,命令読出し後のメモリ参照を行わずにデータを取り
出すものはどれか。

 ア 間接アドレス

 イ 指標付きアドレス

 ウ 即値オペランド

 エ 直接アドレス

■キーワード■
  アドレス指定方法,アドレス修飾

■解答■
 基本情報技術者午前平成16年春問17

  ウ 即値オペランド

   ア 間接アドレス…アドレス部の値がデータのアドレスを格納しているアドレス
   イ 指標付きアドレス…インデックス内の値とアドレス部の値の合計のデータがアドレス
   ウ 即値オペランド…アドレス部の値がデータそのもの←○
   エ 間接アドレス…アドレス部の値がデータのアドレスを格納しているアドレス