鬼の棲み処

普通な人「おーが」の記憶を逃がす場所、ただの備忘録

ジャパニーズオーシャン


 
はい、皆さんお久しぶりです、豊田真奈美です。嘘です、タイトルと併せて解る人だけ解ってくれればいいネタです。

改めまして、何故かココ書く時間が全く取れやんくなった男おーがです、こんばんは。
大概のことはmixiで書いちゃうもんやからこっちがお留守んなってるだけとか言うな。


さて、気が付けば5月も半ばになりまして、当然GWが終わってる訳ですわ。
今年のGWはなんとなくいつもと違て、直前までテンション上がらんかったんさな。
その証拠に、おーがが連休取ったんが5.3〜5.6の4日間てな普通のGW。
人によっちゃあ10連休とか言うてる中、全くそんな気にならんと、前半は仕事してたんやから誰か褒めて《笑

今年のGWはどうすっかなぁ?て考え始めたんが4.21。
実はこの時点で毎年恒例の「琵琶湖野宴」が告知されてたんやが、全く気付いてへんおーが。
2日の夜から出発して、日本海側で遊ぶルート組んだり、西の方に行ってみる計画してみたり、四国初上陸目論んでみたりしてたんさ。
ところが4.22に件の琵琶湖野宴開催を知らされ、計画立て直し。

いや、気付いてへんのやったらおーがが琵琶湖野宴企画せぇよってな話もあるんやろけど、琵琶湖前提で計画立てるといろいろ無理出てくんのさな。
なので、今年は琵琶湖スルーの予定やってんけど、初日琵琶湖泊確定。


GW前日の5.2昼過ぎからダチのかみが家を襲撃してた。UKTもnnkもご機嫌やったらしい。
全く落ち着かん状態で仕事終わらせたおーがが帰宅したんが19:00。そっから飯食いに出て、帰宅後軽く呑んで1:00頃?就寝。

翌朝、5.3の7:00頃起床。すでに起きて漫画読んでるかみを横目で見ながら、車に行って道具のチェック。
今夜には琵琶湖で宴会なのに、当日朝までなんの準備もしてへん体たらくっぷり。
いくつかの備品切れてたもんやから、買い出しメモ書いて部屋に戻る。するとかみが出発準備始めてた。
荷物まとめた後、今回のツーリングの途中で壊した、単車の不具合修理したりしてのんびりした感じで我が家より先に琵琶湖へ旅立ってった。

そっから我が家も出発準備で大忙し。
琵琶湖行って帰ってくるだけや思てたUKTや、気温が読めやんくて衣類の調整に戸惑う飼い主様が準備終えて、やっと出発したんが昼過ぎ。
ちょうど、mixiでかみが琵琶湖に到着したんを呟いた頃やないかな?

まず最初に向かうんは、琵琶湖と正反対のおーがの勤務先。4月の月末書類提出。
次に、来た道戻りつつ、買い出しがてら新しく出来た業務スーパーへ。目新しい物がいくつかあって使えそうやけど、生鮮精肉があれへんから何も買えやん。
ようやく琵琶湖向かいつつ、備品の補充に100均寄っていよいよ鈴鹿スカイラインへ。




せっかくの山道やけど、所詮ハイエースやしなんもあれへんよ。




途中パラっと降ったりしたけど、基本的に好天の中、新緑萌える山道でご機嫌ドライブ。
そんな山道抜けると、いきなりの渋滞。ここで、かみから着信入ってんの気付いて電話する。
鈴鹿スカイラインは電波の入らん場所が「まだ」あるらしい。auさん頑張ってください《笑
軽く苛つきながら、脇道それるとこっちも渋滞。
ただ、渋滞の原因が解ったもんやから、笑顔で諦めた。
ちょうど地元のお祭り開催エリアで山車が通る道を横断しようとしてる形になるもんやから、渋滞っつぅか、通行止めされても仕方あるまい?
「祭りてワクワクすんなぁ。」なんて毎度毎度な事言いながら無事通過。

草津市が近なってきて、100均じゃ手に入らん備品と薪調達しにホムセンへ。薪あれへんかった。
別のホムセンにも寄ったんやが、やっぱり見つからんくて、今回は薪諦めて食材調達。
おーがが家からこっそり5合の米持ってきてること知らん飼い主様、食材買いすぎ《笑

そんなんしながら、18:00頃やっと琵琶湖到着。
偶々駐車場空いた事考えると、結果的にこの時間がベストなんかもしれんね。
とりあえず荷物運んだり、メタボ会面々やら琵琶湖野宴初見参のマイミクeisukeさんに挨拶したりで大忙し。
そんな状況でも、メタボ会総帥ともっちさんが炭に火ぃ入れてんのを横目で確認しながらテントの設営。
記憶があやふやんなってんのに気付いて苦笑しながら「こんなんでいんじゃね?」て感じで設営完了。
ともっちさんから炭を1個強奪すれば火起こし完了《笑
早速いろいろ焼き始める・・・と、同時に呑み始める。
ビール片手に乾杯しつつ、500ml缶をほぼ一気空け。周り見渡してお初の顔があるなぁと思いつつ、毎年の恒例行事になった琵琶湖野宴を楽し・・・

み過ぎた42歳。

みなさん驚いてください。

この男、すでにこの段階の記憶があやふやです

むしろ・・・




暗くなってからの記憶が全くない!




琵琶湖野宴の様子はコチラ(相変わらずの無断リンク、かみのレポです。)


こうなったら書くことあれへんから、唐突に翌朝。


5.4の朝。
例のごとく、手際よく片付けるメタボ会メンバー、ツーリング慣れしてる関東組を横目にもたもた休み休み片付けをするおーが。
それぞれが自分のタイミングで去っていく「現地集合現地解散オール自己責任」な気持ちのいい空気の中、参加者全員が立ち去るのを見届け、野宴跡地のゴミの確認したら、我が家も出発!

5分後には琵琶湖畔のローソンで朝食《笑
そこで飼い主様に今日の予定確認。当然、ノープラン。
ここでおーががスマホ取り出してメモしておいた施設のHPを見せる。
「これ出したら絶対食いつく!」て自身の遊び場・・・




若狭三方縄文博物館




この春6年生になったUKT。歴史の授業が始まって、先日から縄文・弥生時代に興味があるらしい。
そして飼い主様はその時代に詳しいらしく、当然釣れる飼い主様。
本日の行き先は福井県三方五湖に決定!

iPhoneのナビセットして、順調に進む。途中軽い渋滞に遭いつつ、トイレ休憩なんかはさみながら昼ごろ到着。
もうね、不安になる雰囲気。GWまっただ中、ご機嫌なお天気なのに人の気配皆無。
とりあえず、駐車場は開いてるいう事で、昼飯買ってきてここで食べようて事に。
来た道にあった近場の飯屋が軒並み「うなぎ」てな看板ぶら下げてる中じゃ、コンビニ弁当でお昼にしても仕方あるまい?
飼い主様と2人ならアリかもしれんが、子供2人にうなぎとか贅沢すぎるわ。

そんなこんなで近くのコンビニ行って、お弁当持って中へ入ると、表から見える施設の向こう側が大きな公園状態に。
気の利いた東屋があってりしてピクニック気分で昼食。
ゆるい空気の流れる中、殺伐としてたんが「トンビに注意!」の張り紙。手に持ってるパンなんかでも急降下して強奪してくらしく、とにかく物陰で食えて書いてあった。
トンビて思いの外デカイから、そら要注意やわ。

飯が終わったら、博物館内部へ。中もこれまたゆるい感じで、入館料さえ払えばあとは好きにしな状態。イマイチはっきりしやん順路と思しきルート通りつつ写真撮影。
どこにも撮影禁止の看板とかなかったはずやからね。

あのね、縄文時代なめてた。割りとウホウホ言うてる時代やと思てたんやけど、黒曜石の加工とかしちゃってるし。
うん、竪穴式住居建ててたんは知ってるけど、オランウータンかて簡易な家はこさえるからね。
つかね?漆使ってんのよ、縄文人。しかも黒と赤使い分けてんの。その工程も今と基本部分は変わらん感じ。
縄文人知恵もある。木彫って船こさえる時、堅いもんやから軽く焼いて炭化させて削ってんの。超賢い。
いや、なめてたんは縄文人やなくて縄文時代
有名な縄文式土器の模様にかなりレヴェル差感じるんやけど、その秘密が解った。
縄文時代




10000年くらいあんのな。




諸説あるもんやから最長で13000年の歴史が縄文時代てくくりんなってるの。そらぁ初期と末期で土器のレヴェルも変わるさ。
知ってる?今2014年でしょ?西暦1年の日本て弥生時代中期だよ?弥生時代中期から今の今までで2014年。
縄文時代10000年前後。進化て加速しまくるんやね。

そんな事思いながらしっかり堪能しつつ、外へ出て竪穴式住居へ。


もちろんレプリカやけど、ここもゆるい感じで、管理人も居てへんし、好きにしろさ状態。
何件か建ってるうちの1件は中のかまど部分に焼けた跡有り。多分、体験イヴェントかなんかで実際に煮炊きしたんやろけど、うっかり「ここで煮炊きしてもいいんだ!」なんて思う輩が出ても不思議やないやん?なのに全く野放し。

家族で中に入ると、意外とひんやりした感じ。丸太の椅子に腰掛ける原始家族おーが一家。
そして、実の家長、飼い主様の独演が始まる。お題は「竪穴式住居の建て方」
重機も道具もろくすっぽあれへん中で、以下にして柱を立てて屋根を上げるか、組み立て手順を子供らに解説。




なんなんだ?この女!




惚れなおした瞬間やったわ《笑
そんなんやったら昨日の琵琶湖野宴でテント壊して野宿状態になってたかみくんに建ててあげればよかったのに《笑


結局なんのかんので15:00過ぎまで遊んで、次の行動予定会議。
何がどうしてどうなったんかは忘れたが、飼い主様のナビでR162を小浜市方向へ。とりあず海っぽい物が食べたいて話やったかなぁ?
小浜市内走るうちに、おーががある看板に反応してハンドルを右に切る。
ナイス勘!ほどなく見えてきたんが若狭フィッシャーマンズワーフ」
まぁ港町の観光地にありがちな魚介市場やけど、無難っちゃ無難よな。




おーが以外福井初見参やし。




とりあえず、一周して「とれとれ寿司」さんで、定番の焼き鯖寿司としめ鯖買うて飲食スペースへ。
ここの飲食スペースはお茶と味噌汁が無料提供されてたもんやから味噌汁の様子見に。
何エビやろ?頭がゴロゴロ入った出汁の効いてそうな味噌汁の香りにつられて・・・寿司も美味かったけど味噌汁に家族全員満足。
多分、昼時に入ったら席も取れやんやろし、味噌汁も満足に飲めやんかったろな思いながら店出る。
ちょっと遅目のおやつタイム万歳!

で、フィッシャーマンズワーフ出た瞬間飼い主様が言う。

「お風呂入りたいねぇ。」
「ん〜〜〜・・・ん!」

おーがが指さした先には「湯」の案内看板。
車に乗り込むと、看板の案内通り数100m走って突き当り左。でっかい建物が「御食国若狭おばま食文化館」。


ここの3階がお目当ての「濱の湯」さん。
なんせ、日本海側に面したお風呂で、時間が17:00過ぎたとこなもんやから日の入り見ながらひとっ風呂てのを目当てに大盛況。
それでも運良く洗い場確保して、汗流したら露天風呂へ。
驚くほど真緑色の「海藻風呂」につかりつつ、絶景ポイント確保。昔こんな頭の色したアホが居てたなぁなんて思いつつ、眼下の大海原を眺める。
が、この頃から山の上に霞がかかり始めて、おひさま自体雲の中へ。結局、日の入り見ながらてのは無理やなと見切りつけて、風呂自体を満喫する事に専念。
濱の湯さん、いいお湯でした、また行きます。

それにしても気になったんが、濱の湯さんから見える西側の景色。
白線引かれた駐車場のに車をバックで停めると、車の後部にあるのは緑化されたスペース。そこにテント張ってる人の姿がちらほら。
風呂出てから確認したんやが、公園にもならんような緑化スペースっぽいが、完全にオートキャンプ場の体。
もしかして、ここベースに小浜港で魚釣りまくりて寸法か?てな感じなんやけどどうやろ?


そんなんしながら女性陣待つこと10分。飼い主様と海眺めながら今後の相談。
実はGW前から5.5は天気悪いて情報は知ってたん。せやから天気悪い中遊んで帰るんも子供らかわいそうかな?と。
数分の相談の結果、海鮮食うて帰る!てな事に。鯖寿司とエビの味噌汁がよっぽど美味かったらしい《笑
ネットで適当に探したら、すぐそば、車で5分程度のとこに海鮮丼食べさせてくれるお店発見。すぐに向かう。

小浜市小浜駅へ向かう国道沿い、時間は20:00。お目当てのお店「かねまつ」さんはビルに入ってるらしいから見つけるのに苦労するかと思えば、R162で小浜駅方向に走ってて明るく目立つのはそのビルだけやった。田舎万歳《笑

サクッとお店に入ると満席の順番待ち。先客も居るけど時間的にすぐ空くやろと待つこと10分・・・20分・・・30分?しっかり待たされた。
まぁ、この辺でまともな飲食店少なそうやし、待つのはしゃあないか思いながらメニュー見てスタンダードっぽい海鮮丼(正式な品名失念)注文。
厨房のそばに並べられてる焼き物やら煮物見て少考。焼きキンメダイが¥1500か・・・。
結局、キンメは我慢して席で待つんやが、待たされる待たされる。たっぷり20分くらい待ったかなぁ?
やっと出てきた海鮮丼は




美味い!




待たされたのはこんでチャラ!てくらい美味い。刺し身のプリプリ感に満足しながらちゃちゃっと食べ終えると、微妙に足りやん。
nnkか飼い主様が残すかと思いつつ、何気にキンメ見に行くと・・・




焼き鯖に化けてた《笑




値段は同じ¥1500やがこれはしゃあないやろってんで、おばちゃん捕まえて追加注文。
奥で温めて出てくるのに10分程かかってたんやが、一口食べれば全て許せる美味さ。
おーが自身、何年も前から飼い主様に「福井の鯖が食いたい」言うてた絶品の、時期外れ店内ヴァージョンなんやが、飼い主様とUKTは脂が凄いと驚く。



「こいつはまだ本気出しちゃいねぇぜ?」




と、夏の街角で串焼きされてる鯖の美味さ、脂の滴り具合を力説して、夏の鯖食いに来ようと約束してごちそうさま。

今も夏の商店街とか観光地でやってんのかなぁ?道端の焼き鯖実演販売。
なんも知らんといきなりかぶりついて、滴り落ちるっつぅか、飛び散るっっつぅか、大量の脂でTシャツ一枚ダメにしたのはいい思い出。

後でマイミクのおっくんさんに教えてもらったんやけど、結構な有名店らしいかねまつさんを後にしたらもう帰るだけ。
帰りの車で飼い主様と「魚食うなら福井か。うん、福井やな。」て納得した時点で、また福井に遊びに行く事決定。
下道でも3〜4時間で行けるから、今年は何回か行きそうやね。