opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

福島県沖 M5.9

先程23時50分頃 福島県沖 M5.9 震源の深さ約30kmです。

20時19分頃には、茨城県沖M5.5の地震もありました。
注意が必要です!

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追加です。2012.04.13 0:55

先程の地震による原発の状況です。

東北電力によりますと、この地震で、宮城県にある女川原発では、今のところ
新たに異常が発生したという情報は入っておらず、放射線量を測定している
モニタリングポストの値にも変化はないということです。
また、経済産業省原子力安全・保安院によりますと、福島第一原子力発電所
福島第二原子力発電所では、今のところ、新たに異常が発生したという情報は入っておらず、
放射線量を測定しているモニタリングポストの値にも変化はないということです。

いつもの「今のところ〜」の連発でした。

異常が無いに越した事はないのですが、
毎度毎度、定型文を繰り返されると疑いたくなります。

一応風向きも。

四号機使用済燃料プールの冷却システムの異常

また嫌なニュースです。

少し遅くなりましたが、ざっくりと。

4月12日東京電力福島第一原子力発電所四号機で12日午後2時44分ごろ、
使用済み燃料プール冷却システムの異常を知らせる警報が作動し、
ポンプが自動停止していました。

そのプールの中には使用済み燃料1331本が貯蔵され、もちろん熱を発し続けています。

廃棄物処理建屋1階で、燃料プールとつながっている配管接合部から放射性物質
含む水が約20リットル漏れているのを発見。建屋外への流出はないと。。。

配管には燃料プールの冷却水が流れており、
東電は「放射性物質濃度は1ミリリットル当たり数10ベクレル」と説明しています。


「建屋の外に出ていない」、「約20リットル、1ミリリットル辺り数10ベクレル」と、、、
本当に相変わらず適当な感じです。。。

但し、この手の数字や記事に麻痺しないで下さい!!

いつどのタイミングで関東から脱出すれば良いかと日々考え、、胃が痛くなります。


ざっくりで、すみませんが、メモと、いう事で。。。


数日間、さらの地震に対して警戒が必要です。
いつも以上に備えて、休みます。

2030年 原発ゼロになったら・・・

おはようございます。

あまり眠れないまま朝、、でした。

朝イチで原発の話題ですが、ちょっと気になりましたので
二社(毎日新聞とFNN)の記事をメモしておきます。

まずは、毎日新聞です。

▼『温室効果ガス:原発ゼロでも「25%減」 環境省、2030年試算を公表』
毎日新聞 2012年04月13日 東京朝刊

東京電力福島第1原発事故を受け、温室効果ガスの削減目標の見直しを検討している
環境省の中央環境審議会小委員会は12日、2030年の時点で発電電力量に占める
原発の割合をゼロにしても、温室効果ガスの排出量が1990年比で
最大25%削減できるとの試算を公表
した。

試算は国立環境研究所が実施した。2011〜20年度の平均成長率が実質2%程度で、
消費者物価上昇率が中長期的に2%で推移する「成長シナリオ」と、平均成長率が実質1%強で、
消費者物価上昇率が1%程度で推移する「慎重シナリオ」を想定。
両シナリオを、省エネの促進や太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入対策の
強度に応じてさらに3分類し、それぞれについて、
原発の割合が0%、20%、25%、35%の4パターンで試算した。

その結果、90年比の温室効果ガスの削減可能量は、
原発の割合0%=成長シナリオ5〜20%、慎重シナリオ10〜25%
▽同20%=成長シナリオ14〜29%、慎重シナリオ19〜33%
▽同25%=成長シナリオ16〜30%、慎重シナリオ21〜35%
▽同35%=成長シナリオ20〜34%、慎重シナリオ25〜39%
だった。

続いてFNNです。

▼『環境省検討会、2030年に原発未稼働なら温室ガス排出量は1990年比で約13%増と試算』
FNNニュース 2012年 04月13日 00時51分

環境省の検討会は、2030年に原発が稼働していない場合、温暖化対策などが
現在と変わらなければ、温室効果ガスの排出量は1990年と比べ、およそ13%増加するとの
試算を発表した。一方で、再生可能エネルギーを促進すれば、1990年と比べ、
25%の削減も可能としているが、対策費が62兆円かかるとしている。

これらを受け、政府は、夏までにエネルギー政策を決定する方針。

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まず見出しをパッと見てもその差が歴然です。
毎日新聞は『原発ゼロでも「25%減」』
FNNは『1990年比で約13%増と試算』と、打ち出しています。

内容も差があります。

まあ、FNNなので(苦笑)。

露骨に原発問題へのスタンスが分かる記事だと思い取り上げてみました。

いかがでしょうか?

しかし、どうしても、この手のCo2ビジネス関連は、うさん臭さ満載です。
他にやるべき事は沢山あるのにな〜と思います。

原発再稼働 野口さんはこう思う

北がミサイルを発射し朝から大騒ぎでしたが、失敗に終わったようです。
市ヶ谷に配備した物々しいあれと桜の映像が肩すかし感たっぷりでしたが。。。

それは、それで、、として、
昨晩4月12日、理解不能な事を喋る人を報道ステーションで見かけました。

前々から色々な意味で気になっていた登山家の野口健さんです。

原発再稼働 私はこう思う』に登場していました。

まず冒頭の1コマです。

これでもかっ!という、沢山のスポンサーに目がいきました。

「ん?東電?」。

違う写真で、ややアップの野口さん。

放送の内容をメモしていた方が居ましたので、転載させて頂きます。

よ〜く放送を観て聴いていましたが、私には何を言いたいのか全く理解出来ませんでした。


野口健「おそらくね、原発再稼働しなくても、この夏は乗り越えられると思う。
でも乗り越えられても本当には乗り越えられていないと思う。
使ってなかった火力を大量にバンバン燃やしてね、海外からエネルギーを大量に依存している。
海外からエネルギーを大量に依存するって、これは弱点ですからね」

登山家として世界をまたにかけ活動する野口氏。当面は火力発電が増えてしまうことによるリスク、
特に温暖化への影響が心配だと話す。

野口健「僕なんかは長年ヒマラヤの氷河が温暖化によって融解していくというのを長年、
いろいろな現場に行って調べてきて、原発の代わりに火力を増やしていくのは僕は違うと思っていて。
要は温暖化ということプラス自分の国で独自にエネルギーを確保できることは何かということですよね。
例えば、この地熱(発電)に大きくシフトするにしても、実際に発電できるまでに
約15年から20年前後かかると言われている。そういう意味で僕が再稼働に反対じゃないというのは、
次のエネルギーに移行するためにも、ある程度時間が必要ですから。
とはいっても、“じゃあ事故が起きたらいろいろ汚染するんじゃないか”と。あとはゴミの問題です。
核の廃棄物です。だから社会全体がどういうチョイス(選択)をするのかってところで、
すべてが正しいチョイスってないので。今すぐ原発を全部なくすのか、ならないですよね。
社会として、1億数千万人いるこの社会は明日も動いていかなきゃいけないし、
非常にこの原発の怖さを知りつつ、でも原発に頼っていかなきゃいけないと。
やっぱり日本人が腹をくくっていないんですよ。
あとね、物事をあまり深く追求してこなかったと思います。
例えば、鳩山由紀夫さんの(温室効果ガス)−25%。みんな飛びついたじゃないですか。
でもね、僕はびっくりしたんです。−25%とはどういうことか、あそこで原発を増やすことなんだって。

ただ、多くの人がそれを知らなかったって言うですよね。やっぱりどこかで他人事なんですよ。
じゃあ実際に電気代が上がっていく、工場を閉めますとなった時に、
自分の勤めている工場を閉めるとなっても、それでも脱原発と言いますかと。
僕は、この社会はそういう腹をくくれないと思ってますから。
脱原発と今は多くの人が言ってますが、それは長続きしないだろうなと。
事故があって、これをきっかけに、僕らはどういう社会が僕らにとって幸せなのかということを考える、
ある意味大きなチャンスだと思います。原発の事故は大変不幸なことですが、
不幸なことを不幸なこととして終わらせてはいけない」
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記憶に残っている方も居るかも知れませんが、
野口さんは原子力発電環境整備機構(NUMO)の広報としても活動をしていました。

色々なスタンスの方の意見を聴くコーナーだと思いますが、
何故か笑ってしまいました。

さらに、VTR明けの古館さんの表情も微妙な感じだったのが印象的でした(苦笑)。


※画像をアップしてくださった方、また文字起こしをしてくださった方。有り難うございました。

環境活動家のウソ八百

本の紹介が続きますが、この一連の流れで、一冊ご紹介致します。

2008年の『環境活動家のウソ八百』です。


(『環境活動家のウソ八百』 
リッカルド カショーリ(著)、アントニオ ガスパリ(著)、草皆 伸子(翻訳)洋泉社 新書 271ページ 価格798円)

バチカンの大学教授アントニオ・ガスパリ氏も参加しているので、やや片寄りはありますが、
ひとつの意見としては、ありかなと思い、その当時何度も読み返していました。

人口増加や優生学環境保護運動とくにグリーンピースや、WWFとの関係などは、
やはり海外目線と、日本人とは違う視点を教えてくれます。
地球温暖化の問題はもちろん、ほかに遺伝子組み換えなどなど。
環境問題を広く考えるには、参考になる一冊だと思います。

補足ですが、最近では、「武田邦彦氏推薦!」と打ち出しているそうです(苦笑)。

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昨日、近所の書店で、小出氏の本などをチェックして来ました。
とても分かりやすく、良さそうな内容でしたが、荻上チキさんが紹介していた
『貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える』は無かったです。
また違う書店でチェックしてきます。

ただ、ぷらぷらとチェックしている間に気になる本を発見しました。

講談社から1月に出版されました、
『地名に隠された「東京津波」谷川 彰英(著)』です。

津波に関しては、若干こじつけかな〜と思いましたが、
地名や地図好きな私にはたまらない内容でした!