「現在と未来の日本の政治考をえる」集いで語る

 今日、支部主催の「現在と未来の日本の政治を考える」集いが開催され、講師で約1時間ぐらい話をさせていただき、参加者から質問や意見も寄せられました。私が話をしたのは、「二つ転換」と「政治は変えられる」という内容です。第1は財界・大企業中心から国民の暮らし応援の政治への転換です。「アベノミクス」が日本社会にもたらしたものは、格差と貧困の拡大です。 
 「アベノミクス」でごく一握りの富裕層と大企業に巨額の富が集中する一方で、中間層が疲弊し、貧困層が拡大しています。その実態と格差と貧困をただす「4つの経済改革」を話しました。「所得の再配分」という考え方による応能負担にもとづいた税金の集め方改革、「社会保障、若者、子育て」中心の税金の使い方改革、「8時間働けばふつうに暮らせる社会」、欧州であたりまえとなっている「働くルール」の確立。産業構造の改革では「大企業と中小企業、大都市と地方などの格差是正」などの改革の中身を紹介しました。
 第2は「戦争する国」づくりから平和憲法をいかした政治の転換です。「政治は変えられる」という点では、野党共闘の到達点と展望について話しをしました。
 質問では、千島問題や野党共闘の問題が出されました。
 「集い」の後、午後から楠葉地域で対話活動をすすめましたが、休憩した「市民の森」で美しい菊を観賞しました。